たまにはダシール・ハメットの話しませんか
- 1 :名無しのオプ:2007/08/20(月) 01:13:30 ID:rPWCujm8
- 単独スレが立っててもいい作家だと思うんです。
とりあえずマルタの鷹とガラスの鍵は超名作。
- 823 :名無しのオプ:2009/07/05(日) 02:02:17 ID:+f/9toVQ
- wwこんなに笑ったのは小さいとき弟がブタにかみつかれて以来ですよ byオプin レッドハーヴェスト
特に
「芥川龍之介の犯罪」「キタ・セクスアリス」「ゴジラ対メカニックゴジラ」
「シエーン」「餅屋は餅屋」「エドガ―・ア・ランポー」「天知五郎」「陸五郎」
大賞は「キタ・セクスアリス」だなあww
こいつ、絶対「バブルがはじけて」というのを「バルブがはじけて」と言った口だろうなあw
- 824 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2009/07/05(日) 10:54:40 ID:qNAH9CPl
- 時代性だろうが、善悪の構図が一番はっきりとしているのがハメット作品という感あり。
ロスマクは渾然とした世界観になって来るし、後のノワールの作家では悪党が平然と
主人公を務める世界と相成る。
どの世界観が好みかは、読者次第か。
- 825 :名無しのオプ:2009/07/05(日) 11:11:46 ID:x8hh8vwN
- >>827
毎度次元の低い笑いだね。
- 826 :名無しのオプ:2009/07/05(日) 11:43:02 ID:+IZwuOmp
- >>825に「毎度次元の低い笑い」と罵られるレスとは何か?
↓
- 827 :名無しのオプ:2009/07/05(日) 12:18:33 ID:A8np36iD
- 「人間の阿呆」は直木賞を受賞したが、ミステリ風味の文学である。
- 828 :名無しのオプ:2009/07/05(日) 12:52:52 ID:x8hh8vwN
- なんてこった
- 829 :名無しのオプ:2009/07/06(月) 00:07:17 ID:j4Im/VDG
- >>824
物語上「善」側にいるやつが、
別に社会的正義をふりかざすわけではなく、
むしろ個人的なこだわりとかで結果的に「懲悪」する、
みたいな感じが、当時としては十分ノワール的だったんだろうね。
今は大なり小なり悪人じゃないと主役になれないようだがw
- 830 :名無しのオプ:2009/07/06(月) 00:24:50 ID:0dS/Exlz
- 臭うな
- 831 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2009/07/06(月) 21:23:21 ID:fK7hFxS5
- リチャード・スタークの悪党パーカーあたりは、悪党と冠されながらもストイックで颯爽と
した面が強い。だが、ジム・トンプスンの主人公は悪党どころか変質者じみた者さえおり、
エルロイになると悪と陰謀が跋扈する世界になる。
作品の良し悪しは別として、初めて読んだハードボイルド小説が「血の収穫」だった俺としては
ちと寂しい感もあり。
- 832 :名無しのオプ:2009/08/01(土) 21:53:01 ID:hV6/XDN/
- ttp://homepage1.nifty.com/y_nakahara/hammett13.html
- 833 :名無しのオプ:2009/08/02(日) 23:49:56 ID:Xyp96vgV
- ゴテゴテ塗りたくった油絵みたいな悪人ハードボイルドは、
エルロイでもう頂点まで行き着いたろ。
そろそろ、すっきり冷徹な私立探偵ものが復権しても、
いい頃のように思うよ。オプの仕事師ぶりが新鮮だぜ
- 834 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2009/08/03(月) 22:09:05 ID:nOI3YN+U
- ハードボイルドから派生した(?)ノワールは既にトンプスンで悪の極致に達していたかのように
思う。あんな逝っちゃてるキャラが主人公とは・・・という感あり。
しかし、善悪の区別が相対化しつつある現代で、典型的な汚れた街を行く孤高の騎士の物語を新作で書いても売れるかどうかは疑問だ。
- 835 :名無しのオプ:2009/08/05(水) 02:15:35 ID:i7mBzN5o
- どちらかというと、民間の軍事会社の方がやりやすいかもね→コンチネンタル・オプ型のタフガイ。
- 836 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2009/08/06(木) 13:01:03 ID:xo1c/z1Z
- 確かに、丁寧に取材して民間の軍事会社勤務の傭兵を主人公にしたハードボイルド連作
なんてのは現代的で面白いかと思う。
- 837 :あぼーん:あぼーん
- あぼーん
- 838 :あぼーん:あぼーん
- あぼーん
- 839 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2009/08/09(日) 14:15:40 ID:sMjpdPKD
- 前スレで書いている人もいたと思うが、
早川は新訳でハメット短編全集も出して当然だと思うのだが。
後継者チャンドラーのそれはあって、元祖のが無いってのは甚だ納得がゆかないものあり。
- 840 :名無しのオプ:2009/08/13(木) 02:38:20 ID:0FTxURer
- ハメットって、原書でも短編全集的なものはないですよねー。
チャンドラはあるのに。
チャンドラがつまらないという気はないけれど、世間の人気って不当に偏るもんだよなー。
- 841 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2009/08/13(木) 08:10:23 ID:CSf+/X9I
- 情緒に流されがちな傾向がある日本人が、
ハメットよりチャンドラーを好むのはわからないでもない。
ハメットのミステリは日本では好まれない西部小説の現代版といった感があり、
あまりにアメリカ的過ぎる世界観が受け入れ難いのかも。
- 842 :名無しのオプ:2009/08/13(木) 08:54:59 ID:/QrgG66X
- さすがは書斎さん!
並みの人間には創造できない至極の論考ありがとうございます!
書斎さんの前には全ての評論家、書評家は顔を青ざめ、裸足で逃げ出すこと必定です!
このスレの住民どもは書斎さんに跪いて教えを乞い今後一切逆らわずに神と崇め奉つれや。
- 843 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2009/08/13(木) 15:28:33 ID:CSf+/X9I
- ミステリではあるが「ダン・オダムズを殺した男」なんかは西部小説そのもの。
- 844 :名無しのオプ:2009/08/13(木) 23:20:50 ID:NpnuspP7
- 情緒のなさが売りなんだものな。
文体の印象からして、
当然にあるはず(と日本人なら考える)の
行間が、根こそぎはぎ取られてるんだから。
どうにも座りが悪いんだろうね。
- 845 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2009/08/14(金) 23:59:48 ID:9T0DO6L2
- 「ガラスの鍵」なんかは行間を読んでネドの心情を推理する楽しみはある。
だけど、日本人は同じハードボイルドスタイルでもチャンドラーやロスマクのように主人公の
心理がわかり易く、共感出来るものを好むようだ。
- 846 :名無しのオプ:2009/08/22(土) 01:39:46 ID:31OildQE
- 日本人がどうかなんて知らんが、俺はドライなオプが好き。
そして、レン・デントンのハリー・パーマーも、フランスのノワールも、好きだ。
- 847 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2009/08/22(土) 18:51:55 ID:eyTOahMZ
- フランスのノワールだと古い作だが、
オーギュスト・ル・ブルトンの「男の争い」ってのが面白かった。
今ならハードボイルドタッチのクライムノベルと称されたような作。
- 848 :名無しのオプ:2009/08/25(火) 18:19:18 ID:qn1XJS2I
- >>838
チャンドラーやロスマクの造形が日本人に受ける根拠は
どこにあると考えていますか?
- 849 :名無しのオプ:2009/08/27(木) 16:28:14 ID:gH197GgC
- >>848
ロスマクとチャンドラを一緒くたに語られてしまうのは抵抗あるなー……てのは、
ここがハメットのスレだということを考えれば筋違いの突っ込みか(^^;)(^^;)。失礼。
書斎氏の
>情緒に流されがちな傾向がある日本人が、
>ハメットよりチャンドラーを好むのはわからないでもない。
という指摘が、結局正解なんでないかという気がするなー。
とはいえ、書斎氏も
>ハメットのミステリは日本では好まれない西部小説の現代版といった感があり、
>あまりにアメリカ的過ぎる世界観が受け入れ難いのかも。
といったことは迂闊には結論せんほうがいいと思うな。
まあ、俺の方だってアメリカ文学史とかよくわからんので、
えらそうに指摘できる立場じゃないんだけどさ(^^;)(^^;)……
たとえば、「情緒に……」という文脈から、「西部小説の現代版」とつなげる論旨には、異議があるんだ。
だって、西部小説の世界だって「情緒」は最もありふれた要素なんじゃないの? って気がする。
たとえば、「復讐」なんかは、西部小説の典型的なテーマなんじゃないのかなー?
まあ、日本人にゃ、西部小説の実態はなかなかわからないっしょ。
翻訳もされていない膨大な小説群に一通り目を通すんなんてことは、
相当にヒマな人間でも簡単にできるこっちゃない。
それでも、西部小説がハードボイルドが生まれる母体となったってのは、きっと本当なんだろうけどね。
ただ、「情緒」を排したあの文体を通俗なパルプの世界に持ち込む、ってのはハメットの独創だったんじゃねーの?
その文体自体は、当時のアメリカ文学の最新のトレンド(ヘミングウェイとかだよな)だったんだろうけどさ。
うーん、根拠もなしに勝手な推測並べてるだけだって? そうだねぇ(^^;)。
いいかげんなことばっかで、ごめん、だ(^^;)(^^;)……
いや、失礼した。
- 850 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2009/08/27(木) 23:35:44 ID:MGYWntJi
- >>849
西部小説を一括りにして語るのはまずいという意見はわかるのだが、
君のレスには西部小説より西部劇のイメージが強くないかというものを感じさせる。
機会があれば、今でも入手可能性がある「駅馬車 西部小説ベスト8」(ハヤカワ文庫)という
作品集を読んでみて欲しい。
表題作はジョン・フォードの「駅馬車」の原作だが、映画の牧歌的なイメージはなく、
淡々としたクールなタッチが印象的であった。
長編(ボリューム的には中編だが)「シェーン」の原作も読んだが、これも映画のタッチとは
異なる抑制された雰囲気のものであった。
ハメット作品のテーストは、後継と言われるチャンドラーやロスマクよりも、
一例ではあるが、どうも上記の作品等との似たものを感じさせるのである。
- 851 :名無しのオプ:2009/08/28(金) 00:57:26 ID:wFrXOu6J
- >>850
ハメットスレでジョン・フォードの原作やシェーンの原作を推奨する意味が
解りませんね。私は情念が大嫌いなので、そういう括りからは遥か遠いハメットの
魅力だけを語ってほしかったのです。
- 852 :名無しのオプ:2009/08/28(金) 02:49:01 ID:Dgw7FqR4
- よく知らない、としながら
>西部小説の世界だって「情緒」は最もありふれた要素なんじゃないの? って気がする。
と返したのは悪いと思うね。
「復讐」が西部開拓時代の「論理」ではなく「情緒」だとするなら、
ハメット物の「意地」が「情緒」でなく禁酒法時代の「論理」だ、
というのも弱い気がするわ。
- 853 :名無しのオプ:2009/08/28(金) 09:01:12 ID:Z9ezpBLQ
- 馬とそれにレスする奴との会話だぜ?
中身がメチャクチャなのは当然じゃないかw
- 854 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2009/08/28(金) 21:11:56 ID:aWIrzXdv
- 「荒野の用心棒」はその製作経緯からして当然として、
「夕陽のガンマン」「続夕陽のガンマン」・・・この辺のアメリカ人が主役を演じていた頃の
最初期マカロニウェスタンにも、ハメット風のドラスティックな魅力を感じさせるものがある。
後期作品では、ヘンリー・フォンダ、チャールズ・ブロンソン等が主演した「ウェスタン」か。
マカロニウェスタンではおなじみリベンジがメーンテーマではあるのだが、
後のイタリア人俳優(フランコ・ネロ、ジュリアーノ・ジェンマ等)主演による、いかにも日本人好み
の暗い情緒溢れる作品群に見られるものとは、一線を画すクールさが印象的であった。
さて、本家の西部劇では、ハメットファンに見てもらいたい作が1本、BS2で来月オンエアされる。
ジョン・スタージェス監督「墓石の決闘」である。
これもリベンジ譚でありながら、西部劇らしい情緒や牧歌を強調しない淡々としたクールな
タッチが魅力な異色作だ。
9月9日(水)午後1時のオンエアゆえ、録画して夜楽しむも良し。
- 855 :名無しのオプ:2009/08/28(金) 21:15:49 ID:LM9gL/b4
- 以上、お知らせでした。
- 856 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2009/08/29(土) 19:13:59 ID:Vvm91f8G
- マーロウやアーチャーが一般のハードボイルドの探偵のイメージどおりのカッコ良い男なのに
対して、
コンチネンタル・オプは小太りの中年男(筋肉質だとは思うが)、
アレグザンダー・ラッシュは世界一の醜男探偵と折り紙つき、
この辺のルックスの相異も日本での人気に差が出た要因のひとつという気もする。
女性読者に限らず、男性読者にはある意味で憧れの存在である現代の孤高の騎士は
見た目も良くあって欲しいという願望があるのかもしれぬ。
- 857 :名無しのオプ:2009/08/29(土) 19:20:25 ID:y3WhMi0/
- あちこちのスレから泣きながら逃げだした書斎林、またニワカ丸出しの
浅い知識の大安売りを始めていますね。
ここもしたばにスレが立つのかなww
- 858 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2009/08/29(土) 23:45:50 ID:YPwv5ge4
- 7月にオンエアがあったばかりではあるが、
ハメットファン好みと思われる作では、
9月27日(日) 午前1時 「続夕陽のガンマン 地獄の決闘」。
しかし、西部劇やマカロニウェスタンがヒットした日本で、1度として西部小説ブームと呼べる
ような現象は無かった不思議。
どこかでハメット不人気(チャンドラー、ロスマクとの比較度合いではあるが)と繋がるものが
あるやに思われる。
- 859 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2009/08/31(月) 21:29:21 ID:1vQi5dUS
- ハードボイルド御三家には、「デイン家の呪」「高い窓」「別れの顔」と、
それぞれに程度の差はあっても、探偵が若い娘に入れ込むエピがあるのが面白い。
各作家の著作中ではいずれもマイナーな位置付けにあるのが共通項か。
マーロウやアーチャーは若い子にジェントルでも絵になる感じだが、
オプの場合は・・・まあ、俺はオプ大好きだけど。
- 860 :名無しのオプ:2009/09/01(火) 09:48:58 ID:tS8cn6Q8
- デイン家の新訳、小鷹さん進んでるのかいな?
好みの作品でなさそうだから、あまり乗り気でないんだろうか…
バカミス好きの俺は待ってるぜ!
- 861 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2009/09/01(火) 21:45:03 ID:+cYZ+TCU
- 村上訳を見る限り、デインはバカミスではない。
ハメットが書いた謎解き色が濃い怪奇探偵小説だから、
これだけでも十分に異色作とは言えるが。
- 862 :名無しのオプ:2009/10/05(月) 11:05:14 ID:hFDqKUpa
- 11月上旬にいよいよハヤカワのデイン家出るらしい
本やタウンの文庫近刊情報に載ってる
- 863 :名無しのオプ:2009/10/05(月) 12:36:48 ID:mrlmj/Hb
- 11月「デイン家の呪い」ダシール・ハメット 小鷹信光訳 ハヤカワ・ミステリ文庫化
ttp://www.honya-town.co.jp/hst/HT/kinkan/bunko/06_b.html
- 864 :名無しのオプ:2009/10/06(火) 16:41:42 ID:JTcMcmmz
- 売れないほうに30万ペソ
- 865 :名無しのオプ:2009/10/10(土) 21:21:06 ID:HYxSJu4D
- >>863
やあ本当に新訳が出るとはねえ
うれしいな
勿論 即買います!
ついでに新訳で短篇全集も出版してもらえないかな?
創元推理のは永遠にあのままみたいだから
「闇から来た女」も正しい訳で出し直してほしい
- 866 :名無しのオプ:2009/10/10(土) 21:37:38 ID:tcyPKilS
- この機会に品切れのハヤカワ文庫は復刊して欲しいぞ
- 867 :名無しのオプ:2009/10/10(土) 22:16:25 ID:Cc3DpDTm
- 船戸与一訳の「闇から来た女」、小鷹信光が昔相当批判したらしいけど
どんな所がだめなの、誤訳が多いとか勝手に文章を加えているとか
- 868 :名無しのオプ:2009/10/11(日) 01:39:19 ID:7AEIv0/L
- 小鷹信光がちくま文庫で出してる本にかいてるよ
誤訳が多い
- 869 :名無しのオプ:2009/10/11(日) 10:18:59 ID:/aYXmafN
- たしかにあれは誤訳多い 下訳の出来が悪かったんだろうが…
それに訳者が勝手に視点を変更してしまってる箇所もあったはずだよ
- 870 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2009/10/17(土) 16:12:15 ID:+M5o64yb
- ハメットファンは、シャーロック・ホームズ・シリーズ第4長編(最後の長編でもある)「恐怖の谷」の第2部はチェック済み?
意外や、ハードボイルドタッチの西部小説、正にオプの世界だ。
- 871 :名無しのオプ:2009/10/17(土) 16:14:27 ID:sSU53q09
- 次。
- 872 :名無しのオプ:2009/10/18(日) 00:56:39 ID:h69eYSLh
- >>870
読んだよ。
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