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どうせヒキだし小説書こうぜ

1 :(-_-)さん:2010/06/10(木) 17:37:36 ID:???0
このスレに投稿するもよし
他のサイトで公開するもよし
本格的に商業作家目指すのもよし
とにかく小説書くことに興味があるヒキおいで

2 :(-_-)さん:2010/06/10(木) 17:54:03 ID:???0
そんなわけで帰り道にある公園にきたのである

3 :(-_-)さん:2010/06/10(木) 19:32:06 ID:???O
帰り道という事はどこかに属しているという事だな
つまり
>>2は学生か社会人
ヒキ板、つまらないレスを考慮すると学生という可能性が極めて高い

4 :(-_-)さん:2010/06/10(木) 19:39:39 ID:???0
良スレ上げ

5 :(-_-)さん:2010/06/10(木) 19:42:18 ID:???0
>>1です。
自分は商業作家を夢見ていて、現在小説の構想考えてます。
まだ一本も書き上げたことがないのでアドバイスとかもできませんけど、
同じような感じで小説書いてる人はどんな内容でもいいから書き込みどうぞ。

6 :(-_-)さん:2010/06/10(木) 19:55:19 ID:???0
>>3
2ちゃんでは有名なホモマンガのコピペだよ
これだから携帯は

7 :(-_-)さん:2010/06/10(木) 20:07:40 ID:???O
知らないな

8 :(-_-)さん:2010/06/11(金) 10:23:35 ID:???0
家庭訪問に来た先生を、冷蔵庫で保管する話

9 :(-_-)さん:2010/06/11(金) 12:10:01 ID:bSiZStoa0
あげ

10 :(-_-)さん:2010/06/11(金) 12:26:12 ID:???0
売れてるライトノベルをパク、いや参考に書くだけでメジャーデビューできるらしいな

11 :(-_-)さん:2010/06/11(金) 12:28:45 ID:???0
売れてるライトノベルって
村上春樹とか東野圭吾のこと?

12 :(-_-)さん:2010/06/11(金) 12:32:03 ID:???0
>>10
引用してもバレないっぽいね。漫画もそうだけどさ
作家としての信頼はなくなるけど編集もそこまで仕事はしないらしい

13 :(-_-)さん:2010/06/11(金) 12:39:51 ID:???0
他人のブログを出版して、メジャーデビューできる時代だから

14 :(-_-)さん:2010/06/11(金) 12:45:42 ID:???0
哀川先生はばれてるじゃないかw

15 :(-_-)さん:2010/06/11(金) 12:47:51 ID:???0
>>12
バレないのに信用失うってことは、他に原因があるんじゃないか

16 :(-_-)さん:2010/06/11(金) 13:14:58 ID:???0
>>15
出版の段階でってことさ

17 :(-_-)さん:2010/06/11(金) 14:03:30 ID:???0
一行小説作ろうよ

18 :(-_-)さん:2010/06/11(金) 19:18:17 ID:???0
そんなわけで帰り道にある公園にきたのである

19 :(-_-)さん:2010/06/11(金) 19:37:12 ID:???0
するとそこにはブランコに乗った幼女がいた

20 :(-_-)さん:2010/06/11(金) 20:12:15 ID:???0
「やらないか」

21 :(-_-)さん:2010/06/12(土) 03:33:13 ID:???0
ヒキる前は2chの専門板とかでよく長文の議論もしてたんだけど
今は持論を文章に起こそうと思っても支離滅裂なものしか出来ないから
どうしても無意味な一行レスに逃げてしまう

文章だけじゃなくヒキり出してから日本語そのものの使い方がおかしくなってきた気がするんだが
小説が書けるまでに文章力を回復させようと思ったらどうしたらいいんだろうか



22 :(-_-)さん:2010/06/12(土) 04:05:29 ID:???0
ニートが多い板でも言葉遣いの怪しい人をよく目にします。
言葉遣いが怪しい、と言っても外人さんのようなたどたどしさではなくて
話の突然の飛躍や、微妙だけれどもとても気持ちの悪い日本語の表現、用法のミスが目立つのです。

やはりヒキorニート生活をずっと続けてると
頭のネジが何本か飛んでしまってまともな文章を書けなくなるのでしょうか。

小説家志望の>>1さん
もしヒキりながら文章力を維持、向上させ
る方法をを何かご存知でしたらどうかご教示ください。

23 :(-_-)さん:2010/06/12(土) 14:24:13 ID:???0
すると彼女は雑木林に逃げ込んだ

24 :(-_-)さん:2010/06/13(日) 11:21:54 ID:???0
仕方がないので、臓器林に火をつけた。

25 :(-_-)さん:2010/06/13(日) 13:18:06 ID:???0
「あっ」って言った。

26 :(-_-)さん:2010/06/13(日) 13:32:01 ID:???0
地球は爆発した。

27 :(-_-)さん:2010/06/13(日) 14:16:14 ID:???0


28 :(-_-)さん:2010/06/13(日) 18:53:17 ID:???0
>>21,22
書くしかない。
小説の文章作法なんてググればすぐ見つかるだろう。
そんなことよりどんどん書くしかないのだ。


29 :(-_-)さん:2010/06/13(日) 19:36:34 ID:???0
長文書こうとすると文章が破綻してしまうお


なんとか短編小説くらいは書けるようになりたいもんだ

30 :(-_-)さん:2010/06/13(日) 22:16:14 ID:???0
発表したら逮捕されそうなものしか書けない

31 :(-_-)さん:2010/06/13(日) 23:13:08 ID:???0
アングラ小説いいじゃん

32 :(-_-)さん:2010/06/14(月) 06:07:30 ID:5DO/+rD20
ところでおまえら親死んで小説家にもなれなかったらどうする?
30くらいになったら介護の資格でも取りに行くか?
別に職なんて全部いっしょと思ってるし。

33 :(-_-)さん:2010/06/14(月) 09:06:13 ID:???0
そういう話題は仕事探しスレかアルバイトスレでしたほうがいいよ

34 :(-_-)さん:2010/06/14(月) 09:41:28 ID:???0
「種というのは、物事の芽という意味で、それが悪い方に働くか善い方へ作用するかは関係ないことなんですよ。
長屋に呪縛霊のように住み続けるおせっかいなキヨばあさんと皆口々に言いますが、
キヨばあさんだってその鈴木家では種のような存在なんですよ。だからその芽を刈ることはやはり賛成しかねますね。
もちろん慣例はどこにもありやしませんし、そんな因習が”芽”ではないというのは十分に承知です。
これでもキヨばあさんを悪く言うのであれば、それはもともとの種、なかんずく、御先祖様を悪く言うことになりますよ。
それでいいのですか。」
周囲の沈黙は僕の成長を止めなかった


35 :(-_-)さん:2010/06/14(月) 12:10:26 ID:???0
今、自伝っぽい何かを書いた
次レスから投下したいと思う
もしよかったら、読んでほしい
感想もくれたら、多分泣いて喜ぶ

>>34
つまり、長屋の皆がうるさいと評判のキヨ婆さんを追い出そうとしているんだな、それを僕が止めていると
うーん、きっと上の文は、長い話の一部分なんだろうから、それだけじゃ、どういう前後関係があって僕がそのセリフを言うことになったのかは、よくわからなかったんだ
ただ、長屋の中でキヨ婆さんの立場は、とても弱いものになっていて、僕は、色んな理屈を並びたてて婆さんを守ってやろうとしているんだな
そして、多分僕の理屈は、周囲の人間に受け入れられようとしている
やるじゃないか、僕
どんなに小憎らしくても、弱い婆さんを守ってやろうとする意見は立派なもんだと思う
話の全貌や、続き等があったら、ぜひ聞かせてもらいたいよ

……なんて、偉そうに語ってすまそ

36 :投下1:2010/06/14(月) 12:11:28 ID:MfzfsM0Q0
自分は、よく逃げる人間だ。
 何でこんなに弱虫なんだろう。何度も何度も自分自身に聞いた、だけどちゃんとした答えはとうとう出てこずじまいだった。
 そのたびに自分は、自分自身を嫌いになって行った。
 そうして、今日も夜が明ける。
 夜中に眠る事をやめてから、もう半年以上の年月が経過していた。真っ暗闇には恐怖しか浮かばない、ならばいっそのことと、眠ることをやめて時間つぶしに終始した。
 もちろんこれほど愚かなこともない。夜眠らなくて、人間いつ休むというのだ。
 すぐに昼間の活動に支障が出た。自分は学校に行かなくなった。 
数少ない友人がいてくれたサークルの仕事も投げ出し、顔すら出さなくなった。始めのうちはうるさく鳴り響いていた携帯電話も、電池パックを抜いてからはすっかりおとなしくなった。
はじめのうちこそ訪ねてくれた友人もいたが、この頃はとんと、アパートのドアをたたく者もいない。
 そうとも、自分は人間の屑である。
 何故生きているのだろう、自分自身の力で生きているわけではないというのに。その負い目が、また自分を追い詰める。
 自分は屑だ。自分は醜い。自分は人より劣っており、故に孤独だ。
 そんな思いから、解放されることがない。常に、常に。寝ているときと食事のとき以外。正気でいる間ずっと。
 すぐに人目が気になってしょうがなくなった。
 ついでに、外に出歩く気すらもなくなった。
 一方自分の目の前には、それ一枚で世界の裏側まで映し出す魔法の画面がある。
魔法というのはいささかいいすぎであったが、つまりはパソコン一台、インターネット一本あれば、人間は永遠の退屈から救われることを学んでしまった。
 そうとも、電子の画面を手に入れたことにより、人間は重い書物にうずもれる必要性から解き放たれ、世界中の人間で一つの図書館を共有することが出来るようになったのである。
その果実を受け取らずして、誰が現代人を名乗れるというのだ。
 ――そんな理屈をこねくり回している間だけは、自分が背負っている罪の重さに無自覚でいられる。
 現実を忘却し続けることが、何よりも幸せだと感じてしまう。
 自分は結局その程度の人間だった。
 その認識は多分一生変わることはない。
 この狭い部屋の外に自分が活路を見出さずにはおれなくなるまで。


37 :投下2:2010/06/14(月) 12:14:07 ID:???0
人間の扱う情報には、二種類ある。
 一つは、人間が自分自身で手に入れてきた情報、つまりは一次情報という奴だ。となればもう一つの名前は二次情報と決まっている、つまり他人が収集してきた情報の又聞きである。
 自分は、本好きな人間である。小さなころから、ずっと本とばかり付き合ってきたし、いわゆる読書狂としての、自覚やプライドのようなものも持っている。
そのプライドというのは、自分の脳みその中身、つまり、これまでの人生全てをかけて集めてきた知識の量に対するプライドとしての側面も、持っている。
もちろん専門分野となればとても専門家にはかなわないが、それでも、客観的に見て一般の同世代の人間よりはよっぽど物知りな人間であるはずだ、自分は。
そんな自分にとって、自由に使えるインターネット回線を手に入れられたということは、願ってもない奇跡と同義だった。
そのことへの気づきが、これまでプライドに凝り固まってきた自分を根底から揺るがした。天狗になっていた鼻を、根元からへし折られたといってもいい。
一方的に話を聞くことはできても、集団行動が出来なくなっていた。出された課題から、自ら学びとることが出来なくなっていた。
コミュニケーションがまともに取れない人間であった自分にとって、社会生活は牙を剥く怪物と同じに見えた。
もしかしたら、大学に合格した日に、全ての気力を使い果たしてしまっていたのかもしれない。惰性でくすぶっていた火種は、今では小さな燃え滓にになって部屋の隅に転がっている。
今ではただ、貝のように口を閉ざして、何を聞かれても首を横に振るだけの駄人間が自分である。
本当にそれだけである。
何の展望も見えない。
動けない。
どれだけページをめくっても尽きることのない本を、寝床から数歩もあるかない場所に置いておくのと同じことだ。
自分がこの不思議な書物の魅力にはまりこむまで、ひと月もかからなかったと思う。
そう、そんな自分だから。自分だから、自分の中にある二次情報の蓄積量は、絶対に他者の及ばないところにあると自負できる。
テキストチャットを用いてなら、大抵の話題には、ついていけるはずだ。
あくまでも書面を通してなら。
しかし、そうやって本とばかり仲よくしていくデメリットに、子供時代の、青少年時代の自分は気づくことが出来なかった。

38 :投下3(終):2010/06/14(月) 12:15:47 ID:???0
今になって、まともに他人とコミュニケーションが取れないことに気がついた。
周りの人と話すことが出来ない。
表情も乏しい、見た目にも気なんか使わなかったから引け目ばかり。
まともに人と話した時間が、人生の中で何時間あっただろうか。
他社と比較して、圧倒的な、一次情報の不足。
木登りのやり方を知っていても、実際に気に昇れる腕力がない。
逆上がりの仕方は分かっているのに、どう身体を動かせばいいのか、筋肉が把握していない。
一人では、好きなことすら続けられない。
どうせその程度。
そのことへの気づきが、これまでプライドに凝り固まってきた自分を根底から揺るがした。
天狗になっていた鼻を、根元からへし折られたといってもいい。
一方的に話を聞くことはできても、集団行動が出来なくなっていた。
出された課題から、自ら学びとることが出来なくなっていた。
コミュニケーションがまともに取れない人間であった自分にとって、社会生活は牙を剥く怪物と同じに見えた。
もしかしたら、大学に合格した日に、全ての気力を使い果たしてしまっていたのかもしれない。
惰性でくすぶっていた火種は、今では小さな燃え滓にになって部屋の隅に転がっている。
今ではただ、貝のように口を閉ざして、何を聞かれても首を横に振るだけの駄人間が自分である。
本当にそれだけである。
何の展望も見えない。
動けない。
もう一度言う。それだけの存在が自分だ。
自分なのだ。

39 :(-_-)さん:2010/06/14(月) 12:22:52 ID:???0
うわっ、途中で抜かした文があった
死にたい、だけど修正させてほしい

 【投下2】 五段落目「そんな自分にとって、」〜六段落目「そのことへの気づきが、」の間に、以下の文を挟んで読んでください

どれだけページをめくっても尽きることのない本を、寝床から数歩もあるかない場所に置いておくのと同じことだ。自分がこの不思議な書物の魅力にはまりこむまで、ひと月もかからなかったと思う。
そう、そんな自分だから。自分だから、自分の中にある二次情報の蓄積量は、絶対に他者の及ばないところにあると自負できる。テキストチャットを用いてなら、大抵の話題には、ついていけるはずだ。あくまでも書面を通してなら。
しかし、そうやって本とばかり仲よくしていくデメリットに、子供時代の、青少年時代の自分は気づくことが出来なかった。
今になって、まともに他人とコミュニケーションが取れないことに気がついた。周りの人と話すことが出来ない。表情も乏しい、見た目にも気なんか使わなかったから引け目ばかり。まともに人と話した時間が、人生の中で何時間あっただろうか。
他社と比較して、圧倒的な、一次情報の不足。
木登りのやり方を知っていても、実際に気に昇れる腕力がない。逆上がりの仕方は分かっているのに、どう身体を動かせばいいのか、筋肉が把握していない。
一人では、好きなことすら続けられない。どうせその程度。


40 :(-_-)さん:2010/06/14(月) 15:29:44 ID:???0
>>36->>39
小説と呼ぶには人物や生活の描写が足りない
具体的なエピソードもなく、「それだけの存在」「どうせその程度」と
書かれてもこっちはよくわからない

1行目の文からして間違ってる
「自分は、よく逃げる人間だ。」
自分と人間って重複してる

厳しいこと書いて申し訳ない

41 :(-_-)さん:2010/06/14(月) 16:41:43 ID:???0
今このスレ発見して書き込もうとしたんで直前の投下と関係ないが、
ニートや引きこもりがニートや引きこもりの小説を書いても不利らしいぞ。
でも引きこもりがダメという意味ではなくて、実体験を元にしたものしか書けないのではと推測されて不利と。
だからリーマンがヒキ小説を書くのはありで、逆にヒキがビジネス小説書くのもあり。自分とは違う立場のキャラとか舞台で書くといいらしい

42 :(-_-)さん:2010/06/14(月) 16:50:23 ID:???0
・字下げがしてあったりしてなかったり。
・始め→初め 他社→他者 気に→木に
・「そのことへの気づきが〜動けない。」
 なぜ二度言う。
・読書狂のお前がインターネットをしただけでなぜプライドを傷つけられ、ヒキったのか今いち
 よく分からない。

これって作品じゃなくて文章の練習だよな? 文章の練習として初めて書く文ならば、これ
でいい。この調子で頑張ってくれ。

43 :(-_-)さん:2010/06/14(月) 17:35:21 ID:???0
ハルヒの1巻読んで真似してハルヒが忘れ去られる10年後に送るといいよ
今はまだハルヒもどきがたくさん送られてくるらしい

44 :36〜9:2010/06/14(月) 20:30:30 ID:MfzfsM0Q0
うーん、当然の評価だとは思うけど、大不評のようでちょっとしょんぼり来てしまった
書式・変換ののミスとか、コピペミス(突然データが消えたりしないように、ワードで書いたものを切り貼りしているため起きた)
みたいな、初歩的なミスは、本当に自分の落ち度で起こったことだ、申し訳ない

いまさら、後だしじゃんけんをするようで申し訳ないけれど、確かにこれ、「小説」じゃないよなぁww
もっともらしいいい方をすれば、私小説というか、随筆というか、感情に任せたただの書きなぐりというか
人様に読んでもらって、楽しんでもらうための、エンターテイメント性のある文章でなかったのは、事実だった
自分のオナヌーショーにつき合わせてしまったってことだよな、これもまた申し訳ない

そのうえで、反論というか、個人的に、納得いかねぇなぁってところを、解説というか、説明させてほしい
何言っても後だしなんだけど、せめて、自分で書いたものに責任持つっていう自己満足をしたいんだ

>>40
一段落?目は、おっしゃる通りだと思う、説明する力が無かったんだよなぁ
でも、自分と人間って、重複してるかなぁ?  「自分」って存在=「よく逃げる人間」って、定義づけをしたくて、ああいう文になったんだ
もし間違いなのだとすれば、なんて書けば間違いじゃなかっただろうか?

>>42
点3個め この文に出てくる「自分」は、本とかネットとかでいくらでも知識を得ているから、「自分はだれよりも物知りだ」っていう自負があったわけだな
でも、その知識っていうのは、又聞きの知識(=文中の言葉なら二次情報)だった
つまり、自分自身で身体を動かして会得した知識と、本ばかりよんで得た知識とでは、圧倒的な質の差があるんだよ
「自分」は、もともと希薄だった第三者とのつながりの中で、その、今さら埋められない質の差を悟っちゃうの
今までの本漬け人生はなんだったんだと、人間関係のある世界に絶望する で、人との交流をやめちゃうの 意思表示もしないし
そうすると、「自分」にとってのネットの役割が、「知識を得るためもの」から、「暇つぶしして忘却するためのもの」に変わってしまい、泥沼化
(↑この仕掛けが、もっとはっきり見えるようにすべきだった)


こんなこともあろうかと、もう一作作った 後で投下するかも

45 :(-_-)さん:2010/06/14(月) 20:52:37 ID:???0
こういうのってブログに載せるもんなの?
プロ目指してる人もそんな感じ?

46 :(-_-)さん:2010/06/14(月) 21:25:33 ID:???0
自分は、小説投稿サイト使ってるよ
グーグルで、 小説 投稿 って検索すると、後はよりどりみどり

あと、ついったで宣伝すると、お客さんの入りがすごいwww

47 :投下1:2010/06/15(火) 18:05:03 ID:YHcLO6bU0
 公園は、そこだけがまるで別世界みたいに、シーンと静まり返っていた。
 とは言っても、こんなにぽかぽかした日曜日の昼間から、誰もいないってわけじゃない。
 公園にいる人は、ほとんど僕ら五人の周りに、扇状に座ってくれている。
 家族連れ、学生カップル、おじいちゃんおばあちゃん。沢山の人が、僕らの周りを囲んでいた。
 皆、今日の公演のお客さんとして、集まってくれているんだ。
 そう、僕ら『きらめき音楽隊』の、最後の演奏会を聴きに。
 こうやって、お客さんが作ってくれる、期待を込めた静寂っていうのは、僕ら演奏者にとって心地よく、ほどよいプレッシャーに感じられる。
 自然と、この人たちのためにいい演奏をしなきゃって思ってしまうんだ。
 僕ら、5人の仲間。『きらめき音楽隊』は、最後の準備に入っていた。
 うっすらと目に涙をためて、精一杯背伸びし、トランペットを構えたちあちゃん。
 愛用のクラリネットの角度を、何度も、何度も確かめている直規君。
 奈美さんは、いつものようにハイヒールの片足に重心を乗せて、かっこよくアルトサックスを咥えている。こんな日でも、自然体だ。
 かと思うと逆に、いつもは頼れる存在であるトロンボーンの陽平が、今日ばかりは、頬っぺたをこわばらせて、少し緊張しているようだ。その気持ちは痛いほど分かる。
 そして僕。皆の中で一番頼りないって言われる良。これで、5人組の音楽隊が完成する。


48 :投下2:2010/06/15(火) 18:05:44 ID:???0
 僕は、体に巻きつく白いコブラのような、大きなラッパを支えながら、しっかりと立っていた。
この楽器の名前はスーザフォン。直径1メートルもある大きな朝顔を持ち、一番低くて一番大きな音が出る。音楽隊にとって、縁の下の力持ちだ。
 この3か月間、ずっと苦楽を共にしてきたこの楽器。大好きな楽器。
しかし、僕がこの楽器を吹けるのも、今日が最後だ。
 僕らにとって、今年最後の、そして一生、次はこないかもしれない合奏が、今始まろうとしている。
 ちあちゃんが、皆の目を見回した。彼女の合図が、始めの一拍目になる。そうしたら、公演が始まる。曲が始まる。もう二度と戻ってこない時間が始まってしまう。
 だからこそ……僕は後悔したくない。
 後悔なんか絶対しないんだ。
 みんなの視線がちあちゃんに集まる。ちあちゃんが楽器を少し持ち上げて下ろす。その動作に合わせて全員が肺いっぱいに息を吸い込み。
 ――高らかなファンファーレが、青空に抜けた。


49 :(-_-)さん:2010/06/15(火) 19:12:37 ID:???0
こういう長文かける人すごいと思うけど、それよりも
読む人はもっとすごいと思う。

50 :(-_-)さん:2010/06/15(火) 19:41:40 ID:???0
今日もオナニーするぽ
エロ動画サイトめぐりをはじめるヒキ。
「あぁ、こんなセクロスしてみてぇ」
童貞のヒキは今日も幻想を胸に抱いてオナニーをするのであった。


51 :(-_-)さん:2010/06/15(火) 20:27:04 ID:???0
シコシコピュッピュッ

52 :(-_-)さん:2010/06/15(火) 20:39:13 ID:???0
>>49
同意。終わってるよね。

53 :(-_-)さん:2010/06/16(水) 01:46:26 ID:???0
>>46
教えてくれてありがとう

54 :(-_-)さん:2010/06/16(水) 05:25:12 ID:???0
>>52
終わってねえよ

55 :(-_-)さん:2010/06/16(水) 09:06:46 ID:???0
むしろ始まった

56 :(-_-)さん:2010/06/17(木) 11:51:01 ID:???0
今日は雨が降ってるぽ
巨乳なお姉さんたちの胸元が湿っている妄想をするヒキ。
気がつくと右手を動かすヒキであった。
シコシコピュッピュッ
それにしても部屋の匂いが酷いのである。
独特な匂いが漂っているのである。
女性とセクロスすると愛の結晶の匂いがするのであるか?
想像して勃起するヒキ。
またオナニーをするのであった。
シコシコピュッピュッ

57 :(-_-)さん:2010/06/17(木) 20:02:46 ID:???0
その時だった。
「まさおーご飯よ」
ママンが入ってきた。
シコシコするヒキを見て硬直するママン。
シコシコピュッピュッ。ヒキは構わず続けた。
なぜかママンの顔が真っ青だ。
「ナンデダロ〜ナンデダロ〜」
ヒキは小声でつぶやきながらシコシコピュッピュッ。

58 :(-_-)さん:2010/06/18(金) 12:27:00 ID:???P
         / ̄\
        |     | < きが くるっとる
         \_/
         _| |_
        |     |

59 :(-_-)さん:2010/06/18(金) 15:01:10 ID:???0
ママンはつぶやいた
「きが くるっとる」
それでもヒキは構わずシコシコピュッピュッ
日が暮れて夜になったよ
シコシコピュッピュッ

60 :(-_-)さん:2010/06/18(金) 16:35:53 ID:???0
         / ̄\
        |     | <
         \_/
         _| |_
        |     |

61 :(-_-)さん:2010/06/19(土) 23:35:37 ID:???0
         / ̄\
        | o o  |
         \_/

  −−−−−−−−−死んだ

         _| |_
        |     |


62 :(-_-)さん:2010/06/21(月) 01:31:53 ID:???0
「まさおーご飯よ」
ママンにオナニーを見られながらシコシコピュピュッする変態じみた夢をみた。
夢を思い出しながらオナニーをはじめるヒキ。
一発抜くと、ヒキの脳裏にある思いがよぎった。
正夢?
まさか、そんなわけない。
馬鹿にしつつも半信半疑でオナニーを再開するヒキ。
その時だった。
「まさおーご飯よ」
ママンが入ってきた。
シコシコするヒキを見て硬直するママン。
シコシコピュッピュッ。ヒキは構わず続けた。
なぜかママンの顔が真っ青だ。
「ナンデダロ〜ナンデダロ〜」
ヒキは小声でつぶやきながらシコシコピュッピュッ。

63 :(-_-)さん:2010/06/21(月) 01:56:18 ID:???0
想さん乙です

64 :(-_-)さん:2010/06/21(月) 11:22:19 ID:???0
シコシコピュッピュッ。
硬直したママンの股から何かが落ちた
「ブーブー」ピンクローターだ。
やっぱり親子だね。
しこしこピュッピュッ

65 :(-_-)さん:2010/06/21(月) 12:12:10 ID:???P
狂気が足りない。

66 :(-_-)さん:2010/06/21(月) 17:10:25 ID:???0
「狂気が足りない」
窓から覗いていたオトーチャンが呟いた。

67 :(-_-)さん:2010/06/23(水) 01:50:48 ID:???0
初音ミク「ハートディスクドライブ」でオリジナルダンス踊ってみた

68 :(-_-)さん:2010/06/24(木) 00:29:53 ID:???0
おなかへったしにたい

69 :(-_-)さん:2010/06/26(土) 22:11:42 ID:???0
 おなかへった。しにたい。
 あたしもう何日間もご飯食べてないの。食べてるものといえば、他人の白い目線くらい。
路上に横たわってるあたしの姿を見て、過ぎ去る人たちが哀れみの視線を施してくれる
の。それでもうおなかがいっぱい。馬鹿みたい。
 ちょっと前、まだあたしに住む家があった頃に美容院で綺麗な金髪に染めたはずの髪の
毛も、根元から新しく黒い髪が伸びてきてプリンになってる。「あはは、プリン人がいる」。
坊主頭の小学生に指を指されて笑われた。あの汚らしい笑い顔はまだ目に焼き付いて
る。しにたい。
 昼過ぎにちょっとぼーっとしていたら、目の前に人の姿があった。誰か知り合いかと思っ
て顔を上げて見たら、全然知らない若い男だった。多分大学生くらいだったんだろうけど、
携帯であたしの姿を撮ってた。カシャ。カシャ。そんな電子音が鳴る度にあたしはイライラ
してきて、その男を睨んで叫んだ。
「撮るんじゃねえよ!」
 けれど、そいつには耳がなかった。カシャ。カシャ。時折そいつの後ろから笑い声が聞
こえてきた。笑っていたのは、みんな同じくらいの年齢の男たちだった。たぶんみんな仲
間で、あたしを馬鹿にして撮ってたんだと思う。撮った写真をどうするつもりか分からな
い。ネット上で公開して、あたしを馬鹿にするウェブサイトでも作って楽しむのかも知れ
ない。でもどうでも良かった。あたしはまたアスファルトへ横になった。
 おなかへった。しにたい。

70 :(-_-)さん:2010/06/30(水) 15:34:10 ID:???P
「あ〜!!超お腹減ったしっ♪♪」

待ちに待った昼休み。
美嘉はいつものように
机の上でお弁当を開く。

学校は面倒。

だけど同じクラスで仲良くなったアヤとユカと一緒にお弁当を食べるのが唯一の楽しみなのだ。

71 :(-_-)さん:2010/06/30(水) 19:50:53 ID:???0
 お腹へった。死にたい。
 僕がこの部屋にこもって、もう10日になる。何も食べていない。外に出たい、という強烈な
願望があるのに、意に反して体は動かない。


 日曜日にテレビで、ホームレスのドキュメンタリー番組をやっていた。
「もし父さんと母さんがいなくなったら、どうする?」と信之は聞いた。
「部屋で一日中ゲームする」と隆は答えた。
「のんきだな。何も食べるものがなくなるんだぜ?」
「しばらくは僕のお小遣いで食べられるよ」
 隆はある日を境に、不登校になった。いじめが原因だった。父が会社に行っている間、リビン
グにあるパソコンで2ちゃんねるのヒッキー板に入り浸った。「親が死んだらどうする?」なん
ていう議論が行われていた。
「隆、ゲームばっかりやってちゃだめよ」と母、千恵子が叱るたびに「ゲームじゃないよ。イン
ターネットだよ」と答えた。
 隆は家の中では自由に歩けた。だが、どうしても外に出ることができなかった。「外の世界
は敵だらけだ」と2ちゃんねるのみんなは言っていた。母は厳しいので、しゃべりたくなかった。
彼の話し相手は、信之だけだ。
「お前のことだから、寝転がって何もせずに、そのまま死んでしまうんじゃないか?」父は
時々、癪にさわることを平気で言う。「ま、楽な死に方かもしれないな。このまま引きこもっ
て生きるよりは」
「餓死は苦しいんだ。苦しみを乗り越えた後に、低血糖による死が待っている」
「ずいぶん詳しいじゃないか。図書室で変な本でも読んだんじゃないか?」
「今はインターネットで何でも分かる時代なんだ」
 実際には、ヒッキー板の自殺スレで仕入れた知識だった。しかし、隆はそんなふうになる
のは嫌だった。いつかは学校に行って、普通の会社に入って、平凡な結婚をするんだ。そう
考えていた。


「おーい、隆、見てみろ」ある日、信之は隆を呼んだ。
「うわ、気持ち悪い」隆は叫ぶように言った。
 ゴキブリホイホイの中で、一匹のゴキブリが、さびしそうに死んでいた。

72 :(-_-)さん:2010/07/04(日) 20:35:08 ID:???0
  飲み会


「野崎さん、岡山に引っ越したんでしょ?」
「野崎さんって確か、子供できたんでしょ?」
「できたも何も、もう二年前ですよ。男の子ですよ」
「私写真見ましたよ。かわいいですよ」
 野崎さんとはいったい誰なのか。
 私はいつものように、みんながにぎやかにしゃべっている中、一人だけ黙ってうつむいて
いた。私は飲み会が苦手だ。ここのところ、やけに多い気がする。年末ならともかく、夏だと
いうのにどういうわけだ。この会社では習慣となっているのだろうか。早く終わってくれ。それ
だけを念じながら、時間が経過するのを待つ。
 いわゆる「暗い」人なら誰でも知っているだろう。飲み会の苦痛。
 富士商事に転職して、半年が経つ。私はみんなのことをよく知らない。元々内向的なのに
会ったこともない人の話題で盛り上がられても、輪に入りようがない。
「みなさん、そろそろおひらきにしますので」
 救いの言葉だ。私はほっとする。
 翌日会社で、木下さんが私のそばに来た。
「米倉さん、明日の飲み会、参加できますよね?」
「いや、あの、私は」
「はい、米倉さん、参加と」
 木下さんがメモ帳に記入する。
 私は本を読むのが好きだ。休日は読書をして過ごす。友達はいない。いい歳をして恋愛
経験がない。流行りの映画も見ない。テレビのバラエティーも、ニュースも見ない。これでは
どんな話題にもついていけない。
 翌日、私はいつものように黙って、耐えていた。
「米倉さん」
 私の空になったコップを見て、坪内課長がビール瓶を差し出す。
「あ、すみません」
 私が唯一、飲み会でしゃべる言葉である。あ、すみません。

73 :(-_-)さん:2010/07/04(日) 20:36:09 ID:???0
「浜名の方、楽ですよね」
「浜名は16号線から行った方がいいですよ」
「浜名って松谷さんが住んでるとこだっけ?」
 浜名とはいったいどこなのか。私はこちらに越してきて半年になるが、なにしろ出歩かない
ので、地名を知らない。
 私はただひたすら、あの救済の言葉を待ち続ける。
「みなさん、そろそろ出ましょう」
 良かった。これで解放される。と思った次の瞬間。
「じゃ、二次会はカラオケでいいですよね?」
 私は、よっぽど断ろうかと思った。だがうまい口実が見つからない。
 そして、カラオケでも私は黙ったままであった。みんな流行りの歌を熱唱する。私が知って
いるのは、古い歌手ばかりである。とても歌える状況ではない。曲を探すふりをしながら悪夢
のような時間が過ぎ去るのを待つ。
「米倉さん、入れましょうよ」
「いや、ちょっと」
 ごまかしつつ、コーヒーを飲む。とんでもない会社に入ってしまった。前職での人間関係
は苦痛でしかなかった。しかも、仕事もできない方だった。そしてあることをきっかけに辞めた
のだ。それが、転職したら余計に濃厚な人付き合いを求められるなんて。
 ようやく無意味な歌合戦は終わった。だが次の日も、その次の日も、私は飲み会から逃れ
ることができなかったのである。
「米倉さん、その首のあざ、どうしたんですか?」
 ある時、木下さんから問われた。
「ええ、ちょっとバイクで事故っちゃいまして」
 珍しく皆が私に注目して、質問してきた。だが私は、そのことに触れられるのが嫌だった。
本当は、首を吊ったのだ。目を覚ました時、病院のベッドの上だった。両親がいて、年老い
た母が私の手を握って泣いた。幸い後遺症はなかったが、首の跡は消えず、今もかすかに
残っている。あの時私は会社を辞めたのだ。
 話題はすぐに、知らない人や地名やニュースへと戻っていった。
 以後の飲み会でも、時々事故について聞かれた。二、三時間のうち私がしゃべるのは、
一分ほどの作り話だけだったのである。
 次第に私の額には脂汗が吹き出し、しまいには涙さえにじんできた。

74 :(-_-)さん:2010/07/04(日) 20:36:50 ID:???0
 回を重ねるにつれて、みんなの私に向ける顔つきが変わってきた。徐々に険しくなった。
いや、顔そのものが変化したと言った方がいいだろう。ごつごつしてきたような気がする。
最初は気のせいかと思っていた。筋肉が隆起し、獣毛らしきものが認められるようになって、
初めて私は心臓が凍りついた。
 木下さんの頭につのを発見した時、ようやく現実を認めざるを得なくなった。私は恐る恐る、
芥川龍之介の掌編の名を口に出した。
「あの、ここは孤独地獄ではないですか?」
「何を言ってるんですか? 米倉さん」
 木下さんは嫌らしい笑みを浮かべた。
「私はいつか、天国に行けるのでしょうか?」
「ええ? 米倉さん、あの世とか信じてるの?」
 坪内課長は牙をむき出して笑った。

75 :(-_-)さん:2010/07/05(月) 19:56:07 ID:???0
  これ貼っといて


 美恵子は、退屈な主婦である。皿洗いを終えて、時計を見上げると、十二時を過ぎていた。
美恵子はリモコンの電源スイッチを押して、チャンネルを「笑っていいかな?」に合わせた。
今日もモタリの言葉に続けて、客席から「そーですね」と声が上がっている。
「えー、北上田健史さんでーす」
 北上田健史が登場し、ペコリとお辞儀する。
「お、映画ですか?」
 モタリは北上田から渡されたポスターを広げる。近日公開される、北上田監督の最新作で
ある。
「『お前がゲバッ!』ですね。九月二十日公開。お、明日ですね」
 北上田が照れ笑いを浮かべてうなずく。
「これ貼っといてちょうだい」
 モタリが言うと、小男が現れて、後ろの壁に手際よくポスターを貼り付ける。
 さっそく会話が始まった。モタリが持って生まれた才能である。普通の人間は他人と会っ
てすぐ盛り上がることなど不可能だろう。
「そうそう、ベネチアで賞もらったんですって?」
「うん、ベネチアで賞もらった人間がだよ、次の日にはカッパの着ぐるみ着せられてワァーッ
とかやってんの」
 北上田はバンザイのような格好をした。北上田健史といえば、昔漫才界の頂点に立ち、
今では映画監督として有名である。文化人になってもなお、時々バラエティーに出ている。
 二人の話がどんどん会場を沸かせていく。見ている美恵子も声を上げて笑った。
「ところで、もうそろそろそれ、いいですか」
 モタリは北上田が持っている紙袋を指差した。
「ああそう、これこれ」
 モタリは袋の中を探り、木製の丸い板を取り出した。
「なんですかこれ?」
「んーとね、ベネチアの皿」
 モタリは皿をしげしげとながめた。
「おーい、これ貼っといて」
 モタリが冷静に言うと、小男がそっと近寄り、受け取って、接着剤を塗って壁に押し付けた。

76 :(-_-)さん:2010/07/05(月) 19:56:48 ID:???0
「おや? まだありますね」
 モタリはDVDを手に取った。
「『お前がゲバッ!』のビデオ」
「え? もうDVDになってるんですか」
「中身はAVだけどね」
 客席からドッと笑いがおこる。
「これも貼っといてちょうだい」

「ほんとはね、俺自動車工場に就職したかったんだよ」
「なんでお笑い芸人になったんですか」
「んー楽そうだなあと思って」
 二人の軽快な話が進む。
「俺小遣い制なの。奥さんからもらってんだよ。だから自分の貯金額知らないの。高額納税者
のリストあるでしょ? 俺の順位になぜか奥さんが追いついてきちゃって」
 美恵子は時計を見上げた。そろそろ終わりの時間だ。
「えー、それでは百人に一人のアンケート、お願いします」
「んーとね、ベネチアでたこ焼き食った人」
 残念ながら0人であった。
「ではお友達の紹介をお願いします」
 えーっ? というお約束の声。
「じゃぁね、へっしゃん」
 美恵子はへっしゃんが嫌いだった。どこがおもしろいのか分からなかった。へっしゃんが
体験談を語る時、百パーセント作り話だと、美恵子は信じていた。
 へっしゃんと電話がつながり、いつも通りの「明日来てくれるかな?」、「いいともー」のやり
取りが交わされた。
「北上田健史さんでした」
 客席から拍手がおこる。
「おーい、これ貼っといて」
 今度は三人の男が現れ、北上田を捕まえた。
「お、おい、ちょっと」
 三人は北上田を壁に貼り付けた。

77 :(-_-)さん:2010/07/07(水) 19:58:48 ID:???0
  倦怠期


 向こうから織姫が近づいてくる。
「久しぶり」と彦星が声をかけると、無表情の織姫が「そうね」とそっけなく言った。
 トラックが走ってきて、二人のそばで止まった。
「宅急便です」
 早速最初の笹が届いた。笹はその物理的実体から幽体離脱するように抜け出し、この
世界に送り届けられてくるのだ。
「さあてと、始めますか」
 彦星はけだるく言った。これから何千、何万という願い事を、一つ一つ検証していかなけれ
ばならない。うんざりする作業だ。毎年七夕が近づくにつれて、嫌気がさした。
 はさみで糸を切り、一枚の短冊を手に取る。
「お金持ちになれますように」と、その赤い紙には書かれていた。
「はい、却下」
 彦星は眉を八の字にした。この願い事はあまりにも多すぎて嫌悪感さえ催した。全員の
願いを叶えれば、人間界は金持ちだらけになるだろう。自ら努力し、成功した者だけが富
を得るのだ。
「信念を持ち、歯を食いしばり、他人を蹴落としてのし上がった者だけが億万長者になれる
のだ」
「あら、あなた人間みたいな考え方になってきたわね。じゃ、これはどうなの?」
 織姫は二枚目の短冊を差し出した。
「宝くじに当たりますように」
「はい、だめー」彦星は織姫をバカにするように言った。「確率の問題だ。確率はすべての人
に平等に与えられる。貧乏人にも、大金持ちにも。こう書いた奴全員に当てさせることは不可
能なのだ。こいつにも、同じ確率が与えられているにすぎない」
 三枚目。「脱ひきこもりできますように」
 最近、この手の短冊が増えてきた。
「これは、外に出たいっていうことなのか? それとも働きたいってことなのか?」
「外に出て働きたいんでしょ」
 織姫がつっけんどんに言った。
「外にも出られない奴が働けるか」

78 :(-_-)さん:2010/07/07(水) 19:59:35 ID:???0
「まあ、あなたって冷たいのねえ。じゃあこういう人はどうしたらいいの?」
「引きこもり支援施設とか、職業訓練とか、カウンセラーとか、そういうのじゃないか?」
 四枚目。「モテモテになりたい」
 それに続けて「ゆり子」とある。女性で、周りの男達からちやほやされたい人間だ。
「無理無理無理。かたつむりよ」
「お前、つまんね」
 織姫の眉が吊り上がった。
「この女は恋愛に幻想を持っているのよ。長く続けば男の嫌な面も見えてくるものよ。たとえ
一年に一度しか会えないとしてもね」
 今度は彦星がムッとした。
 しばらくの沈黙があった後、二人同時にため息をついた。
「あれだな、俺達、倦怠期だな」
「今更何言ってんのよ。もう三百年もこんな調子よ」

 社長になりたい。東大に入れてほしい。美女をゲットしたい。キャビアが食べたい。
「どいつもこいつもくだらないお願いばっかりしやがって」
 気がつくと笹の短冊は、残り二枚になっていた。
「あら? これなんかはどう?」
「アフリカの恵まれない子供達を救ってほしい」
「無理だね」と彦星は冷ややかに言った。「富んだ国があって、貧困な国もある。人間界は
そうやってバランスを保っているのだ」
 最後の一枚は、あきらかに幼児が書いたと思われる汚い字で、こう書かれていた。
「織姫様と彦星様がキスしているところが見たい」
 彦星は短冊をビリビリに引き裂いて放り捨てた。
 織姫は粉々になった紙片を踏みにじった。

79 :(-_-)さん:2010/07/08(木) 16:51:59 ID:???P
面白かった。
結局何にもしねえのか。w

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