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宮城谷昌光が見る風景 その6

1 :無名草子さん:2009/08/16(日) 00:29:21
古代中国の魅力を鮮やかに描く氏の作品について、マターリ語りましょう。
「三国志(文芸春秋)」、「新三河物語(東京新聞)」、「楚漢名臣列伝(オール讀物)」
「湖底の城(小説現代)」、連載中。

【実質前スレ】
宮城谷昌光が見る風景 その5
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/books/1206273729/l50
宮城谷昌光ってどうっすか?4〜黄河編
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/books/1160667178/
宮城谷昌光ってどうっすか?3 〜 飛翔編
ttp://book3.2ch.net/test/read.cgi/books/1131884556/
宮城谷昌光ってどうっすか?2 〜火雲編
ttp://book3.2ch.net/test/read.cgi/books/1099586859/
宮城谷昌光ってどうっすか?
ttp://book3.2ch.net/test/read.cgi/books/1022516398/

刊行物一覧、年代別作品一覧は>>2-6あたり

193 :無名草子さん:2009/10/23(金) 23:25:17
さいちょはさわやか

194 :無名草子さん:2009/10/28(水) 19:11:03
とは思わなかったage

195 :無名草子さん:2009/11/04(水) 20:54:50
白川先生の命日に上げようと思ったが
規制に巻き込まれて出来なかった・・・

遅ればせながらおげ
字統、字訓の新訂普及版を命日に買ってきました

196 :無名草子さん:2009/11/05(木) 00:16:34
執筆中の三国志って小説としてどうなの?
文庫全部読んだけど、いちいち人物の逸話を差し挟まずにテンポよく話を進めてほしかった
これじゃ小説じゃなくて人物紹介書だよ
おもしろい話を書く力量はあるだけに残念

197 :無名草子さん:2009/11/05(木) 13:03:48
玉人って官能小説なの?

198 :無名草子さん:2009/11/05(木) 14:33:32
>>195
実に羨ましい…

>>196
面白いと感じるか否かはそれぞれ
「演義ではなく正史を書く」と掲げてる以上、こういうスタンスもありだと思う
一級の有名人ばかりを中心に話を進めていたんじゃ「孟嘗君」に代表され
る活劇調になって、演義に毛の生えた程度の没個性な代物になる
可能性だってあるわけで
今までの三国志小説ではかすりもしなかった知名度では低い雄材にも
スポットが当たるのも宮城谷三国志ならではだと思うし

199 :無名草子さん:2009/11/05(木) 20:13:10
>>196
たしかに話がぶつ切りになってる感は否めないよね。
ストーリー(本筋)と列伝を別に書くという手はあったかもしれない。

ただ、三国志くらい登場人物が多い場合、初見でストーリーだけ追っていくと
人物が入れ変わり立ち変わりで、誰が誰だかわからなくなる可能性が高い。
自分は子供の頃、吉川三国志を読んだときにそんな印象を持った。

また、曹操とか、劉備といった個人の視点なら書きやすいし、
かつ読みやすいと思うんだけど、ありきたりで面白みに欠けるよね。
結局のところ、現在の話の進め方で文句はないかな。

200 :無名草子さん:2009/11/06(金) 01:10:31
ようするに宮城谷三国志はマニア向けってことだな

201 :無名草子さん:2009/11/07(土) 01:41:34
三国志3巻まで終わったけど、めずらしく孫堅の評価高いね。
製鉄と交易による経済力のある国、呉中心の三国志って だれか書いてるかい?
近年曹操の評価高くなってるけど、孫権(後年はでたらめだったようだが)中心の3国ってのも
読んでみたいな。

202 :無名草子さん:2009/11/07(土) 10:20:15
伴野朗「呉三国志」

203 :無名草子さん:2009/11/07(土) 13:31:07
> 近年曹操の評価高くなってるけど、

結局は世間一般がこう言う認識なんだろうな
演義しか読まれてない日本では

204 :無名草子さん:2009/11/07(土) 14:51:17
>演義しか読まれてない

むしろ中国の方なんじゃ?

205 :無名草子さん:2009/11/07(土) 20:12:49
何かのエッセーか漫画で読んだが、
中国人でも三国志は日本の話だと思ってる人がいるそうだ
日本の会社が出してるゲームの影響らしい

206 :無名草子さん:2009/11/07(土) 20:13:54
あ、三国志のゲームを日本の会社が出してるから、
日本の話なんだと思ってるってことです

207 :無名草子さん:2009/11/08(日) 04:31:12
宮城谷三国志は文藝春秋で毎月、一回読むならいいけど
単行本で一気に読むのはしんどそうだな

208 :無名草子さん:2009/11/08(日) 09:03:22
規制解除確認

209 :無名草子さん:2009/11/08(日) 14:48:16
>>207
俺は1、2巻だけ単行本で出た当時に読んだけど、のめり込んで読めた
そこから先は完結してから読む事にしたけど、たまに書店で連載分を
読むと前後が気になって、どうにも落ち着いて読めない感じだった

早く完結して読みたいけど、早い時代で終わって欲しくはないという
このもどかしさがなあ…

210 :無名草子さん:2009/11/09(月) 02:18:40
この人は人物の出身地とか種族とかでキャラ付けするけど
その痕跡を見せすぎると思う

211 :無名草子さん:2009/11/13(金) 02:23:36
>>196 同意。他はほとんど読んだけど、三国志は一冊目の途中でやめた。
そのあと面白くなったのかもしれないけど、春秋戦国時代を書いてたときのような情感が全くないんだよね。
データとしてはすごく詳しいんだけど。期待してただけに残念だった。


212 :無名草子さん:2009/11/14(土) 02:24:07
そんなもんかね。
俺は今までにいろんな作者が書いた小説の二番煎じな代物じゃなくて好きだな。
大概の小説じゃスルーされる人物やら事績やらが書かれてて嬉しかった。
おまけに外伝的な話が多く書ける余地も感じるし、連載が終わっても
春秋・戦国・楚漢の様な名臣伝を書いてくれそう。
というか書いて欲しい。
単行本の付録で公孫度みたいな個人の伝があるしけっこう期待。

もっとも俺が孟嘗君や太公望みたいな感じの作品があまり楽しめなかった
からかもしれんね。
逆に子産とかかなり気に入ってるし、樂毅や晏子にしても後半の方が好きだし。

213 :無名草子さん:2009/11/15(日) 01:38:31
董卓が死ぬまでは正史物としては良く書けてると思う
どの本でもそうだろうけど凄い良く書けてる部分とちょっと違うだろという部分があるな

214 :無名草子さん:2009/11/17(火) 12:48:14
三国志、5巻中盤まで来た。

曹操中心に物語りが展開しだいて、やっと人物に思い入れながら読むことができるようになった。
宮城谷さんの描いている、曹操、劉備、呂布、陳宮などが物をとらえる視点は すごいと思う。
こき下ろしている袁紹・袁術あたりの物の考え方にも 納得させられる。
こういった点に、歴史好きな人たちは 惹かれてくんだろうなと、やっと分かるようになった。

それにしても、外伝・人物説明の猥雑さ、、、
人物辞典と系図を持ちながらでないと読めないような書き方は、やっぱ一考を要するな。

215 :無名草子さん:2009/11/17(火) 19:45:45
「三国志」って一括りに書いたのが今までの小説と違うところだな

宮城谷先生の他の作品は特定の人物を主人公としたモノで
それに比べて、三国志は時代を描いた物語
例えれば「春秋」とか「戦国」という小説を書いたようなモノ
そりゃ煩雑になってもしょうがないと思う

特定の少人数にスポットを当てた小説ならごっちゃにはならなかったかも
「三国志」という題材は書きたかったみたいだけど、思い入れはないのかもね

216 :無名草子さん:2009/11/17(火) 22:07:40
三国志は色々と気づかされることが多いね
知識量が凄いわ

217 :無名草子さん:2009/11/18(水) 07:57:46
俺はその煩雑さがたまらなく好き
いちおう正史は全て目を通したけど、
「あぁ、この逸話はここでの事かぁ…」
とか、
「そういえばこの事象にはこの人物も関わってたんだった…」
とか、逆に
「ここでは登場させずに別の場面を設けてんだなぁ…」
とか、いろいろと気づいたり頷いたりワクワクしてしまう

218 :無名草子さん:2009/11/18(水) 09:11:06
宮城谷三国志ってのは、ようするに三国志ヲタだったり、三国志に限らずもともとマニアックな気質の奴向けのなのか?
テンポよく進む小説が好きな俺にはまったく合わないが、それが好きな奴もいることはわかった
正直、宮城谷作品の中でも読み手を選ぶ小説だと思う
人物挿話を三国志人物列伝みたいなものにわけて、
話の流れのテンポをよくすれば、初心者に優しい三国志になったんじゃなかろうか
三国志童貞の俺はそう思う

219 :無名草子さん:2009/11/18(水) 17:46:53
そういう人には泣き虫張飛の北方三国志おぬぬめ

220 :無名草子さん:2009/11/18(水) 18:37:13
あれは酷い代物だった。

221 :無名草子さん:2009/11/18(水) 23:08:38
>>220
知識ひけらかしの宮城谷三国志をひどい代物だと思ってる俺に北方三国志のひどさを教えて

222 :無名草子さん:2009/11/18(水) 23:31:09
俺の独断と偏見
面白い・・・重耳、晏子、介子推、太公望、子産
ふつー・・・孟嘗君、沙中の回廊
つまんない・・・王家の風日、天空の舟、夏姫春秋、長城のかげ、管仲 

223 :無名草子さん:2009/11/19(木) 00:11:28
>>222
斜め上いってるなあw

224 :無名草子さん:2009/11/19(木) 00:20:06
>>223
正直スマンかったw
一般的にはどんな作品が人気あるの?(´・ω・`)

225 :無名草子さん:2009/11/19(木) 00:36:33
このスレの過去アンケートで評価の高かった作品
・楽毅(鉄板)・晏子・子産

評価の分かれる作品
・重耳・太公望・管仲・奇貨居くべし・沙中の回廊

比較的評価の低い作品
・孟嘗君(白圭列伝)・介子推・青雲はるかに・香乱記

参考:司馬遼太郎激賞
・王家の風日・天空の舟

日本物、短編と随筆を除くとこんな感じ

226 :無名草子さん:2009/11/19(木) 00:41:09
>>225
ありがとうございます^^

>参考:司馬遼太郎激賞
>・王家の風日・天空の舟

司馬さんが激賞してるのか!w
俺のセンスがないのがよく分りましたww
鉄板のガッキー読んでみます^^

227 :無名草子さん:2009/11/19(木) 08:16:01
重耳はけっこう人気だった気がするが
俺の中で三強は楽毅、晏子、沙中の回廊だな

いま子産読んでるが、一巻の後半辺りから面白くなってきた
子産自身が最初から完成度の高い人間で成長もクソも無くて感情移入できないのが難点か

228 :無名草子さん:2009/11/19(木) 08:18:17
書き忘れ
司馬遼太郎が誉めてるのは孟嘗君
わざわざ感想を宮城谷に書き送ったらしい

229 :無名草子さん:2009/11/19(木) 08:46:22
司馬が孟嘗君を褒めたのは
「あんな中途半端な人物でよくこんな小説が書けましたね」
的な意味が含まれており、その辺は著者も述懐してます
司馬は孟嘗君の前から著者の作品を読んで感想を書いてます
春秋の名君に収録されている「司馬遼太郎さんのこと」に
その辺が詳しく書かれていますので、興味のある方は一読です

230 :無名草子さん:2009/11/19(木) 09:56:43
さあて恋姫†無双のキャラを思い浮かべながら宮城谷三国志でも読むか

231 :無名草子さん:2009/11/19(木) 19:55:25
オタクって頭弱いのな

232 :無名草子さん:2009/11/19(木) 21:45:39
宮城谷三国志は今までの作品と比べて読みにくいけどなるほどという発想があるから好きだ。
三巻まで脱落する人多そうだけど、そこからは曹操中心になるから面白くなるし。

太公望は評価は分かれるが、正直小説であそこまで殷の時代を取り扱ってるのってないと思う。
王家の風日もそうだけど、さらに知識量が上がった感じがするし。

ただ、太公望ででてきた黄金の巨木やそこで踊る一族なんかはもっと掘り下げないとあの時代に詳しくない人はなんのこっちゃって感じだと思うなあ。
妻の話しも斉の風習からもう少し掘り下げられただろうし。

233 :無名草子さん:2009/11/20(金) 04:15:02
読めば読むほど作者の小人物ぶりが鼻についてくる。
まあバカ歴女は妄想で補完するから平気なんだろうけどな。

234 :無名草子さん:2009/11/20(金) 07:45:26
>>233の小人物ぶりはその短いレスひとつでしっかりと伝わってくるな

235 :無名草子さん:2009/11/20(金) 08:24:49
「俺三国志得意歴史大好き」

こんな奴が宮城谷三国志読むと挫折して荒しになりそう

236 :無名草子さん:2009/11/20(金) 10:18:17
だいたいからして、いちいちバカ歴女とか言って叩く奴なんて通きどりには
ありがちなんじゃないの?
すぐに噛みついてバカにしたがるっていうか。

237 :無名草子さん:2009/11/21(土) 00:04:24
三国志については、確かに、タニーの「物語が好き」という人には受け付けづらいというのは分かる。
ほかの作品とはちょっと毛色が違う。

238 :無名草子さん:2009/11/21(土) 11:43:12
主人公に肩入れし過ぎた作品は途中で読む気無くなる
作者が嫌いそうな奴らが出まくりの三国志の一、二巻はかなり楽しめた

239 :無名草子さん:2009/11/21(土) 11:45:37
前漢末から光武帝死ぬ所まで書いて欲しいな

240 :無名草子さん:2009/11/21(土) 14:41:35
>>238
「末期的」状態にあったってことが、よく分かるよね。
でも、何が後漢をこんなにもろくしたのか?
原因は、劉秀にまでさかのぼるのかな??

241 :無名草子さん:2009/11/21(土) 15:25:21
>>240
国家が老廃したときに中興の祖が現れて、改革されることが国家の安定なのだろう。
前漢では、中興の祖の改革者になりそうだった王莽が簒奪者となった。
後漢ではその反省で、改革者が現れにくいシステムが採用されたのではないか。
同じ問題が何度も繰り返されても、個人を取り除くだけで根本的に国家構造を変えようとはしなかった。

242 :無名草子さん:2009/11/21(土) 22:03:04
組織論を学ぶとよくわかるけど、組織の中枢に何を持ってくるのかというのは非常に難しい
1人の有能なリーダーによって率いられる組織は最高のパフォーマンスを発揮するが
人材が育たないので短命に終わる
システムによって率いられる組織は人は育つが自浄作用が働かないので腐敗する
宮城谷三国志はそういう永遠のテーマを常に意識して読んでいると、登場人物の
一挙手一投足から目が離せなくなる

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