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新生 ・ ログスト島興亡史 第四巻

1 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん:2008/10/13(月) 01:41:27 ID:99pYY9G50
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  :  . : : : (,, ・∀・)   //,,,、,,,,、,,,,、‐′ (゚ー゚*)  ..∨ /■\〇    .( ̄ ̄ ̄\
         /:.:.:.:.::;;::;二つ//        と):.:.:;;;|   || (´∀` ,,)/    (____>
         し// ´__ ̄)//,,,...:-‐‐=-..,,,_  .||ノゝヽ\  ||/:.:::.::.;;:;;;;/
          `/ /(_)":: ::      ::\||~|~|~~|~  と//:.::.:::;;:'|
             (__)'":: :: :...     ::: . ::; :::. ̄~`'::._|| /:.:.:.::;:::::'|
            ,:r'::: :: .::: ::       ::    :; ::: .::    '(__)`':. )_,

                                      ノ
             ,,__ ロ ロ (^ー―---、   l´)      |二二l
     (`ー---‐、  / ,‐--、ヽ     ´ ̄ " 、 /     | |         |____l
     l ,-‐‐-、 l (_ノ  / /       / /     | ヽ 、     ト---‐
     | ヽ__ノ |    / /      / ,、ヽ、   | `ヽ_l    └――--、
     `ー―--´   /,,_/       /,/ \_ヽ   | |         l    l
                      ̄        ヽ)      l_|_l 、|
                    新生興亡史

    旧興亡史 四巻:http://love6.2ch.net/test/read.cgi/aastory/1209044267
         第一巻:http://love6.2ch.net/test/read.cgi/aastory/1214218192/
         第二巻:http://love6.2ch.net/test/read.cgi/aastory/1216637131/
         第三巻:http://love6.2ch.net/test/read.cgi/aastory/1218765431/

    感想雑談スレッド:http://love6.2ch.net/test/read.cgi/aastory/1209563355/

   旧興亡史 保管庫(モダン焼保管庫様)http://modern.orz.hm/aa/1140.html

2 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/10/13(月) 01:52:44 ID:M0yCWO9zP

         ,.;:""'"`""'""``´''"""`"`´""'"""''""`'"""`"";:.,
        ,.;:                            ':;.,
      ,.;:'                               ':;.,
     ,.;:'                                 ':;.,
     ;:.,,.,.______________________,.,;:
     ;:  ______[ ローカルルール ]________  :;
     |∫|                                |∫|
     |  | 1、話の流れを 無にするようなことは 起こさない   |  |
     |∫|                                |∫|
     |  | 2、種族を追加するときは 既存の ある程度有名な |  |
     |∫|   キャラで、能力、場所は空気を読んで       |∫|
     |  |                                |  |
     |∫| 3、時を一度に5年以上進めないこと           |∫|
     |  |                                |  |
     |∫| 4、一方的過ぎる展開及び時間逆流.は禁止     |∫|
     |  |                                |  |
     |∫| 5、他国からの移民、技術協力は許可。        |∫|
     |  |   但し、現在の島の文化水準+α程度に収める |  |
     |∫|                                |∫|
     |  | 6、リレー物なので、設定はなるべく簡素に       |  |
     |∫|_______________________|∫|
     ;:__________________________:;




3 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/10/13(月) 01:54:18 ID:M0yCWO9zP
種族情報ボード

 種族の情報を記入してください。

  旗  :その種族の地図上での表記です。

種族名:種族の名前を入れてください。

集団名:部族、民族、国家の名称です。統治者、支持率と共に記入してください。

英  雄:現在、その種族に属している英雄の人数です。

能力地:その種族の能力値です。各能力最大10まで、合計30までで設定してください。
    身:生命力や、戦いの強さ、身体能力。
    統:組織的行動のうまさ、団結力。
    知:臨機応変さ、狡猾さ、頭の回転力。
    政:物を生み出す力、育てる力や、外交力。
    繁:子孫を増やしていく能力、繁殖力。

総人口:現在の総人口です。兵士数と共に記入してください。
     初期総人口はその種族の繁殖力×10以下でお願いします。

物  資:現在備蓄している物資を記入してください。

技  術:現在所持している先端技術を記入し、陳腐化(誰でも持っている)した技術を削除してください。

状  況:現在の状況をかる〜く記入してください。主観、偏見の混入OK。

目  標:現在、種族が目指している目標を記入してください

同  盟:同盟種族や、参加している同盟軍を記入してください。

仇  敵:こいつだけは絶対にブチ殺す!という不倶戴天の種族を記入してください。

┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━┓
┃旗┃勢力名                              ┃☆☆☆☆☆☆☆┃同盟:−    仇敵:−
┣━┻━┳━━━┳━━━┳━━━┳━━━┳━━━╋━━━━┳━━┻━━━━━━━━━━━┫
┃能  力┃身 00 ┃統 00 ┃知 00 ┃政 00 ┃繁 00 ┃合計 00 ┃統治者   支持率: 00%
┣━━━┻━━━┻━━━┻━━━┻━━━┻━━━┻━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総人口:- - - -人 総兵力:- - - -人
┣━━━━━━━━─国土─┓0コマ0村 総収穫:- - - -石
┣━━━┯━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┠───┘00年00月:状況:

┃                       −状況を記入−


┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛



4 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/10/13(月) 01:55:28 ID:M0yCWO9zP
英雄情報ボード

 その種族名と、その種族に所属する英雄の情報を記入して下さい。
能力は0から100まで設定してください。但し、100の能力を持つ
英雄は一種族に同時に一人までとします。また、100の能力を
複数所持することも禁止です。

 英雄とは、つまるところ名前キャラです。その種族の能力傾向を無視
した能力を持たせる事が出来ますが、数に限りがあります。また、英雄
だからといって必ずしも有能でなくてはいけない、とは限りません。単なる
無能な名前キャラでも、名前を持つ以上は『英雄』の人数制限に入ります。

 一種族に同時に所属できる英雄は7人までです。家系の欄には、当主を
記入して下さい。

┌─┬──────────────────────┐
|旗|種族名                                |
├─┴─┬────────────────────┘
│家  系|−−家 −−−−−  −−才
├───┴───┐統:   武:   知:   政:   魅:
├───┬───┴────────────────
│家  系|−−家 −−−−−  −−才
├───┴───┐統:   武:   知:   政:   魅:
├───┬───┴────────────────
│家  系|−−家 −−−−−  −−才
├───┴───┐統:   武:   知:   政:   魅:
├───┬───┴────────────────
│家  系|−−家 −−−−−  −−才
├───┴───┐統:   武:   知:   政:   魅:
├───┬───┴────────────────
│家  系|−−家 −−−−−  −−才
├───┴───┐統:   武:   知:   政:   魅:
├───┬───┴────────────────
│一  代|−−−−−  −−才
├───┴───┐統:   武:   知:   政:   魅:
├───┬───┴────────────────
│一  代|−−−−−  −−才
├───┴───┐統:   武:   知:   政:   魅:
└───────┴────────────────




5 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/10/13(月) 01:56:54 ID:M0yCWO9zP
拡大マップテンプレート

┏━┳━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃旗┃ α−16 ┃場所名                    ┃総人口:   総収穫:
┣━┻━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━┫総兵力:   総生産:
┃−α−β−γ−δ−ε−ζ−η−θ−ι−κ−/  ┣━━━┯━━┳━━━━━━━━━━━━┫
┃┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐−  ┃元地形|地形┃統治者:
┃│  │  │  │  │  │  │  │  │  │  │  1 ┣━━━┷━━┻━━━━━━━━━━━━┫
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤−  ┃旗:α−1:施設名:駐留
┃│  │  │  │  │  │  │  │  │  │  │  2 ┣━┓データ:
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤−  ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│  │  │  │  │  │  │  │  │  │  │  3 ┃旗:α−1:施設名:駐留
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤−  ┣━┓データ:
┃│  │  │  │  │  │  │  │  │  │  │  4 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤−  ┃旗:α−1:施設名:駐留
┃│  │  │  │  │  │  │  │  │  │  │  5 ┣━┓データ:
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤−  ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│  │  │  │  │  │  │  │  │  │  │  6 ┃旗:α−1:施設名:駐留
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤−  ┣━┓データ:
┃│  │  │  │  │  │  │  │  │  │  │  7 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤−  ┃旗:α−1:施設名:駐留
┃│  │  │  │  │  │  │  │  │  │  │  8 ┣━┓データ:
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤−  ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│  │  │  │  │  │  │  │  │  │  │  9 ┃旗:α−1:施設名:駐留
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤−  ┣━┓データ:
┃│  │  │  │  │  │  │  │  │  │  │ 10 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃└─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘−  ┃旗:α−1:施設名:駐留
┃├─┤10km                   000年00月 現在┣━┓データ:
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃特性:
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総生産:
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総備蓄:
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛




6 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/10/13(月) 01:58:17 ID:M0yCWO9zP
 ログスト島初期地形

−α−β−γ−δ−ε−ζ−η−θ−ι−κ−λ−μ−ν−ξ−ο−π−ρ−σ−τ−υ−φ−χ−ψ−ω−/
┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐−
│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│1
├─┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓─┼─┼─┏━━━━━━━━━━━━━┓─┼─┼─┤−
│〜┃山│山│山│山│山│凍│凍│凍│凍│凍┃〜│〜│〜┃山│山│山│山│山│山│山┃〜│〜│〜│2
├─┃─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┼─┏━┛─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┗━┓─┼─┤− 冷帯
│〜┃火│  │  │  │  │林│凍│凍│凍│凍┃〜│〜┃山│山│  │  │林│林│林│森│森┃〜│〜│3
├─┃─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┼─┃─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┼─┤−
│〜┃山│  │  │  │  │林│林│林│林│  ┃〜│〜┃山│山│山│山│  │  │  │林│山┃〜│〜│4
├─┗━┓─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┼─┗━━━━━┓─┼─┼─┼─┼─┼─┗━┓─┤━━━
│〜│〜┃山│  │林│  │  │  │林│山│山┃〜│〜│〜│〜│〜┃山│荒│荒│山│山│山│山┃〜│5
├─┼─┃─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┏━┛─┼─┏━━━┓─┃─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┤−
│〜│〜┃山│林│林│林│  │  │林│山┃〜│〜│〜┃  │  ┃  ┃火│山│荒│  │林│林│山┃〜│6
├─┼─┗━┓─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┗━┓─┼─┃─┼─┃─┗━┓─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┤−
│〜│〜│〜┃森│林│森│林│  │  │  │山┃〜│〜┃山│  ┃〜│〜┃山│山│  │  │山│山┃〜│7
├─┏━┓─┃─┼─┏━━━━━━━┓─┼─┃─┏━┛─┼─┗━━━┛─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┤−
│〜┃森┃  ┃森│森┃〜│〜│〜│〜┃  │  ┃〜┃  │  │  │砂│砂│砂│砂│山│山│山│  ┃〜│8
├─┗━┛─┗━━━┛─┼─┼─┼─┗━┓─┗━┛─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┤− 温帯
│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜┃  │  │  │  │  │  │砂│砂│  │山│  │  │  ┃〜│9
├─┼─┏━━━━━━━┓─┼─┼─┼─┗━━━┓─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┏━┛─┤−
│〜│〜┃山│山│山│火┃〜│〜│〜│〜│〜│〜┃  │  │  │  │  │  │  │  │林│林┃〜│〜│10
├─┼─┃─┼─┼─┼─┗━━━┓─┼─┼─┼─┗━┓─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┼─┤−
│〜│〜┃林│  │山│山│山│山┃〜│〜│〜│〜│〜┃林│林│林│林│林│林│林│林│森┃〜│〜│11
├─┏━┛─┼─┼─┼─┼─┼─┗━━━┓─┼─┼─┗━┓─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┼─┤−
│〜┃森│林│林│  │  │  │  │  │  ┃〜│〜│〜│〜┃林│森│森│森│森│林│林│林┃〜│〜│12
├─┃─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┏━━━┓─┗━━━━━┓─┼─┼─┼─┼─┗━┓─┤━━━
│〜┃森│森│林│  │  │  │  │  │  ┃〜┃  │  ┃〜│〜│〜│〜┃森│森│森│林│林│山┃〜│13
├─┃─┼─┼─┏━━━┓─┼─┼─┼─┃─┃─│─┗━━━┓─┼─┗━┓─┼─┼─┼─┼─┃─┤−
│〜┃森│森│林┃〜│〜┃林│林│林│林┃〜┃  │  │  │  ┃〜│〜│〜┃森│森│林│林│山┃〜│14
├─┃─┼─┼─┗━┓─┗━━━━━┓─┃─┗━┓─┼─┼─┗━━━┓─┃─┼─┼─┼─┼─┃─┤− 熱帯
│〜┃森│森│森│林┃〜│〜│〜│〜┃林┃〜│〜┃山│山│森│森│森┃〜┃森│森│森│山│山┃〜│15
├─┗━━━━━━━┛─┼─┼─┼─┗━┛─┼─┗━━━━━━━━━┛─┗━━━━━━━━━┛─┤−
│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│16
└─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘−




7 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/10/13(月) 01:59:39 ID:M0yCWO9zP
 ログスト島 現在の地形

−α−β−γ−δ−ε−ζ−η−θ−ι−κ−λ−μ−ν−ξ−ο−π−ρ−σ−τ−υ−φ−χ−ψ−ω−/
┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐−
│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│1
├─┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓─┼─┼─┏━━━━━━━━━━━━━┓─┼─┼─┤−
│〜┃山│山│山│山│山│凍│凍│凍│村│凍┃〜│〜│〜┃山│山│山│村│山│山│山┃〜│〜│〜│2
├─┃─┌───────┘─┼─┼─┼─┼─┃─┼─┏━┛─┌───────────┗━┓─┼─┤− 冷帯
│〜┃火│  │  │  │  │村│凍│凍│凍│凍┃〜│〜┃山│山│  │  │林│村│林│森|村┃〜│〜│3
├─┃─│─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┼─┃─┼─└───┐─┼─┼─┼─┌─┃─┼─┤−
│〜┃山│  │  │  │  │林│林│林│林│  ┃〜│〜┃山│山│山│山│  │  │  │林│山┃〜│〜│4
├─┗━┓─┐─┼─┼─┼─┼─┼─┼───┃─┼─┗━━━━━┓─│─┼─┌───┘─┗━┓─┤━━━
│〜│〜┃山│村│林│  │  │  │林│山│山┃〜│〜│〜│〜│〜┃山│; ; │村│山│山│山│山┃〜│5
├─┼─┃─│─┼─┼─┼─┼─┼─│─┏━┛─┼─┏━━━┓─┃─└─┐─└─────┐─┃─┤−
│〜│〜┃山│林│林│林│  │  │林│山┃〜│〜│〜┃  │  ┃〜┃火│山│; ; │  │林│林│山┃〜│6
├─┼─┗━┓─┼─┼─┼─┼─┼─└─┗━┓─┼─┃─┐─┃─┗━┓─└─┐─┼─┌─┘─┃─┤−
│〜│〜│〜┃森│林│森│林│村│  │  │山┃〜│〜┃鉱│村┃〜│〜┃山│山│  │村│山│山┃〜│7
├─┏━┓─┃─┼─┏━━━━━━━┓─└─┃─┏━┛─┘─┗━━━┛───´_,───┘─┌─┃─┤−
│〜┃森┃  ┃森│森┃〜│〜│〜│〜┃  │  ┃〜┃  │  │  │: : │: : │: : │: : │山│山│山│  ┃〜│8
├─┗━┛─┗━━━┛─┼─┼─┼─┗━┓─┗━┛─┼─┼─┼─┼─┼─┼─│─┌───┘─┃─┤− 温帯
│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜┃  │  │  │  │  │  │: : │: : │  │山│  │  │村┃〜│9
├─┼─┏━━━━━━━┓─┼─┼─┼─┗━━━┓─┼─┼─┼─┼─┼─┼─└─┘─┼─┏━┛─┤−
│〜│〜┃山│山│山│火┃〜│〜│〜│〜│〜│〜┃  │  │  │  │  │  │  │  │林│林┃〜│〜│10
├─┼─┃───┐─┼─┗━━━┓─┼─┼─┼─┗━┓─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┼─┤−
│〜│〜┃林│  │山│山│山│山┃〜│〜│〜│〜│〜┃林│林│林│林│村│林│林│林│森┃〜│〜│11
├─┏━┛─┼─└───────┗━━━┓─┼─┼─┗━┓─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┼─┤−
│〜┃森│林│林│  │  │  │  │  │  ┃〜│〜│〜│〜┃林│森│森│森│森│林│林│林┃〜│〜│12
├─┃─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┏━━━┓─┗━━━━━┓─┼─┼─┼─┼─┗━┓─┤━━━
│〜┃森│森│林│  │村│  │  │  │  ┃〜┃  │  ┃〜│〜│〜│〜┃森│森│森│林│林│山┃〜│13
├─┃─┼─┼─┏━━━┓─┼─┼─┼─┃─┃─│─┗━━━┓─┼─┗━┓─┼─┼─┼─│─┃─┤−
│〜┃森│森│林┃〜│〜┃林│林│林│林┃〜┃  │  │  │  ┃〜│〜│〜┃森│森│林│林│山┃〜│14
├─┃─┼─┼─┗━┓─┗━━━━━┓─┃─┗━┓───┐─┗━━━┓─┃─┼─┼─┌─┘─┃─┤− 熱帯
│〜┃森│森│森│林┃〜│〜│〜│〜┃林┃〜│〜┃山│山│森│森│森┃〜┃森│森│森│山│山┃〜│15
├─┗━━━━━━━┛─┼─┼─┼─┗━┛─┼─┗━━━━━━━━━┛─┗━━━━━━━━━┛─┤−
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8 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/10/13(月) 02:05:48 ID:M0yCWO9zP
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               / ̄\_______________________/ ̄\
               |     |ROGUSTO/ STORY/ OF/              |     |
               \_/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\_/
               //
              //  / ̄\ !|\    |  ̄| ̄ / ̄\   ̄| ̄ | ̄\  ̄| ̄
            //    |    | |  \  |   |   |   _   |   |_/   |
           //     \_/ !|    \| _|_ \_/  _|_ |  \ _|_  
         / ̄\___________________________/ ̄\
         |     |15:三都連合・第一話                         :|     |
         \_/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\_/
           \\_____/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\____________/ ̄ ̄
            \\ ̄ ̄\__/ ̄ ̄\_____/ ̄ ̄\_________
              \\_______/ ̄\_____/ ̄ ̄\_/ ̄ ̄ ̄\_
               \\____/ ̄ ̄\_____/ ̄ ̄ ̄\_____/ ̄
               / ̄\_______________________/ ̄\
               |     |19年2月〜20年1月                      |     |
               \_/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\_/




.

9 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/10/13(月) 02:07:03 ID:M0yCWO9zP

「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| ラフハーンとケーリュケイオンは驚いた。             |
||| 交渉がここまでスムーズに進むとは思っていなかった。    :::|
|」__________________________|

     /■\        ____         ./□\
    ( ;´Д`)      ./      \       .(´Д` ,,)
     /;:::;:::;;::).     /         \     /~~~~~~\
    /:;;:;;;;/ |..    /              \   | | ╂ | |
    (__)__)  /              \  ~~|    |~~
          /                 \ 〈二〈二=〉
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
            ,――――─────────────────────
           │紅玉同盟より和平会議への招待が来ております…
            '─────────────v───────────
 ,――――───────
│ふっ…行くと伝えろ…
 '──v────────

 ( ̄00)
 |/* −)
 /~~~()|つ
/___/   .「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
 丿__/   ||| ラーラロは、和平の使者に食いつくが如き勢いで和平会議への出席を了承した。   :|
  (_/`J   .|」____________________________________|
                             ./■\
                            (    )
                             |   ヽ
                            (__)   |
                              |  | |

10 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/10/13(月) 02:08:15 ID:M0yCWO9zP

「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 三村から等しく離れた中間地点。青空の下に作られた簡易式の議場。  :|
||| 第一回和平会議が2月中に開催された。                     |
|」_______________________________|
                                 ┃−ν−ξ−ο−π−ρ−σ−τ−υ−φ−χ−ψ−ω−/
                                 ┃┼─┃─┐─┃─┗━┓─└─┐─┼─┌─┘─┃─┤−
                                 ┃│〜┃鉱│村┃〜│〜┃山│山│  │村│山│山┃〜│7
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;┃┏━┛─┘─┗━━━┛───´_,───┘─┌─┃─┤−
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::┃┃  │  │  │: : │: : │: : │: : │山│山│山│  ┃〜│8
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.......................................      ::┃┛─┼─┼─┼─┼─┼─┼─│─┌───┘─┃─┤−
:::::::::::::::::::::::::::::::.....................................................  .................... ┃│  │  │  │☆│: : │: : │  │山│  │  │村┃〜│9
::::::::::::::......................................                     ┃┓─┼─┼─┼─┼─┼─┼─└─┘─┼─┏━┛─┤−
  ................................................................................................ ........┃┃  │  │  │  │  │  │  │  │林│林┃〜│〜│10
                                 ┃┗━┓─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┼─┤−
      .........................................................            ┃│〜┃林│林│林│林│村│林│林│林│森┃〜│〜│11
                                 ┃┼─┗━┓─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┼─┤−
                                 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                     /二二二二二\
                      ||         :||
                      ||  l ̄ ̄l::::::||
~^ "`~~^ "`~~^ "`~' "`~~^ "`~~^ "`~~^''"` ~~^''"`~~^ ''"~^"`~ `~~^''"^ "`~~^ "`~~^ "`~~^ "`~
            ,l,
    ;"',,     ;"',,        ;"',,
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  ;"',,                                   ;"',,

11 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/10/13(月) 02:09:29 ID:M0yCWO9zP

「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 紅玉同盟の二人の指導者と対面するなりラーラロは言い放った。       |
|」_______________________________|


                          ../□\
            /■\          .(´Д` ,,)
           ( ;´Д`)         /~~~~~~\
            /;:::;:::;;::).         | | ╂ | |
          ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
              ┌──────────────────
              │まず、私の村への援助が欲しい。
              └────────v─────────

                         ( ̄00)
                         |/* ー゚)
                         /~~()~|
             ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

12 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/10/13(月) 02:10:39 ID:M0yCWO9zP

「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 二人は息を飲んだ。ここまで大胆な女を見たことが無かった。 ::::::|
||| ラーラロは気勢を先ずることに成功したのだ。                 |
|」____________________________|

            / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
           /  ./ ̄\    ./ ̄\  \
           |   :|    |    :|    |   |
           l   \_/    \_/   l
             /\____________/
            i   |   ノ   | |   |   |    、 l
          |  |  ./|  ̄ l |   |  ̄| ̄   | ト.                  ../□\
           |  | / .| l   |   |  ⊥_    ト、| |'  ./■\          .(´Д`;,,)
           |  /レ!  | |  ./!   / ,/| `l\  |  !  ( ;´Д`)         /~~~~~~\
            |/ | /|/| / .|  /レ'::::| /::::| ヽ|  |   /;:::;:::;;::).         | | ╂ | |
              .|/:::::::∨:::::| /::::::::::::|/:::::::| ,ヘ   | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
               ト、::::::::::::::::|'、::::::::::::::::::::::::レ'!  \|
                  ヽ.     _,     / | /
                    | `iー- .._ ,,.. - 'i´ | .! /
             .     |,. -イ | : :::::.: :  ト-ヽ|/

13 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/10/13(月) 02:11:48 ID:M0yCWO9zP

「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| ケーリュケイオンは冷静に切り返す。        |
|」____________________|


/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 待て、我々の軍団を撃退するだけの実力者になぜ支援が必要なのだ?

   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

                /| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|\
              /  |                  |  \
            /    |                  |    \
          /      |                  |      \
        /        |                  |        \
      /            ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄          :\
     /                                、
     l        ''‐‐‐、            ,‐‐‐''       l
     |        __           __        ;|
     |       /   \        /   \      :l
     |     /     /       \     \     :|
           ̄ ̄ ̄ ̄ ̄           ̄ ̄ ̄ ̄      l
     |                                 l
     l                                /
     \            ,.‐‐´~~`‐‐‐、           /
     | :|\          \___/          /| :|
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14 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/10/13(月) 02:13:00 ID:M0yCWO9zP

        「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
        ||| ラーラロは一瞬で態度を変化させた。唐突に俯いて見せた。  |
        |」___________________________|

              ,――――─────────
             │これを見て欲しい…
              '─────────v───



                         ( ̄00)
                         |/;;;;;;;;;;;)
                         /~~()~|
             ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

15 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/10/13(月) 02:14:34 ID:M0yCWO9zP



/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| これを持つ奇妙な集団が北からやって来て村を破壊したのだ…

   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄




                  ||| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/
| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄|||;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/
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|__|__|__|__|__|||                                     /
                    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

                                 ,´~\  ,´\
                                , \  \ \ :\   ,´ 、
                               ,´ \ \  \ \::.\ \ \
                               \ \ \  \ \ \ \ \
                                 \ \ \  \\  \\ \
                               .   \ :\ \   `、    `、  \
                               ,,‐、  \   `、             `、
                               \ \ 

16 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/10/13(月) 02:15:42 ID:M0yCWO9zP





 ,――――──────────────────
│こんな刃を作る術は我々沿岸村には無いっすねぇ。
 '────────v─────────────
 ,――――──────────────────────────
│ふむ、しかし之を盆地の職人が作ったという可能性を否定できない。
 '──────────────────v───────────



                          ../□\
            /■\          .(´Д` ,,)
           ( ;´Д`)         /~~~~~~\
            /;:::;:::;;::).         | | ╂ | |
          ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                    =iニフ



17 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/10/13(月) 02:16:52 ID:M0yCWO9zP


                          ../□\て
          そ/■\          .(´Д`;,) そ
         .て ( ;´Д`)         /~~~~~~\
            /;:::;:::;;::).         | | ╂ | |
          ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                    =iニフ

               ,―─────────
              │ううっ…ぐすっ…
               '────v─────


18 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/10/13(月) 02:18:04 ID:M0yCWO9zP

/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 貴方達の村に…ぐすっ…私の村から逃げた流民が…来ている筈だ…

   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                              / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                              | もう…食料すら…足りないんだ…
                              \
                                 ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

                   ,,,,、‐‐''~ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~''''''‐‐、
                 /       ./ ̄\     / ̄\       \
                 |        :|     |     :|     |        |
                 l        \_/     \_/        l
                 |      ____________      /
                  \,,,,、‐‐''~/   /   /   |    |  ヽ~''''''‐‐、/
                      /       /  ,.イ  ,イ  |   ト、   | ___\    ヽ
                    / /    ,イ _,'  |  /::|  |  |:::\‐'l´ヽ   !     | 、
                  ,' ,'    /:| ´/  レ'´:::::|  l  /:::::::::∨::::::ヽ  |、   ||
               |  |    / | ./|   /::::::::|  ,'|,/:::::::::::::::::::::::::`、/ ヽ  / |
                    !  |  ,イ _|/:::|  /::::::::::::| ./:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|: / ∧
               レ' |  / ! /::::::::| :/:::::::::::::::|/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::レ' / |
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                 |/ /   .|:::::::::|::|:::::::::::::::::::::::::: | :::::::::::::::::|:::::|:::::::::::::|    l
                       |   | |    .    l       |  |    |   l
                       :!  | |               | |   | ,'   |
                       、 l j       ,  -- r    | |  /     |
                       ヽ| |      {.:.:.:.:.:.:.:.:.:)   | | ,/     |
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19 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/10/13(月) 02:19:15 ID:M0yCWO9zP

「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| ラフハーンとケーリュケイオンは傍目にも明らかにうろたえた。           :::::|
||| 確かに彼女の言う通り、盆地村からの移民が少数だがやってきていた。     :|
|」_________________________________|

 ,――――──────────────────
│ここはとりあえず援助だけ出しといたらどうっすか
 '────────v─────────────
 ,――――──────────────────────────
│それ以外に交渉を進める手立ては無いかもしれぬな…致し方ない。
 '──────────────────v───────────


                          ../□\て
          て/■\           (´Д`;,) そ
          そ( ;´Д`)         /~~~~~~\
            /;:::;:::;;::).         | | ╂ | |
          ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


20 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/10/13(月) 02:20:29 ID:M0yCWO9zP

      ,――――─────────────────────
     │分かった。我々紅玉同盟は卿らに援助を出そう。
     │ただし、我々の提案する和平に合意すること。良いか!
      '───────────────v─────────

                          ../□\
            /■\          .(´Д` ,,)
           ( ;´Д`)         /~~~~~~\
            /;:::;:::;;::).         | | ╂ | |
          ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

              ,――――──────────────
             │…ぐすっ…わかった…ありがとう…
              '─────────v───────
                 ,――――───
                │計算通り…
                 '──────
                       ○
                        о
                         ( ̄00)
                         |/;;;;;;;;;;;)
                         /~~()~|
             ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

    「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
    ||| 第一回会議はラーラロの一人勝ちに終わった。                |
    ||| 彼女は自分に備わった美貌を効果的に利用する術を知っていた。     :|
    |」_______________________________|

21 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/10/13(月) 02:21:45 ID:M0yCWO9zP
   :.:.:::.:::.:::.::.::(
..       :::.:::.::.::ヽ
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::::::::::::::::::::....         :::::::ヽ、__-‐ 、
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::::.. :::::::..    `ー、 ヽ,_:.:.:.:.:.:.:.:::::::::...
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   , ⌒ヽ:::::::::::::::..      . .. ...::.:::    ____ .:::...
丶''′  / :::::::::::::::::..         __┌‐ー'´,--‐'"´ :.:.:.::....
    (   :::::::::::::::::::....     r'´_,.-‐-、''ー、 :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.....
     `‐' ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.. ,ィ'´''"´    レ'"´ :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::....
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       ヽ___ノ´ ̄ ̄`ー、         : : : : : : : : : : : : : : .
                 ):::..        : . : : : : : : : : .
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| その後数度の交渉を経て、遂に平和が産声を上げる日が来た。                  |
||| 謎の種族に対するという大義名分を得て、20年1月「三都連合」が発足したのであった。  ::|
|」_______________________________________|

22 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/10/13(月) 02:22:57 ID:M0yCWO9zP
┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━┓
┃飯┃三都連合                            ┃☆☆★★★★★┃同盟:−    仇敵:−
┣━┻━┳━━━┳━━━┳━━━┳━━━┳━━━╋━━━━┳━━┻━━━━━━━━━━━┫
┃能  力┃身 04 ┃統 08 ┃知 05 ┃政 07 ┃繁 05 ┃合計 29 ┃ラデル他二名 支持率:86%
┣━━━┻━━━┻━━━┻━━━┻━━━┻━━━┻━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総人口:16140人 総兵力:930人
┣━━━━━━━─国土─┓4コマ3村 総収穫:小麦10800石/年 米5600石/年
┣━━━┯━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┠───┘20年1月:状況:三都連合発足

┃オニギリ人の血の歴史は、三村が成立した当時の平和を回復することに成功した。

┃三村は少しづつ戦乱の原因を取り除き、手を取り合って国力を増強していくだろう。
┃未知の勢力アフォシリアの登場によって、三つの村は、三つの都への成長過程へ入ったのだ…

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

23 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/10/13(月) 02:24:23 ID:M0yCWO9zP






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               / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄  ̄   ̄    ̄   ̄    ̄
             /         To Be Continued ─────
           /    ______________ _ _  _   _  _   _
         /    /
       /    /
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24 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/10/15(水) 22:35:36 ID:Y3rZx+PgP
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               / ̄\_______________________/ ̄\
               |     |ROGUSTO/ STORY/ OF/              |     |
               \_/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\_/
               //
              //  / ̄\ !|\    |  ̄| ̄ / ̄\   ̄| ̄ | ̄\  ̄| ̄
            //    |    | |  \  |   |   |   _   |   |_/   |
           //     \_/ !|    \| _|_ \_/  _|_ |  \ _|_
         / ̄\___________________________/ ̄\
         |     |16:三都連合・第二話                         :|     |
         \_/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\_/
           \\_____/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\____________/ ̄ ̄
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               / ̄\_______________________/ ̄\
               |     |20年1月〜20年9月                      |     |
               \_/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\_/




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25 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/10/15(水) 22:36:52 ID:Y3rZx+PgP


                               。    _|\ _
                            。 O   / 。  u `ー、___
                          ゚  。 \ヽ / u ⌒'ヽ゛  u /   ゚
                          -  ・。 / ; ゚(●)  u⌒ヽ i   @ 。
                        ,  ゚ 0 ─ { U u r-(、_, )(●) .| / 。  ,'´ ̄ ̄`',
                         ゚ ,,、,r-'⌒l u //トェェェ、 ) 。゚ / o    ,! ハ ハ !
                      。 ゚ r-'⌒`ー-'´ヾ,. ir- r 、//u / 。 ・゚  l フ ム l
                        ヾヽ、_,,,、-、/ミ,ヽヽ/ ノ_, -イ-、\   ∠  ハ ッ j
                          ー = ^〜、 ̄r'´ ̄`''jヽ、  〃ヾ ゚ 。 ヽ フ   /
                 jヽjvi、人ノl__     / /  ヽ´{ミ,_   ̄`'''-ヽヾ    ` ̄ ̄
                 )   ハ   7      /  / `'='´l  ̄i'-、_,,ン ノ 。
                 )   フ    て   /  /   !。 l  l  - ニ
                 7   ッ    (  __ヽ、__l ___ .!。 l__l__,-=-,___
                  )   !!     ( ,-=-, ∠ヾゞゝヽ ,-≡-,l  l-=二=-,
                  ^⌒~^⌒^~⌒^└==┘   ̄ ̄ ̄ ヽ==ノヽ=ノ\__/

       ↓                       ↓                   ↓
      科学                      工業                 商業

                                               ∧ ∧  :|1匹300円|
  ∧_∧ ___           | ̄ ̄,,l ̄|    : /■\        ⊂  ̄ ̄つ゚Д゚)つ|____|
  ( ´∀`)//  /        | ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l ̄| (・∀・* )ハァハァ      | ̄ ̄ ̄ ̄|     ||
  / ̄(つ__//__/        | ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l ̄| とと   )          |____|     ||   ∩_∩
  | __ ̄{ニ=====|          :::| ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l ̄| (__(__ ̄)                        G|___|
  ゝ_| ̄| ̄ ̄ ̄|          :| ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l二二,,|二二,,|                      ( ・∀・)∩
ニニ || | ̄| ̄ ̄ ̄|          | ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l ̄ ̄|三三三.| ̄ ̄|                 ⊂     ノ
                        | ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l ̄ ̄|三三三.| ̄ ̄|                  ) _ (
                        | ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l ̄ ̄|三三三.| ̄ ̄|                 (_) (_)
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 食べることに余裕ができて初めて人間は別のことに意識を向けられる。  ::|
|」________________________________|

26 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/10/15(水) 22:38:00 ID:Y3rZx+PgP

            _
        /\\
   /■\/   ̄           /■\
   ( ´Д`) ヽヽ_         ( ´〜`)
   (  つつ――|::::|           (  つ0と
  / /> >    ノ:::ノ           )  ) )
 (__)__)    ̄         (__)__)
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|           | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|        /■\
|          |           |          |       (i!i!´Д`) ハラヘター
|          |           |          |       (    )
|          |           |          |       | | |
 農業生産             農業消費          (__)_)

「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 連合全体の農業の需給が拮抗している現状ではダメだった。    :::|
|」_____________________________|

27 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/10/15(水) 22:39:45 ID:Y3rZx+PgP
            _
        /\\
   /■\/   ̄
   ( ´Д`) ヽヽ_
   (  つつ――|::::|
  / /> >    ノ:::ノ
 (__)__)    ̄
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|          |             /■\
|          |             ( ´〜`)
|          |             (  つ0と
|          |             )  ) )
|          |             (__)__)
|          |           | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|          |           |          |
|          |           |          |      /■\
|          |           |          |      ( ´∀`) ハライパーイ
|          |           |          |      (    )
|          |           |          |      | | |
 農業生産             農業消費       (__)_)

「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 農業の収穫量、この値が消費量を大幅に上回る、           |
||| そのような状況にならなければ、民の間には何も作られない。  ::|
|」____________________________|

28 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/10/15(水) 22:40:57 ID:Y3rZx+PgP
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  ( ´Д`)         ( ´Д`) ヽヽ_
  (   ⊃、)    l|l     (  つつ――|::::| ザック
  / /> >.\_ノノ     / /> >   .ノ:::ノ  ザック
 (__)__) /__从し'(  (__)__) \_ ̄
                     ノ:::/∴:・
                    ''""~"''
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 三村の統治者は何よりもそのことを知っていた。                  |
||| 彼らは手始めに、戦争で荒廃した耕地の修復と新規開墾を推し進めた。   |
|」________________________________|
                「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
                ||| 三都連合全体の大農業政策である。    :::|
                ||| 産業、政治の発展の第一歩であった。    |
                |」___________________|

29 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/10/15(水) 22:42:06 ID:Y3rZx+PgP
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||| その甲斐あってか、秋にはかなりの増収が見込まれるレベルに耕地が達した。 :::::|
|」___________________________________|

30 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/10/15(水) 22:43:24 ID:Y3rZx+PgP

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从 MwM 从 MwMmwMwM 从WYWノM MWYMWノWYWノMノMYWWYWノM MWYMWノWYWノMノMY
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从 MwM 从 MwMmwMwM 从WYWノM MWYMWノWYWノMノMYWWYWノM MWYMWノWYWノMノMY
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| ログスト暦20年9月、待ちに待った収穫。                                |
||| 大量の余剰食料を抱え、三村の人々の関心は徐々に農業以外にも向き始める。    |
|」_____________________________________|

31 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/10/15(水) 22:45:00 ID:Y3rZx+PgP
┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━┓
┃飯┃三都連合                            ┃☆☆★★★★★┃同盟:−    仇敵:−
┣━┻━┳━━━┳━━━┳━━━┳━━━┳━━━╋━━━━┳━━┻━━━━━━━━━━━┫
┃能  力┃身 04 ┃統 08 ┃知 05 ┃政 07 ┃繁 05 ┃合計 29 ┃ラデル他二名 支持率:86%
┣━━━┻━━━┻━━━┻━━━┻━━━┻━━━┻━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総人口:17240人 総兵力:930人
┣━━━━━━━─国土─┓4コマ3村 総収穫:小麦15800石/年 米10600石/年
┣━━━┯━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┠───┘20年9月:状況:大開墾政策、そして大収穫

┃三都連合の食料供給態勢は、やっとジェルティスやアフォシリアと同じ水準に達する。

┃それに伴い、これまでオニギリ人の間ではないがしろにされてきた文化、産業において、
┃少しずつ発展が始まりつつあった。

┃三つの都の歩みは、少しずつ加速していく…
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

32 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/10/15(水) 22:46:07 ID:Y3rZx+PgP




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          \  \___________________ _ _  _   _  _   _
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               To Be Continued ─────
                      / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄  ̄   ̄    ̄   ̄    ̄
                  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄  ̄   ̄    ̄   ̄    ̄
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33 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/10/16(木) 22:42:18 ID:m5zXHtR40
   ∧,..,.
 ┌(*゚−゚)──────────────────────―
 | さて、敵主力軍700に対して、我が軍100の兵でどう戦うか、
 | 諸君らの意見を聞きたい。遠慮はいらないからな。
 └───v──────────────────────

     ∧,..,.       ∧∧     ∧∧    ∧∧
     (*゚−゚)       (゚- ゚;)    (゚- ゚;)    (゚ー゚*)
     (i゚i:i:i:i:i)      (i:i:i:i:i゚i)    (∞ i:i:i   (i:i:i:i:i゚iU
   〜ノ,,,ノヽヽ    =================================
    ]U´U      l_l                   l_l
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|   アフォシリア高原の最奥、飛竜の高原への入り口付近、アスタリスク軍は  |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|  一度進軍を止め、道を塞ぐアーツフォー軍との戦いについて軍議を開いた。 . |l|
 `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    ┌────────────────────────―
    | 無理ですよ……7倍の敵を相手に戦う術などありません。
    └─┬─────v─────────────────―
        | 今すぐ降伏すれば、命は助けてもらえましょうぞ……
        └───────────v────────────

     ∧,..,.        ∧∧     ∧∧    ∧∧
     (# −)       (゚o ゚;)     (゚o ゚;)   (゚- ゚;)
     (i゚i:i:i:i:i)      とi:i:i:i:i゚iつ   ∩∩i:i:i   (i:i:i:i:i゚iU
   〜ノ,,,ノヽヽ    =================================
    ]U´U      l_l                   l_l
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 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|   自軍に数倍する敵軍とどう戦うかについての議論は、たびたび愚痴や    .|l|
 |i|                                                    |i|
 |l|              弱音ばかりが飛び出す場となったが、             |l|
 `ー────────────────────────────────‐'

34 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/10/16(木) 22:42:51 ID:m5zXHtR40

      ∧∧
    ┌(д´*)──────────────────────―
    | 否ッ!むしろ今こそが絶好の機会です!今すぐ戦いを挑んで
    | 速やかに敵軍を撃破する事こそが最良の策かと。
    └─────────────────v────────

     ∧,..,.       ∧∧     ∧∧    ∧∧
     (*゚ー゚)       (;゚ -゚)    (;゚ -゚)    (д´*)')
     (i゚i:i:i:i:i)      (i:i:i:i:i゚i)    (∞ i:i:i   Oi:i:i:i゚iノ
   〜ノ,,,ノヽヽ    =================================
    ]U´U      l_l                   l_l
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |i|                                                    |i|
 |l|            その度に、リスクだけは強く開戦を主張していた。        |l|
 |i|                                                    |i|
 `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



     ∧,..,.
     (*゚−゚)                               ∧∧
     (i゚i:i:i:i:i)                              (゚O゚*)
   〜ノ,,,ノヽヽ    =================================  ,ヘ とヽ
    ]U´U      l_l                   l_l    U (,,_つ
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|   リスクが開戦を強く決意した理由は、少し前に放った偵察隊の持ち帰った、 . |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|  「アーツフォーとモロシーは別行動中」との情報を聞いていたからである。   |l|
 `ー────────────────────────────────‐'

35 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/10/16(木) 22:43:22 ID:m5zXHtR40
                        ∧∧,,)〜         ∧∧,,)〜
                       (゚ぺ;),)             (゚o ゚;),)
               <>)))━━O━と )━ <>)))━━O━と )━
                      ∧∧,,)〜         ∧∧,,)〜
                      (゚ー゚;),)             (゚- ゚;),)
        ∧∧     <>)))━━O━と )━ <>)))━━O━と )━
       (゚ー ゚*)             ∧∧,,)〜         ∧∧,,)〜
    __ハハと i:i:i            (゚ぺ;),)             (゚o ゚;),)
   ('_゚ ミヽ,,,ヽ〜 <>)))━━O━と )━ <>)))━━O━と )━
     ヽ "U´)ミ          ∧∧,,)〜         ∧∧,,)〜
     <^| ̄<           (゚ー゚;),)             (゚- ゚;),)
           <>)))━━O━と )━ <>)))━━O━と )━
                  ∧∧,,)〜         ∧∧,,)〜
                  (゚ぺ;),)             (゚o ゚;),)
          <>)))━━O━と )━ <>)))━━O━と )━
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|   アーツフォーは、王都へ進軍を開始するとき、モロシーに兵200を与えて  . |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|              ヒギャクードの占領を指示していたのである。             |l|
 `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
      ∧∧
    ┌(゚O゚*)────────────────────────────―
    | 元々、アーツフォーは勇あれども知無く、モロシーは知あれども勇無く、
    | 故に王は彼らを常に二人一組で行動させて参りました。一人ずつでは
    | 頼りないからです。
    |
    | 今、アーツフォーの謀士たるモロシーが別行動を取っているならば……
    └─────────────────v──────────────

     ∧,..,.       ∧∧     ∧∧    ∧∧
     (*゚ー゚)       (;゚ -゚)    (;゚ -゚)    (゚O゚*)つ
     (i゚i:i:i:i:i)      (i:i:i:i:i゚i)    (∞ i:i:i   Oi:i:i:i゚iノ
   〜ノ,,,ノヽヽ    =================================
    ]U´U      l_l                   l_l
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 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|   アーツフォーは、お世辞にも思慮深いと呼べる性格ではない。その事を、  |l|
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 |l|         元々同じ王軍小隊長であったリスクは知り尽くしていたのだ。     .|l|
 `ー────────────────────────────────‐'

36 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/10/16(木) 22:43:53 ID:m5zXHtR40
      ∧∧
    ┌(゚ー゚*)────────────────────────────―
    | ……逃げるふりをしてアーツフォーを一人で誘い出し、罠にはめる事も
    | 可能で御座いましょう。このように……。
    |
    |        アーツフォー →   アスター →      [ 罠 ]  リスク(伏兵)
    |
    └─────────────────v──────────────

     ∧,..,.       ∧∧     ∧∧    ∧∧
     (*゚ー゚)       (;゚ -゚)    (;゚ -゚)    (゚ー゚*)
     (i゚i:i:i:i:i)      (i:i:i:i:i゚i)    (∞ i:i:i   i:i:iつとi:i:i
   〜ノ,,,ノヽヽ    =================================
    ]U´U      l_l                   l_l
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 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|             リスクの提案した策は、「偽退誘敵の計」。             |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|   要するに、「逃げたフリして追って来たトコをファイアー!」な計略である。   .|l|
 `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

   ∧,..,.
 ┌(* ー )───────────―
 | よし、決まりだ。軍議はこれまで。
 └───v───────────

     ∧,..,.       ∧∧     ∧∧    ∧∧
     (* ー )      (゚- ゚;)    (゚- ゚;)    (゚ー゚*)
     (i゚i:i:i:i:i)      (i:i:i:i:i゚i)    (∞ i:i:i   (i:i:i:i:i゚iU
   〜ノ,,,ノヽヽ    =================================
    ]U´U      l_l                   l_l
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 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|. 敵将の元同僚であり、自らの親友でもあるリスクの、「絶対に勝てる」宣言を  |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|               聞いて、アスターは満足そうにほほ笑むと、            |l|
 `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   ∧,..,.
 ┌(#゚д゚)──────────────────────―
 | リスクは兵10を率いて罠を作れ!他は兵に命を伝えろ!
 | 明日の夜明けを持って陣を放棄、敵軍に攻撃を仕掛けるッ!
 └───v──────────────────────

     ∧,..,.        ∧∧     ∧∧    ∧∧
     (#゚д゚)       (゚ー゚*(ヽ   (゚ー゚*(ヽ   (゚ー゚*(ヽ
     (i゚i:i:i:i:iつ      (i:i:i:i:i゚iノ   (i:i:i:i:i゚iノ   (i:i:i:i:i゚iノ
   〜ノ,,,ノヽヽ    =================================
    ]U´U      l_l                   l_l
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
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 |l|                全軍に対して戦闘準備を下命した。               |l|
 |i|                                                    |i|
 `ー────────────────────────────────‐'

37 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/10/16(木) 22:44:25 ID:m5zXHtR40
.




' ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`
                      〜 Afosyria Story 〜
        ,、   ト、ト、    'l`
      //l\≧,,゚ w>,m   |  アフォシリアの動乱編 Part.7
      ⌒^⌒/E⌒lー―――――――――――――――――
          (^l:::::::|       阿呆城エイリアン(前編)
          ヽ`ー'ー―――――――――――――――――‐
            ̄ソ┌──┘    Episode - 23


              ―― 20年2月 飛竜高原 ・ 麓

、_________________________________,




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38 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/10/16(木) 22:44:55 ID:m5zXHtR40

         チッ

  | ̄ ̄∧∧
  |   (゚- ゚メ)
  |   i:i:i ∞ )                ∧∧
  | 〜ノ,,,ノヽヽ                (゚O゚*)
  |  ]U´U                  ,ヘ とヽ
 | ̄ ̄|ll| ̄ ̄|ll| ̄ ̄|ll| ̄ ̄|ll| ̄ ̄|    U (,,_つ
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|     王都への道の麓で、アーツフォーは怒っていた。反乱計画の一部が    |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|             うまくいっていないとの報告を受けての事である。          |l|
 `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


                ∧,..,.         ∧∧
                (゚ー゚*)      (゚ー゚*)      ∧∧       ∧∧
               __ハハと i:i:i    __ハハと i:i:i     (゚ー゚*)    (゚ー゚*)
             ('_゚ ミヽ,,,ヽ〜 ('_゚ ミヽ,,,ヽ〜   ( 人 ^ヽ   ( 人 ^ヽ
                ヽ "U´)ミ     ヽ "U´)ミ    , |  -|lニ)  , |  -|lニ)
                <^| ̄<      <^| ̄<    <,_し`ヽ,)_,,ヽ <,_し`ヽ,)_,,ヽ
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|      まず、戦力としても広告塔としても最も期待していたハニャライト家は   .|l|
 |i|                                                    |i|
 |l|    王軍に味方すると天下に宣言し、兵を率いて数kmの地点に迫っており、  |l|
 `ー────────────────────────────────‐'

39 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/10/16(木) 22:45:42 ID:m5zXHtR40
       ┃−α−β−γ−δ−ε−ζ−η−θ−ι−κ−/  ┃
       ┃┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐−  ┃
       ┃│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│  1 ┃
       ┃┝━━━┓─┼─┏━━━━━━━━─┐─┤−  ┃
       ┃│山│山┃〜│〜┃山│山│山│山│村│〜│  2 ┃
       ┃├─┐─┗━┓─┃─┌─────┘─┃─┤−  ┃
       ┃│林│山│山┃〜┃山│村│畑│  │畑┃〜│  3 ┃
       ┃├─└─┐─┗━┛─┘─┼─┼─┌─┃─┤−  ┃
       ┃│森│林│山│山│  │畑│畑│森│山┃〜│  4 ┃
       ┃├─┼─└───┘─┼─┼─┌─┘─┃─┤−  ┃
       ┃│畑│村│  │  │  │↑│森│山│山┃〜│  5 ┃
       ┃├─┼─┼─┌───┐│┌─┘─┏━┛─┤−  ┃
       ┃│畑│畑│  │山│山│││山│山┃〜│〜│  6 ┃
       ┃├─┼─┌─┘─┌─┘││─┏━┛─┼─┤−  ┃
       ┃│林│  │山│山│  │││山┃〜│〜│〜│  7 ┃
       ┃├─┼─└───┘─┼│┏━┛─┌─┐─┤−  ┃
       ┃│林│林│  │畑│村─┤┃〜│〜│村│〜│  8 ┃
       ┃├─┼─┼─┼─┼─┼│┃─┏━┛│┃─┤−  ┃
       ┃│森│森│林│畑│畑││┃〜┃畑││┃〜│  9 ┃
       ┃├─┼─┼─┼─┼─┼│┗━┛─┼│┃─┤−  ┃
       ┃│森│森│森│森│林│└─────┘┃〜│ 10 ┃
       ┃└─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┸─┘−  ┃

 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|         東方で乱を起こしたドン・ボールとファットマンの一党は、        |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|         イストアルカードに立てこもるダッテの軍にてこずっていた。       |l|
 `ー────────────────────────────────‐'

40 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/10/16(木) 22:46:13 ID:m5zXHtR40

 ア歴元年 イストアルカード勢力図
                      ┛
                                             ┌───→     ∧∧
                                       海と山の産物を      (゚‐ ゚*)
                                        たびたび交換。 ポンポート:漁師 イッテ
                             ∧∧     ←───┘
                            (゚Д゚*)                   ダッテの父。モブキャラ。
     ∧∧              イストアルカード:村勇者 ゴラルド           誰も覚えてはおるまい。
    (* ー )
 オテュテンサ:呪術師 アスター    ハナンの父。勇者親衛隊という
                        精強な配下を持つ。現在の王都               ↑
  アスターjrの父。                精鋭軍の前身。                      |
  後、ハナンに討たれる                                 漁場を独り占めにする為、
                              ↑                  たびたび攻撃を仕掛ける。
       ↑                      敵対                        |
       |               /\/\    ↓                   ∧∧      |
     同盟               (* )゚ー゚()                    (゚ー゚メ)
       └─────→  ミミモギード:悪人 ファットマン  ←─同盟─→  アンヨーク:ドン ・ ボール

                   後、ハナンに討たれる。             ゴラルド、イッテを殺害。
                                           後、ハナンに討たれる

     |i|ー────────────────────────────────'|i|
     |l|      イストアルカードは、元々王家の根拠地であり、親ハナンの家も多く、   |l|
     |i|                                                    |i|
     |l|     ダッテも古くから親交のある北村の正統な後継者であり、輿望も高い。   |l|
     `ー────────────────────────────────‐'

41 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/10/16(木) 22:46:54 ID:m5zXHtR40
       ┃−α−β−γ−δ−ε−ζ−η−θ−ι−κ−/  ┃
       ┃┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐−  ┃
       ┃│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│  1 ┃
       ┃┝━━━┓─┼─┏━━━━━━━━─┐─┤−  ┃
       ┃│山│山┃〜│〜┃山│山│山│山│村│〜│  2 ┃
       ┃├─┐─┗━┓─┃─┌─────┘─┃─┤−  ┃
       ┃│林│山│山┃〜┃山│村│畑│  │畑┃〜│  3 ┃
       ┃├─└─┐─┗━┛─┘│┼─┼─┌─┃─┤−  ┃
       ┃│森│林│山│山│  │││畑│森│山┃〜│  4 ┃
       ┃├─┼─└───┘─┼│┼─┌─┘─┃─┤−  ┃
       ┃│畑│村──→×│  │││森│山│山┃〜│  5 ┃
       ┃├─┼─┼─┌───┐↓┌─┘─┏━┛─┤−  ┃
       ┃│畑│畑│  │山│山│乂│山│山┃〜│〜│  6 ┃
       ┃├─┼─┌─┘─┌─┘↑│─┏━┛─┼─┤−  ┃
       ┃│林│  │山│山│  │││山┃〜│〜│〜│  7 ┃
       ┃├─┼─└───┘─┼│┏━┛─┌─┐─┤−  ┃
       ┃│林│林│  │畑│村─┤┃〜│〜│村│〜│  8 ┃
       ┃├─┼─┼─┼─┼─┼│┃─┏━┛│┃─┤−  ┃
       ┃│森│森│林│畑│畑││┃〜┃畑││┃〜│  9 ┃
       ┃├─┼─┼─┼─┼─┼│┗━┛─┼│┃─┤−  ┃
       ┃│森│森│森│森│林│└─────┘┃〜│ 10 ┃
       ┃└─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┸─┘−  ┃
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|   しかし、何より一番大きかったのは、やはりオテュテンサから挟撃の軍が  |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|   来ない事で、これによりダッテは南方面の防衛に集中する事が出来た。  |l|
 `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

     モロシー攻撃中
                       反乱中
        ∧被
       (;゚ -゚)             ∧乱              膠着
                       (゚ー゚*)
                   ∧王              ∧東    ∧乱
                  (;゚−゚)             (#゚皿゚)   (゚- ゚;)
      ∧革
     (*゚ー゚)       ∧乱   ∧右
               (#゚皿゚)  (゚皿゚#)

                 睨み合い中

 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|  そんな訳で、イストアルカード方面の戦況は完全に膠着状態に陥っており、 .|l|
 |i|                                                    |i|
 |l| 王都以外を制圧した後に反乱軍全軍をもって王を討つ、という当初の計画は |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|           一時的に白紙撤回せざるを得なくなっていたのだ             |l|
 `ー────────────────────────────────‐'

42 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/10/16(木) 22:47:25 ID:m5zXHtR40
    ∧∧
  ┌(゚- ゚#)──────────────────────―
  | それにしても忌々しぃのはあのアスターよ……。
  | 奴が我が軍に付けば、富貴栄達思いのままだったものを。
  |
  | 何故親の仇のハナンなんぞにくっついた?
  └┬─v────────────────────────‐
    | 風の噂によりますれば、王軍に親しい友人がおり、その友が
    | 戦後に囚われ誅殺されるのを恐れて、との事に御座います。
    └────────────────v─────────

  | ̄ ̄∧∧
  |   (゚- ゚#)
  |   i:i:i ∞ )                ∧∧
  | 〜ノ,,,ノヽヽ                (゚- ゚;)
  |  ]U´U                  ,ヘ とヽ
 | ̄ ̄|ll| ̄ ̄|ll| ̄ ̄|ll| ̄ ̄|ll| ̄ ̄|    U (,,_つ
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|    当然、その怒りは全ての計画を台無しにしたアスターに向けられる。    .|l|
 |i|                                                    |i|
 |l|   アスターが王軍に付いた事により、反乱軍は苦戦しているのである。    |l|
 `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    ∧∧
  ┌(#゚ -゚)───────────────────────―
  | 目先の情にとらわれおって……たかが友一人の為に人生を
  | ふいにするか……。そんな馬鹿ものだったのか。
  |
  | ならば利用価値も無い、殺してやろう。進撃準備を!
  └──v────────────────────────‐


  | ̄ ̄∧∧
  |   (#゚ -゚)
  |   i:i:i ∞ )                ∧∧
  | 〜ノ,,,ノヽヽ                (゚- ゚;)
  |  ]U´U                  ,ヘ とヽ
 | ̄ ̄|ll| ̄ ̄|ll| ̄ ̄|ll| ̄ ̄|ll| ̄ ̄|    U (,,_つ
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|     ならば、アスターを切って手勢を率いてオテュテンサを制圧し、そこから   .|l|
 |i|                                                    |i|
 |l|    イストアルカードを襲えば良い……と、アーツフォーが考えている所へ    .|l|
 `ー────────────────────────────────‐'

43 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/10/16(木) 22:47:56 ID:m5zXHtR40

              ┌──────────────────────────―
              | 申し上げますッ!アスター軍、既に陣払いを済ませ、我が軍の
              | 目の前まで進撃して来ておりますッ!ご指示を!
    ∧∧      └─────────────────v─────────
  ┌(メ ー )────────────────────────―
  | 飛んで火に入るなんとやら……丁度いい、手ずから殺してやる!
  └──v─────────────────────────‐


  | ̄ ̄∧∧
  |   (メ ー )                   从
  |   i:i:i ∞ )                ∧∧ て        ∧∧
  | 〜ノ,,,ノヽヽ                (;゚ -゚)          (゚O゚;)
  |  ]U´U                  ,ヘ とヽ          ,ヘ とヽ
 | ̄ ̄|ll| ̄ ̄|ll| ̄ ̄|ll| ̄ ̄|ll| ̄ ̄|    U (,,_つ         U (,,_つ
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
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 |l|              「ハニャライト軍来る」の一報が入った。           |l|
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 `ー────────────────────────────────‐'
                         ー―― 阿呆城エイリアン(後篇)へ続く

44 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/10/18(土) 02:41:53 ID:f2rKxLWh0
―― 20年2月7日 飛竜高原 ・ 登山道入り口


;::;;::;:;;:;:;:,.,.,.,.,.,.
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,、,、,、,、,、,、,、,、,、,、,、,、,、,、,、,、,、,、,、,、_
λλλλλλλλλλλλλλ-
 λλλλλλλλλλλλλλλ-
  人-人-人-人-人-人-人-人-人-人-人-







                 ∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧
              (゚*  ) (゚*  ) (゚*  ) (゚*  ) (゚*  ) (゚*  ) (゚*  ) (゚*  ) (゚*  )
                   ∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧
                (゚*  ) (゚*  ) (゚*  ) (゚*  ) (゚*  ) (゚*  ) (゚*  ) (゚*  ) (゚*  )
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 |l|           2月の、肌寒い朝に、両軍は高原の麓で対峙した。        |l|
 |i|                                                    |i|
 `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


                    ゴグァッ!!

                ∧,..,.      、、"'':;:;,.,.
    ∧∧         (#゚∀゚)つ|l二ニ> ゚;゚:;、∧
    (゚0T;)       __ハハi:i:i:i゚i    ノノ━O(;;l|i:゚;━O━
    と と )     ('_゚ ミヽ,,,ヽ〜 彡   ヽ;:;|:;;:;::;ノ     ,-―-、゚。゚
    と   ,,)〜      ヽ "U´)ミ        | ;l: ,,)〜  〜( ;::;(:;@;:;:;;:,.,..,.
      `ヽ,)        <^< ̄< =3         し'`J      し´U━━(((<>
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 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|  先に攻撃を仕掛けたのはアスターである。勢いに任せて敵陣に切り込み、   .|l|
 |i|                                                    |i|
 |l|             雑兵をなぎ倒して縦横無尽に駆け回った。              |l|
 `ー────────────────────────────────‐'

45 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/10/18(土) 02:42:24 ID:f2rKxLWh0

   ┌──────────────────────────―‐
   | 申し上げます!敵将アスターが単騎で我が陣に切り込み暴れ、
   | 前線の兵士が怯えて逃げ回り、戦線が崩れかかっております!
   └─────────────────v──────────

     ∧∧ チッ
     (#゚ -゚)
  ━━i:i:i つハハ━━(((<>          ∧∧
   〜ノ,,,ノミ ゚_')               (゚O゚;)
  彡(`U" ノ                  ,ヘ とヽ
    | ̄|^|                   U (,,_つ
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|  反乱軍には、アスターに立ち向かえるだけの将はアーツフォーしかいない。  .|l|
 |i|                                                    |i|
 |l| ここでアーツフォーが出なければ、じきに前線の兵はアスターから逃げまどい |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|          陣立ても武装もかなぐり捨てて逃げ出してしまうだろう。     |l|
 `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   ┌──────────────────────────―‐
   | ったく、大して訓練していないとはいえ、ここまで腑抜けとは。
   | オレ様がちょっと行ってアスターの首を取ってきてやるッ!
   └─────────────────v──────────
 ┌───────
 | ご武運をッ!
 └───v───

                            ∧∧
                            (メ゚皿゚)
       ∧∧                ━━i:i:i つハハ━━(((<>
      (;゚ o゚)                  〜ノ,,,ノミ ゚_')
      ,ヘ とヽ                彡(`U" ノ
      U (,,_つ              ε= > ̄>^>
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|   前線の乱れを全軍に広げない為に、アーツフォーはアスターを防ぐべく、  .|l|
 |i|                                                    |i|
 |l|            一人馬を駆ってアスターに打ちかかった。                |l|
 `ー────────────────────────────────‐'

46 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/10/18(土) 02:42:55 ID:f2rKxLWh0

 ┌────────────‐
 | ええぃッ!敵将覚悟ッ!!
 └────────v────
     ┌──────────────────────────―‐
     | (馬鹿が……リスクの言った通りまんまと引っ掛かりやがった!)
     └─────────────────o──────────
                                。
                          キン!   ∧
              ∧∧             l l ∧,..,.
              (メ゚皿゚)つ━━━━(((<>| |(゚ー ゚*)
              i:i:i つハハ__        __^Oとi:i:ixノ
             〜ノ,,,ノミ ゚_')       ('_゚ ミヽ,,,ヽ〜
            彡(`U" ノ           ヽ "U´)ミ
           ε= > ̄>^>           <^< ̄< =3
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|          戦いは、そう激しくはならなかった。数合打ち合った後に       .|l|
 |i|                                                    |i|
 |l|                 アスターが逃げ出したからである。            |l|
 `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
           ┌──────────────────────────―‐
           | くっ、これほどまでの猛将とは……たまらぬ、皆の者、援護せよ!
           └─────────────────v──────────
 ┌─────────────────‐
 | 将たるものが敵に後ろを見せるのかッ!
 | 卑怯者、おとなしくその首置いて逝けッ!
 └────────v─────────

              ∧∧                   ∧,..,.
              (#゚O゚)                  (*゚ ヮ゚)
           ━━i:i:i つハハ━━(((<>     <ニ二l|とi゚i:i:i:iつハ_
             〜ノ,,,ノミ ゚_')              〜ノ,,,ノミ ゚_')
            彡(`U" ノ                彡(`U" ノ
           ε= > ̄>^>                ε= > ̄>^>
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|    元々、アスターに戦略を台無しにされたと感じているアーツフォーは、     |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|    このチャンスを逃がすまいと、単騎でひたすらアスターを追い続けた。   |l|
 `ー────────────────────────────────‐'

47 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/10/18(土) 02:43:27 ID:f2rKxLWh0

           ┌─────────────‐
           | 今だッ!ここで押し切るッ!!
           └────────v─────

                        ∧∧
                        (メ`д)
                     ━━i:i:i つハハ━━(((<>
                       〜ノ,,,ノミ ゚_')
                      彡(`U" ノ
                     ε= > ̄>^>
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|   ここでアスターを討ち取れれば、オテュテンサの軍は瓦解するだろうし、     |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|     自身の武名も上がり、兵の統率を取りやすくなるというものである。    |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|    味方の諸軍も、勢いづくだろうし、ダッテを挟み撃ちにだって出来る。   |l|
 `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

                       ┌─────────────‐
                       | ぬ、ぬぉぉおおおぉぉぉ!?
                       └────────v─────


                                     |
                                    | |i  ズボッ!
                                    | l| l
                                  l∩| i | i∩
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |i|                                                    |i|
 |l|           ……勿論、それは討ち取れ「れば」、の話だが。          |l|
 |i|                                                    |i|
 `ー────────────────────────────────‐'

48 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/10/18(土) 02:43:57 ID:f2rKxLWh0


                                         イキウメ♪
                                       ∧∧ イキウメ♪
                                    r ´(゚ー゚*)    ,.;:;:;,.
                                  〜( ( つl>―<三:::;:;:;:;,.
                         ,.,.,:;:;:;:;:;:;:;:;.,.,.    し'`J     ,.;:;:;::;:;;::;:;:;:;,.
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|  アスターを深追いしたアーツフォーは、リスクの仕掛けた落とし穴にはまり、  .|l|
 |i|                                                    |i|
 |l|     そのまま土で生き埋めにされてしまい、この世を去った。享年22才。    |l|
 `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━






            ∧∧
            (>_<;)                          ムネン
            と と )       (           <(* ^ )
            と   ,,)〜      ノ´⌒∧∧     <ニ/;:つ=O
              `ヽ,)      と_,,)U(; 。 。)     〜(;;つと)
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|  この事が反乱軍に伝わると、反乱軍の兵士達は顔面蒼白になり、ある者は  |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|  武器を捨てて逃げ出し、ある者は鎧を脱いで降を乞い、ある者は自害した。 .|l|
 `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                 ┌───────────────‐
                 | これでこの戦、我が方の勝ちだな。
                 └────────v───────
                     ┌───────────────‐
                     | ええ、上手くいってくれましたね。
                     └───────────v────

                       _
                      |馬|     ∧,..,.      ∧∧
                      |鹿|    (゚ー゚*)     (゚ヮ ゚*)
                      |の|    (i:i:i:i:i゚i)    (i:i:i:i:i゚iつ
                      |墓|    ノノヽ,,,ヽ〜   ノノヽ,,,ヽ〜
                   ,.,.,:;:;:;:;:;:;:;:;.,.,.   し'`J     し'`J
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|  反乱軍は、最初の戦で最強の戦力であり、総大将でもある者を失った。     .|l|
 |i|                                                    |i|
 |l|      逃げる者たちも、もはや再起の事など頭に無かったであろう。       .|l|
 `ー────────────────────────────────‐'

49 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/10/18(土) 02:44:28 ID:f2rKxLWh0


                ∧,..,.         ∧∧
                (゚ー゚*)      (゚ー゚*)      ∧∧       ∧∧
               __ハハと i:i:i    __ハハと i:i:i     (゚ー゚*)    (゚ー゚*)
             ('_゚ ミヽ,,,ヽ〜 ('_゚ ミヽ,,,ヽ〜   ( 人 ^ヽ   ( 人 ^ヽ
                ヽ "U´)ミ     ヽ "U´)ミ    , |  -|lニ)  , |  -|lニ)
                <^| ̄<      <^| ̄<    <,_し`ヽ,)_,,ヽ <,_し`ヽ,)_,,ヽ
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|  反乱軍主力隊は討死42名(含自害)、降伏230名を出し瞬く間に消え去った。 .|l|
 |i|                                                    |i|
 |l|      ……アスターは、降伏した者に武器を与え自軍に組み入れると、      |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|          そのまま王都へ向かって進撃を再開したのであった。       |l|
 `ー────────────────────────────────‐'
┏━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┠───┘20年2月:状況:リスクの智謀世に現れ、賊軍の大将横死する。

┃ 数で絶対的に不利な戦いであったが、リスクの策により見事敵の大将を
┃ 一本釣りで仕留める事に成功する。いきなり総大将を失った反乱軍は、
┃ 勢いを失うことは確かだろう。

┃ かくして、王都への道を切り開いたアスタリスク軍は、約300の兵を率いて
┃ ハナン王の宮殿へと急ぐのであった。
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃Go to next episode l> Episode - 24「毛皮のコートと竜牙槍」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛


                      ∧∧
                      (メ`д)
                   ━━i:i:i つハハ━━(((<>
                     〜ノ,,,ノミ ゚_')
                    彡(`U" ノ
                   ε= > ̄>^>
┌───┬─────────────────────────
│墓  誌│アーツフォー (♂)
├───┼───┬─────────────────────
│享  年│ 22 才|役職 : 元王軍小隊長 ・ 反ハナン連合軍首魁
├───┼───┴┬────┬────┬────┬────┬
│能  力| 統  54 | 武  81 | 知  03 | 政  08 | 魅  32 |
├───┼────┴────┴────┴────┴────┴
│死  因|呆歴20年:リスクの計略にかかって生き埋めにされ、戦死
├───┴─────────────────────────
│イストアルカード州、イストアルカードの街の生まれ。
│若い頃にハナン王の軍に志願、その武勇で王軍小隊長にまで昇り
│つめた。あまり思慮深い性格ではなく、おにぎり(山間盆地の村)への
│備えの為、カクメートン州シータイン村に転属になった際、多くの兵に
│逃げられてしまい、罰せられるのを恐れて謀反を起こした。

│戦争序盤は仲間のモロシーに兵200を裂き与えヒギャクード州を制圧
|させ、王都及びイストアルカードの反ハナン勢力を蜂起させる事に
│成功し、滑り出しは順調なように見えたが、アスター&リスク率いる
│ハニャライト兵100を兵700で迎え撃った際、リスクの計略に嵌って
│しまい、落とし穴に落ちてあっけなく生き埋めにされてしまった。

│あまり頭の良い将ではなく、反乱もいわば成り行きで起こしたもので
│あり、彼に付き従い王軍に討たれた兵たちは浮かばれぬだろう。
├─────────────────────────────
|称号:脳筋シンドロームMk-U〜ドン・ボールに届けこの思い〜
└─────────────────────────────

50 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/10/18(土) 15:59:30 ID:iPewiFhNP






               / ̄\_______________________/ ̄\
               |     |ROGUSTO / STORY/ OF/             |     |
               \_/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\_/
               //
              //  / ̄\ !|\    |  ̄| ̄ / ̄\   ̄| ̄ | ̄\  ̄| ̄
            //    |    | |  \  |   |   |   _   |   |_/   |
           //     \_/ !|    \| _|_ \_/  _|_ |  \ _|_
         / ̄\___________________________/ ̄\
         |     |17:三都連合・第三話                         :|     |
         \_/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\_/
           \\_____/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\____________/ ̄ ̄
            \\ ̄ ̄\__/ ̄ ̄\_____/ ̄ ̄\_________
              \\_______/ ̄\_____/ ̄ ̄\_/ ̄ ̄ ̄\_
               \\____/ ̄ ̄\_____/ ̄ ̄ ̄\_____/ ̄
               / ̄\_______________________/ ̄\
               |     |20年5月〜20年12月                     |     |
               \_/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\_/




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51 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/10/18(土) 16:00:38 ID:iPewiFhNP
          ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
          ┃┏━━━┓─┃─└─┐─└─────┐─┃┃
          ┃┃  │  ┃〜┃火│山│; ; │  │林│林│山┃┃
          ┃┃─┐─┃─┗━┓─└─┐─┼─┌─┘─┃┃
          ┃┃鉱│村┃〜│〜┃山│山│  │村│山│山┃┃
          ┃┛─┘─┗━━━┛───´_,───┘─┌─┃┃
          ┃│  │  │: : │: : │: : │: : │山│山│山│  ┃┃
          ┃┼─┼─┼─┼─┼─┼─│─┌───┘─┃┃
          ┃│  │  │  │: : │: : │  │山│  │  │  ┃┃
          ┃┼─┼─┼─┼─┼─┼─└─┘─┼─┏━┛┃
          ┃│  │  │  │  │  │  │  │林│林┃〜│┃
          ┃┓─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┼┃
          ┃┃林│林│林│林│村│林│林│林│森┃〜│┃
          ┃┗━┓─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┼┃
          ┃│〜┃林│森│森│森│森│林│林│林┃〜│┃
          ┃┓─┗━━━━━┓─┼─┼─┼─┼─┗━┓┃
          ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
      「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
      ||| ログスト暦20年12月、三つの村は着実に発展していった。     |
      |」____________________________|

52 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/10/18(土) 16:01:47 ID:iPewiFhNP

        ,〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
       ∫……ハァハァ……助手……ハァハァ……新開発……ハァハァ
        '〜〜〜v〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
                        ┌────────────────
                        │あれが うわさにきく へんたい か
                        └───v─┬────────────
                                │こえが おおきいぞ
                                └──v─┬──────────
                                            │あの へんたい こそ
                                            └──v─┬────────
                                                  │かの ゆうめいな
                                                  └─v───────
                        ┌──────────────────
                        │「せいどうのはかせ」 ? うそだぬ
                        └───v───────────────
           ./■\
          .( *・∀・)
          /l  ゚l゚ ハ             /■\  /■\  /■\  /■\
          l_l_゚l゚__l_l             (´∀` ) (´∀` ) (´∀` ) (´∀` )
           〈____〉__〉             (    ) (    ) (    ) (    )
                            | | |  | | |  | | |  | | |
                            (_(__) (_(__) (_(__) (_(__)

「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 沿岸村では「資研」が大幅増員され、五人の旧メンバーは「博士」として研究を指揮する立場となった。 |
|」___________________________________________|

53 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/10/18(土) 16:02:57 ID:iPewiFhNP

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「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 民間にも青銅産業が浸透し始め、                      |
||| ディロイ山の鉱山は着実に拡張し、坑道は山脈中に延長された。    |
|」______________________________|

54 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/10/18(土) 16:04:05 ID:iPewiFhNP
                                              / ヽ
           / ̄ ̄"'- 、 ´ ̄`ヽ    /`ヽ /ヽ'~'ヽ             / /
          /   ,,.--、  ヽヽ °,ノ__   ヽ__/ ゝノ `ー'     ,..-、     / く
          ゙ー―''´ / /   ̄,,.―、 ヽ / ̄ヽ, -'">   / __'ー、  /  _二ニヽ
             /, -'"  / /  /  } 〉  '' /~-''"`j ー´, -'" -' ./  /
          , -'". ´    /  'ー‐''´ / ./  /  _> ='´ ,-'", -'"  /  /
       , -'",-'"       ヽー―‐--´  ヽー´  ヽ-'''"~∠, -"    {_,ノ    ,,.. -――--..,,、
       ヽー'   __|__\                             /             \
           . _|_     |  __   __|__ヽヽ  |   |      /    .,..-ー'''''ー-、   ヽ
           /  | \   |        __|__    |   |     /    ./       \  .l
           |   |  .|   |          ゝ         |     /   /         l   !
           \___| .ノ    レ (__  (__       ノ         P r o j e c t ONIGIRI
    ──────────────────────────────         |   .|
                  挑  戦  者  た  ち                Challengers    .!
                                           l    l           l゙   .!
  ─徘徊屋─                     ─職人気質─    l   ヽ       /    l
         ─ラボ医者─    ─いきものマニア─          ヽ   \_   ,,/    /
                 ─偏執狂─                    .\     ̄゛    ./
  民生開発                        兵器開発        `'-..,, ___、_/
          基礎医学         生物学
                 材料工学

    /■\   /■\   ./■\   /■\   /■\
   (,,, ゚∀゚)  ( ´∀`)  .( ・∀・ )  (’∀’ )  ('∀`  )
   〈;;;;;;;;ll;;;;〉   / /;;;;;;|l  /l  ゚l゚ ハ  /;;;;;;;;;;;;;ハ  〈lllll≡lllll〉
    |;;;;;;;||;;;l   |/ | |l  l_l_゚l゚__l_l  l_l;;;;;;;;;;;;l_|   |____l
    l/___〉__〉   .<_>__>   〈____〉__〉  .〈__〈___)   (_(_)

「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 沿岸の寒村は、五博士が主導する科学と技術の都へと徐々に姿を変えていった。    |
|」_____________________________________|

55 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/10/18(土) 16:05:13 ID:iPewiFhNP

               /□\
               (´∀` ,,)
           ( ̄ ̄~~~~~~\
            ~ ̄| ╂ |  |
           .   |    |~~
               〈二〈二=〉

   ケリュケイオン  ワショーイ  魔術師  マンセー
\_______________________/

      ○    ○      ○      ○     ○
     о     о      о      о     о
     。      。        。       。     。

  /■\    /■\     /■\   /■\   ./■\
 ( ´∀`)   ( ´∀`)    ( ´∀`)  ( ´∀`) . ( ´∀`)
 (    )  (    )    (    )  (    )  (    )
 | | |   | | |    | | |   | | |   | | |
 (__)_)  (__)_)    (__)_)  (__)_)  (__)_)

「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 南方村では、「宗教」が初めて人々の意識に浮上する。   ::::|
|」__________________________|

56 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/10/18(土) 16:06:21 ID:iPewiFhNP


                          ☆
                          │
                          │
                          │
火  羯  多  火  多  得  想  掛  │  亦  火  耳  不  星  異  星  観  星
星  諦  火  能  星  阿  星  礙  │  火  意  星  増  舎  火  皆  自  火
心  羯  即  火  大  耨  竟  ,r'""´`゙゙''、,  識  火  不  利  火  星  星  星
経  諦  火  一  神  多  涅  /       l,  星  星  減  子  即  度  星  火
        火  切  火  羅  星 rヽ (°)(。)|. 火  意  星  星  星  星  火  火
    星  曰  星  星  三  三 ヾ   `゙" ,l ゙´|  火  火  故  諸  星  切  火  星
    羅      真  大  藐  火 . _>il´トェェェイli/  明  火  星  法  星  火  深  星
    羯      実  明  三  _/|, `゙ヽー--ノヽ、,_.   聲  中  星  即  厄  火  羅
    提      不  火  rー'""l,  'l,     / .| ||/`>、、  火  相  星  舎  星  星
            火  星  /    |   'l,    /  .|./》/ ∧   火  不  火  星  星  多
    星      故  火 /  , | ヽ   ヽ,、/.@ / 《l,l / ヽ 火  生  受  子  羅  心
    羅      火  上 /  、,ヽ|/ ヾ。ツ`' 「ゞ / /《ヾ  /゙ヽ    不  想  火  火  経
    僧      火   ./  ///l`゙'゙ー-'"  / // ノ// //`l、   滅  行  不  多
    羯      星  ,|.  /// |  |___,,,ノ≡≡ツノ//_,,-‐'"".l,   不  識  異  時
    諦      星  | /// /|    /二=‐'"´´/ /`゙゙'ー-、,_.l    垢  亦  星  照
            羅  |/// / |   /|三="´  / //"´´゙'ー、|    星  復  星  火
    菩      蜜  ///ノ   ノ ノ ノ‐-二‐'"´ ノ/r=、,_ー-、_|    浄  如  不  五

「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| これまではアニミズム的な自然信仰と漠然とした魔術信仰しか持たなかったが、 :::|
||| 人々の間には顕著に魔術師と魔法を崇拝し、教義化し始める傾向が見られた。   |
|」___________________________________|

57 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/10/18(土) 16:07:31 ID:iPewiFhNP
                            /□\
                            (´∀` ,,)
                         ( ̄ ̄~~~~~~\
                          ~ ̄| ╂ |  |       /□\
      /□ヽ                  .|    |~~       (=(:::::::::::)
      ( :::::::::)                  〈二〈二=〉       /''''''''||'''|
      /_∧                              .|'''''''''||''''|
      ││                               |'''''''''||''''|
     / ̄\                               (_(_:)
   <二二二二>    /□\                             / ̄ ̄\
     \_/      ( :::::::::::)                       /□\   ̄ ̄ ̄ ̄
       \\____/   /                      (:::::::::::::::)       / ̄ ̄)つ
        .\__      /                      .  |二二/  / ̄ ̄\  ̄ ̄ ̄
             \__/                / ̄ ̄\   \/   ̄ ̄ ̄ ̄
      /□\                               ̄ ̄ ̄ ̄       / ̄ ̄\
     ( :::::::::::)                          / ̄ ̄\  ∧   . ̄ ̄ ̄ ̄  / ̄ ̄(二二二二フ
     /~/~/~/)    /■ヽ                    . ̄ ̄ ̄ ̄  (|||)           . ̄ ̄ ̄
     ノ//// l     ( :::::::)                          .∨
     l// | |     (   )
    .  <_\\    ∪∪                             /|     |\
                                            /;;;;;l     l  \
            |    |l                          /;;;;;;;;;;;|     |   \
        l     l                              |;;;;;;;;;;;;;;;|     |    |
         l   | /□ヽ  l|   l|                      |;;;;;;;;;;;;;;;|    /□ヽ  :゙|
         | .l  (*:::::::)    l |     `゙ ゞ :.ミ  ,":;.::;,'ミ      |;;;;;;;;;;;;;;;|   (*::::::::)  |
           |l  /__) l|  l  l  ,:;.,:;, `゙  ゞ: .      ミ, "      \;;;;;;;;;;;|  l ̄     ̄l´
         l  l  ∪∪  l  |  l|  :.`゙ゞ:. ミ,":;.::  ;,'/□\     \;;;;;l    ̄|   | ̄
                         .:;,:;.,:;,`゙  ゞ:.ミ ゞ:.ミ, ::::::::)      \|   ..l_l_l
                         :.ミ,":;.::;,'ミ :;,':,::;,'ミ:;,':,//ll|':,:;.,:;.::          |/\|
                               ;,`:;,':,:;.,:;.:::;.:ll|||l
                                  ///ll:;,':,:;.,:;.:::;.:".:;.:'
                              ;, ゞ .:.`゙ゞ:.ミ〉lllll〉
   「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
   ||| 南方の温暖な村は、魔術師達が華麗に彩る魔法と精神の都として歴史を描き出す。 ::::|
   |」_____________________________________|


58 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/10/18(土) 16:08:40 ID:iPewiFhNP

 ,――――──────────────────────────
│おれたちの うでを もってすれば こんな おおきな せきざいも
│かんたんに けずりだせる ぜ
 '──v───────────────────────────
 ,――――──────────────────────────
│かんたんに つみあげられる ぜ
 '────────v─────────────────────
 ,――――──────────────────────────
│ちょうこく だって おてのもの
 '─────────────v────────────────

                   /■\  | ̄ ̄ ̄|
                  ( ´∀`) |懶撃飆|
                  (    つ|讐襯懶|
                  | | |  |藉飄觜|
                  (__)_) |飄麟籍|
                 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
           /■\  .|               |
           ( ´∀`) .|               |
           (    つ |               |
           | | |  .|    .           |
           (__)_) |__________|
       | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
  /■\ .|               ||               |
 ( ´∀`) .|               ||               |
 (    つ|               ||               |
 | | | .|               ||               |
 (__)_) |__________||__________|
   「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
   ||| 盆地村では、独特の工芸技術が民の間で現れ始める。   |
   |」_________________________|

59 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/10/18(土) 16:09:50 ID:iPewiFhNP
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                        `、  ̄| ̄ ̄| ̄ ̄|二二二| ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ |
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            「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
            ||| 元より峡谷に石造りの塞を建設するなどの高い技術力が盆地村にはあったが、   |
            ||| 食料の充足に推されて技術の大幅な発展が見られるようになっていった。      |
            |」___________________________________|

60 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/10/18(土) 16:10:58 ID:iPewiFhNP

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     / ̄||H||二つ
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 ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄|      <;;;;;;;;;;;;;;つ|====>         //          .  \|/
 ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄|     |;;;;;;|;;;;;;|            ( ̄00)..//          . ._/|\_
 ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄|  .<;;;;;ハ;;;;;>           ハ*:::::::リ//       .     /\|/\
 ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄|          ノ〈 二⊃,l´                   ┃
 ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄|       //_/__、,ゝ       .    く三二ブ:┃
 ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄         / /\\           ( ::::::::) ┃
 ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄|        〈__〉 〈__〉          ( {llll} 二lつ
 ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄|         ノ }llll!{  .┃
 ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄|      く_ノヘLゝ :┃
 ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄|     <_ノヽ_> :゙┃
 ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄|
 ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄
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   「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
   ||| 盆地の小さな村は、躍動と不羈の精神溢れるユニークな工芸の都となっていく。  |
   |」___________________________________|

61 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/10/18(土) 16:12:07 ID:iPewiFhNP



?:いやはや、彼女は良く働いてくれました。そろそろお役ご免ですかな。
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                  (__)_)     〈_〉__〉

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?:まだ早い。機会を誤ってはならん。仕掛けるのはまだだ。最大まで働いてもらおう。

62 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/10/18(土) 16:13:17 ID:iPewiFhNP





                            / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄  ̄   ̄    ̄   ̄    ̄
                          /     To Be Continued ─────
                        /____________ _ _  _   _  _   _
                      //    \\
                    //        \\
                  //            \ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄  ̄   ̄    ̄   ̄    ̄
                //                \  「 三 都 連 合 」 終 了    !   !   i
_______//                    \_______ _ _  _   _  _   _
              /                      /        /
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63 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/10/19(日) 20:08:59 ID:PV3ByQj7P
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               / ̄\_______________________/ ̄\
               |     |ROGUSTO /STORY/OF/               |     |
               \_/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\_/
               //
              //  / ̄\ !|\    |  ̄| ̄ / ̄\   ̄| ̄ | ̄\  ̄| ̄
            //    |    | |  \  |   |   |   _   |   |_/   |
           //     \_/ !|    \| _|_ \_/  _|_ |  \ _|_
         / ̄\___________________________/ ̄\
         |     |18:奇矯なる音人・第一話                       :|     |
         \_/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\_/
           \\_____/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\____________/ ̄ ̄
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               |     |21年1月                              |     |
               \_/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\_/




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64 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/10/19(日) 20:11:02 ID:PV3ByQj7P

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    「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
    ||| 吹き荒ぶ風が寒い1月18日の南方村。                                |
    ||| 冬と言えども南方村の冬はそこまで寒くないはずなのだが、その日はとくに寒かった。  |
    |」_____________________________________|

65 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/10/19(日) 20:12:13 ID:PV3ByQj7P
  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |
  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |
_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|
__i,,,,__i,,____i,,,/■\,_i,,,,__i,,__/__i,,,,__i,,__.:.:.:.:.:. ゙l__i,,,,__i,,___i,,,,__i,,__人_i,,,,__
,,__i,,,___i__,,(‐−‐ )___i,,,,__i,,___,_i,,, _i___i,,,,_ ゙l,,__i,,,____i,,,,_i___i,
コニiニニiニニiニニiニU   U )ニニiニニiニニニiニiニニiニニiニニiニニiニニニiニニiニニiニニiニニiニニiニニiニニiニニ
  . / ̄ ̄ ̄ ̄(_⊂二_)" ̄ / ,,/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄''/  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  / [二二] θ    Ψ /wii/                /、 ./
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/ 刧   〈;;;;;+〉     /  /                /vv/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄,,...,,  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ,,_                 _wii,,                         ,,,...wii
                              v v,,
;"',,                                   ;"',,
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 他の二村からの物々交換屋も店をたたみ、そそくさと屋内へ引っ込んだ。  :::|
||| 街からは普段の雑踏と賑わいは消え去った。                        |
|」_________________________________|

66 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/10/19(日) 20:13:46 ID:PV3ByQj7P
  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |
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__i,,,,__i,,____そ/■\,_i,,,,__i,,__/__i,,,,__i,,__.:.:.:.:.:. ゙l__i,,,,__i,,___i,,,,__i,,__人_i,,,,__
,,__i,,,___i_て(・−‐ )___i,,,,__i,,___,_i,,, _i___i,,,,_ ゙l,,__i,,,____i,,,,_i___i,
コニiニニiニニiニニiニU   U )ニニiニニiニニニiニiニニiニニiニニiニニiニニニiニニiニニiニニiニニiニニiニニiニニiニニ
  . / ̄ ̄ ̄ ̄(_⊂二_)" ̄ / ,,/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄''/  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  / [二二] θ    Ψ /wii/                /、 ./
. /   |__;;;| __ (o゚。)   /  /                /,,_ /
/ 刧   〈;;;;;+〉     /  /                /vv/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄,,...,,  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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     「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
     ||| と、そこへ、何かが低く唸りを上げる音が聞こえ出した。     |
     |」__________________________|

67 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/10/19(日) 20:15:04 ID:PV3ByQj7P

  ,,、‐'' ̄`、‐、,,、            ,,、‐''~ ̄~''‐、‐,,‐‐''~ ̄~'‐、
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     ,,、~       `、      、,,‐‐''~   `、  ヽ-―--‐-ヽ.っ  r_,つ  ヽ.:.:._:_:.:.:.:.___:::.:.:.:.:..:::.:.:ノ- .__,.-
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      「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
      ||| 街全体に響き渡る低い音は、そのまま二時間近く続いた後、ピタリと止んだ。   :|
      |」__________________________________|

68 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/10/19(日) 20:16:12 ID:PV3ByQj7P
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        '      .             :                '.        /■\
                                                    ( . ゚∀゚)
             ,              '        ;               . (  (S) )
                   /■ヽ                             . | | |
         :    '     (,,゚Д゚)           '                :  ..(__)_)
                   |⊃|
                 〜|  0
   .            .   し'´                 /■\
                               | /■ヽ  (´∀` )
     /■\                      ヽ( *゚ω゚)ノ し し )
     ( ・∀・)                     〜(Ox )  く く く
    と    丿つ                       U   (_(_)
     人 γヽ
   〃,(__人__ノ ))
       「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
       ||| 次の日、多少は暖かさを取り戻した日の元で人々が生活していると、 ::::::|
       |」_______________________________|

69 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/10/19(日) 20:17:20 ID:PV3ByQj7P
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                 「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
                 ||| 不思議な音がまたもや街に響き出した。 :::::|
                 |」___________________|

70 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/10/19(日) 20:18:34 ID:PV3ByQj7P
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│昨日から鳴り響いているこの奇怪な音について民が説明を求めております。
└──v──────────┬────────────────────
                        │予にも何が起きているのかわからぬ…
                        │何かが起こる前兆かもしれぬが、
                        │今それを伝えても無用な混乱を招くだけだ。
┌────────────-┴───v────────────────
│分かりました。無用な混乱を避けろとだけ布告いたします。
└──v─────────────────────────


    /■\                 /□\
   (::::   )         .      (´Д` ,,)
   / ̄ ̄ ̄|               /~~~~~~\
   / /   |               | |  ╂ | |
  / /    |               ~~|     |~~
  ∨∨∨~~)                〈二〈二=〉

「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 不審に思った住民達は、ケーリュケイオンに説明を求めたが、     :|
||| 彼にもこの音が何なのかわからなかった。                    |
|」_____________________________|

71 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/10/19(日) 20:19:42 ID:PV3ByQj7P





                                    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄  ̄   ̄    ̄   ̄    ̄
                                  /    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄  ̄   ̄    ̄   ̄    ̄
                                /    /
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     ̄ ̄ ̄ ̄       ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄  ̄   ̄    ̄   ̄    ̄
               To Be Continued ─────
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72 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/10/19(日) 21:48:01 ID:PV3ByQj7P
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 'ミゞ\” ;:; ::, ;;;;(;;;:`;:;ヾ ゞゞ  :.:.::: :.:.:. :: :: :: :::。: :: :.:. :.:.: ::: : : : ';i
     「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
     ||| 導きの洞窟の最深部に何があるのか。    |
     ||| 答えを知るのは、神々と「白面」のみ。    :::|
     |」___________________|

73 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/10/19(日) 21:49:14 ID:PV3ByQj7P



              ザザー

                ザザー





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74 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/10/19(日) 21:50:23 ID:PV3ByQj7P



                 ザザー

                         ザザー






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75 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/10/19(日) 21:51:33 ID:PV3ByQj7P

                お前は、言葉を駆らないのか。
                                ,――――───────────
                               │・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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            ここは、「白い空の海」だ。
                                ,――――───────────
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76 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/10/19(日) 21:52:41 ID:PV3ByQj7P

       お前達のうち、何人がここへ至ったのか。
                                ,――――───────────
                               │・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
                                '───────────v───
 お前達のうち、何人がここから旅立つのか。
                                ,――――───────────
                               │・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
                                '───────────v───
          お前達は、何処から来て何処へ旅立つ?
                                ,――――───────────
                               │・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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77 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/10/19(日) 21:53:55 ID:PV3ByQj7P

           お前は、かつてここへ来た若者とは、違う存在だな。
                                ,――――───────────
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                         お前は、言葉を駆らないのか。
                                ,――――───────────
                               │・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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78 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/10/19(日) 21:55:02 ID:PV3ByQj7P

       お前に、「音の夢」をやろう。お前を、奏でてみせよう。
                                ,――――───────────
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79 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/10/19(日) 21:56:09 ID:PV3ByQj7P


                                ,――――───────────
                               │・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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80 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/10/19(日) 21:57:21 ID:PV3ByQj7P


                                ,――――───────────
                               │音が・・・・・・・聞こえる・・・・・・・・・・
                               │・・・呼んでいる・・・・・帰ろう・・・・
                                '───────────v───


                                              ...........:::...::..::....
                                               :.:....:.::.....:.
                                                :::::.:.::  シュー
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81 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/10/19(日) 21:58:31 ID:PV3ByQj7P

                                ,――――───────────
                               │・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
                                '───────────v───

       お前からは、いったいどんな音が聞けるのだろうか。

           お前は、どんな音を奏でるのだろうか。



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82 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/10/19(日) 21:59:39 ID:PV3ByQj7P


       私に、「夢」を見せてくれ。

          君には、その資格があった。

             かつての、ケーリュケイオンと同じく。





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83 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/10/19(日) 22:00:47 ID:PV3ByQj7P


    あの若者の夢を、広げ、繋げておくれ。

          私は、それを見ているのが、とても楽しい。






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84 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/10/19(日) 22:01:59 ID:PV3ByQj7P
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______それを手に取ったとき、彼は「白面」となった。



               / ̄\_______________________/ ̄\
               |     |ROGUSTO /STORY/OF/               |     |
               \_/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\_/
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            //    |    | |  \  |   |   |   _   |   |_/   |
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         |     |19:奇矯なる音人・第二話                       :|     |
         \_/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\_/
           \\_____/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\____________/ ̄ ̄
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               |     |21年1月                              |     |
               \_/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\_/




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85 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/10/19(日) 22:03:10 ID:PV3ByQj7P
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            「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
            ||| 不思議な音が鳴るようになってから三日目の昼さがり。   :|
            |」_________________________|

86 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/10/19(日) 22:04:17 ID:PV3ByQj7P
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             \_WWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWW./
             ≫                          ≪
             ≫ 俺様がもう直ぐで帰ってくるからよお!  ≪
             ≫       \_WWWWWWWWWWWWWWWWW./
             /MMMMMMM≫                   ≪
                      ≫ 宴の準備でもしといてよお! .≪
                      ≫                    ≪
                      /MMMMMMMMMMMMMMMMMM\
    _‐''          ''‐、,,,,、‐''''~        \
_,,、‐''~               ~''、          ''‐、_  __ _ _   _  _ __   _ _
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i;i;i;l;i;i;i;i;i;ili;il;il;il;i;ilil;il;i;i;i;i;i;il;il;i;i;il;l;i;il;i;i;i;lilil;ili;il;il;i;i;lil;l;i;i;lil;ili;i;li;li;li;li;li;i;lilil;;;ili;lil;i;lili;lil;il;lili;il;li;i;i;lil;il;i;i;lil;;li;lil;i;lil;;ili;lil;il;li;lil;i
il;il;il;ili;lili;ill;il;il;i;lili;lil;il;lil;i;ili;il;il;il;i;ilil;il;i;i;i;i;i;il;il;只 冂:;:;;::;:;:;:;:幵冂;:;:;;:只 皿il;i;lili;lil;il;lili;il;li;i;i;lil;i;il;i;li;l;il;l;i;i;lil;i;l;il;il;il;u;l;lu;il;
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            「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
            ||| 突如として街中にふざけた声が響き渡った。:::::|
            |」____________________|

87 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/10/19(日) 22:05:27 ID:PV3ByQj7P

           ,――――──────────────────────────
          │た、た、大師…、い、今の声をお聞きになりましたか!
           '───v──────────────────────────
           ,――――──────────────────────────
          │もちろん聞いた……帰って来たのだ……強い力を持った誰かが…
           '───────────────────v──────────


                             .         /□\
              /■\                    (´Д` ,,)
              (; 'Д`)                  /~~~~~~\
              / ̄ ̄ ̄|                   | | ╂ | |
             / /   |          .         ~~|    |~~
             / /    |                   〈二〈二=〉
          __∨∨∨~~)__________|二二二二二二二二二二二
          :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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          : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :

「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| ケーリュケイオンは確信した。自分と同等か、それ以上の魔術師が、森から帰ってくる。 :::|
|」______________________________________|

88 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/10/19(日) 22:06:36 ID:PV3ByQj7P





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       \      \
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               / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄  ̄   ̄    ̄   ̄    ̄
             /         To Be Continued ─────
           /    ______________ _ _  _   _  _   _
         /    /
       /    /
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89 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/10/19(日) 22:41:04 ID:hGNGtjVo0


        ∧∧
       (*゚ワ゚)
   ミ""ミ ( つ つ         ∧∧
   ミ   ミ(,,  ヽ          (゚ヮ ゚*)`ヽ
  ミ,,_____ """ミJJ          (つと,,) ,,)〜
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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 |l|            呆歴20年正月、ハナン王19才の誕生日。               |l|
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        ∧∧
       (*^ ー゚)          ∧∧          ∧∧   ,,..,,..i,i,i∧∧
   ミ""ミ ( b d          (*゚ ヮ゚)        (゚ー゚*)  ミ,,.,,.,,.,,ミー゚*)
   ミ   ミ(,,  ヽ           (|  つ     ミ'ミi:iミ'"ミと )  i_,,i と   )
  ミ,,_____ """ミJJ            |  ,,)〜    ミ,,ミl:lミ,,.,,ミ ,,)〜    |   ,,)〜
""l""""""""""""""""l         し'`J     ミ,...,...,..ミ,,.ミ`J     し'`J
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|    ハナンは、いつになく浮かれていた。前々から工人達に作らせていた   .|l|
 |i|                                                    |i|
 |l|              服とアクセサリーが完成したからである。               |l|
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        ,,..,,..i,i,i
        ミ,,.,,.,,.,,ミ
        i_,,i*゚ー゚)         ∧∧
   ミ""ミ  ミ"'ミi:iミ'ミ    ,.l_,、_l、(゚ヮ ゚*)     ∧∧       ∧∧
   ミ   ミ ミ,,.,,ミi:iミ,,ミ     ト=0='|と   )     (゚ヮ ゚*)`ヽ     (゚ヮ ゚*)`ヽ
  ミ,,_____ ミ,,.ミし'`J,ミ         |   ,,)〜   (つと,,) ,,)〜   (つと,,) ,,)〜
""l""""""""""""""""l       し'`J       し'`J        し'`J
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|       南の漁村制圧時に処刑したベビしぃの毛皮を集めて作った純白の     |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|        皮衣や、素晴らしい彫金細工の施された純金の王冠など、       |l|
 `ー────────────────────────────────‐'

90 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/10/19(日) 22:42:00 ID:hGNGtjVo0


        シャキーン

         ,.l_,、_l、
         ト=0='|
        /i*`ー)、
   ミ""ミ  ミ"゚・o・ミ      ∧∧      ∧∧       ∧∧
   ミ   ミ ミ,,.,,ミi:iミ,,ミ      (゚ヮ ゚*)`ヽ    (゚ヮ ゚*)`ヽ     (゚ヮ ゚*)`ヽ
  ミ,,_____ ミ,,.ミし'`J,ミ      (つと,,) ,,)〜  (つと,,) ,,)〜   (つと,,) ,,)〜
""l""""""""""""""""l      し'`J      し'`J        し'`J
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 |l|           それはそれは素晴らしい輝きを放つ品々に、          |l|
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 |l|         光りモノに弱いハナンはすっかり心を魅了されてしまい        |l|
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                           ,.l_,、_l、 〜♪
                           ト=0='|
                          /i*゚ー゚)、
                         ミ"゚・o・ミつ
                         ミ,,.,,ミi:iミ,,ミ
                        ミ,,..(,ノ`J,ミ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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 |l|      よせばいいのに新年の挨拶に、それらを身につけて行く事にした。   .|l|
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91 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/10/19(日) 22:42:31 ID:hGNGtjVo0

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 |l|       王館広場前に集まった民たちの顔は、一様に暗いものだった。    .|l|
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 |l|         前年の飢饉で、一千人の民が餓え死にしたからである。       |l|
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92 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/10/19(日) 22:43:02 ID:hGNGtjVo0

    ┌──────────────────────────┐
    |ノ彡━━ll> ━/彡━━ll>                         |
    || |  /虐ヽ  / /ノ彡━━ll> ━/彡━━ll>             |
    |\ \( `∋)/ノ | |  /虐ヽ  / /ノ彡━━ll> ━/彡━━ll> |
    |  \ \/ /  \ \( ゚∀゚)/ノ | |   /虐ヽ  / /  モギャー   |
    |   ヽ   (      \ \/ /  \ \(・∀・)/ノ           |
    └──────────────────────────┘
             O         O         O
               o           o           o
                。            。            。

      .::∧∧::     .::∧∧::     .::∧∧::     .::∧∧::     .::∧∧::     .::∧∧::
    ::(;゚ -゚)::   ::(;゚ -゚)::   ::(;゚ -゚)::   ::(;゚ -゚)::   ::(;゚ -゚)::   ::(;゚ -゚)::
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 |l|      その上、得体の知れない鳥人間の噂が国中を飛び交っており、     |l|
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 |l|        見知らぬ異種族に空から急襲される(かもしれない)という       |l|
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 |l|           前例の無い恐怖に、国中の民が恐れ戦いていた。          |l|
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 ┌───────────────‐
 | 腹減った、何か旨いモン持って来い。
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     | 政務飽きた。散歩いく。ついて参れ。
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 | 今日のおかずは魚がいい。野菜は要らん。
 └─┬─v────────────────────────
     | 竜牙槍の手入れの為に綺麗で柔らかい布今すぐ持って来い。
 ┌─┴──v───────────────────────‐
 | 部屋が地味だ、なんかド派手なもん持って来い。
 └─┬─v─────────────────
     | 明日は宴会を開く。お主も出席せよ。
 ┌─┴──v─────────────‐
 | 冬は寒くて嫌だ、なんとかしろ。
 └───v─────────── ワカリマシタ。
                         モウスコシ マジメニ…
        ∧∧               ヤサイヲ ノコシチャ イケマセン。
       (*゚∀゚)       ∧∧     ワカリマシタ。
   ミ""ミ / つ|)       (゚- ゚;)    …ワカリマシタ。
   ミ   ミ(,,  ヽ       (つと )     ……ワカリマシタ。
  ミ,,_____ """ミJJ       |   ,,)〜 ………ワカリマシタ。
""l""""""""""""""""l    し'`J
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
            ハナン王最終奥儀「一秒間に7回我儘発言」
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 |l|         そんな彼らが最後の頼りにしていたのは、ハナン王である。     |l|
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 |l|          大失政や我儘、容赦の無い処断と欠点を数え上げれば       .|l|
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 |l|                  きりの無い人物ではあったが、                 |l|
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93 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/10/19(日) 22:43:33 ID:hGNGtjVo0

  ノ彡━━ll> ━/彡━━ll>                              ∧∧
  | |  /虐ヽ  / /ノ彡━━ll> ━/彡━━ll>                 (゚−゚#)
  \ \( `∋)/ノ | |  /虐ヽ  / /ノ彡━━ll> ━/彡━━ll>  ━━(i:i:i:i:i゚iつ━━━ミ,,゚`<ニ二>
    \ \/ /  \ \( ゚∀゚)/ノ | |   /虐ヽ  / /            ノノヽ,,,ヽ〜
     ヽ   (      \ \/ /  \ \(・∀・)/ノ             し'`J

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 |l|         南方の鳥人間という得体の知れぬ敵が王都に迫っている       .|l|
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 |l|        (と思われていた)この時代、なんだかんだ言って天下無双の     |l|
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 |l|            その武勇はこの上無く頼もしいものに思えたのである。        |l|
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      (;-_-)     (;-_-)     (;-_-)     (;-_-)     (;-_-)     (;-_-)
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 |l|       「昨年の大失政も、鳥人間に対抗する為にいたしかたないモノ。    |l|
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 |l|          謎の敵に襲われて根絶やしにされるよりはまだマシさ」       |l|
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 |l|           民はそう自分に言い聞かせ、我慢を続けて来た……      |l|
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    (ili゚O゚)   (ili゚O゚)   (ili゚O゚)   (ili゚O゚)   (ili゚O゚)   (ili゚O゚)
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 |l|                     ……のだが。                         |l|
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94 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/10/19(日) 22:44:04 ID:hGNGtjVo0


    ,.l_,、_l、
    ト=0='|
 ┌/i*゚ ヮ゚)b──────────
 | やぁやぁやぁ。元気かね諸君?
 └───v──────────
         ,.l_,、_l、     キン
    *     ト=0='|  ×
        /i*゚ ヮ゚)b   ← KY
       ミ"゚・o・ミノ *
     +   ミ,,.,,ミi:iミ,,ミ    ピカ
      ミ,,..(,ノ`J,ミ
 ̄l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l
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 ̄ ̄ ̄l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l
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    (゚ili  )     (゚ili  )     (゚ili  )     (゚ili  )     (゚ili  )     (゚ili  )     (゚ili  )
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        (゚ili  )     (゚ili  )     (゚ili  )     (゚ili  )     (゚ili  )     (゚ili  )     (゚ili  )

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 |l|     民の前に現れたハナン王は、毛並みの色艶も良く、飢餓などとは    |l|
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 |l|       全く縁の無い奇麗な衣服と装身具で身を飾り、一千人の民が      |l|
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 |l|        餓え死にしたばかりだというのに、笑って台の上に立った。      |l|
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    (ili゚O゚)   (ili゚O゚)   (ili゚O゚)   (ili゚O゚)   (ili゚O゚)   (ili゚O゚)
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 |l|         民は、衝撃を受けた。なんだかんだ言っても国を守る為に      |l|
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 |l|           努力をし続けているのだと信じて来た王が、贅沢品を       .|l|
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 |l|                  どっちゃりと貯め込んでいたのだ。          |l|
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     (ili゚д゚)    (ili゚д゚)    (ili゚д゚)    (ili゚д゚)    (ili゚д゚)    (ili゚д゚)
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 |l|       当然、これら贅沢品の材料費や工人への給与は、民の納めた    |l|
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 |l|     税金から支払われている。……自分たちの、文字通り血を流して    |l|
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 |l|       納めた税金がこんなモンに使われていると知った民の中で……    |l|
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95 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/10/19(日) 22:44:35 ID:hGNGtjVo0




                   ブ  チ  ッ  !



     ∧∧    ∧∧     ∧∧     ∧∧      ∧∧    ∧∧
     (# Д )   (# Д )     (# Д )    (# Д )    (# Д )   (# Д )
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 |l|                       何かが、切れた。                    |l|
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' ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`
                      〜 Afosyria Story 〜
        ,、   ト、ト、    'l`
      //l\≧,,゚ w>,m   |  アフォシリアの動乱編 Part.8
      ⌒^⌒/E⌒lー―――――――――――――――――
          (^l:::::::|     毛皮のコートと竜牙槍(前編)
          ヽ`ー'ー―――――――――――――――――‐
            ̄ソ┌──┘    Episode - 24


             ―― 20年1月 飛竜高原 ・ 山頂の王都

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96 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/10/19(日) 22:45:06 ID:hGNGtjVo0

         −..ニ:'' ⌒:)`,
                                       -ー ''"  ̄..⌒゙ ヽ
                                    -=ニ´ -‐_,,.. -‐ = ニ ')


                           ___
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        r‐,,..,-.,-,,.,.___,.,.,.-、__,.-.,_i-i-i__|il,二n二,li|..i-i-i,____, ,.._.-.,.,,.,__,.-., ,.._.-.,.,,.,__,.-.,
        /:/':/:::::丿:::::丿:/::::::丿:: :ヾ::::::/   `、::: ハ:::ヾ:::`:::ヽ:::、_::/:::,ソ  >::ノ、::ハ:丿::`、
      /:/ :ノ:: :: :/: :/: . {: :: :.''゙ヾ:::::::\:: ^ノ  ノ::ヽ::::::::、ヽ、::: ....丿:::;ヾノヽ,_/:-/::ト;:、:::ヽ. :;}
   . ..::.:/:/::::::丿:: :ヾ::/: ::/: . {: ヾ:::::::\/::ト;(  (ヾ:::`:::ヽ:::ハ:丿::、::ハ:丿::、:::: :: : :{: : :: : ::ヽ:: :\:.::.:::.. ..
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::.::.::.:.. :: : ヽ ‐:、 )...,. -=、':⌒ー:、く(´ ::.  '  .... )::ニ ⌒ヽ_,,. - ‐‐::‐-.:''⌒丶、 ::_ ,,...、ー 、' .:  :.‐=、 .....`ヾ、..
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::.:.:.:. : : ',_ :.:. ` 、 `ヽ   ,. ':´ '`ヽ'´:. : `ヽ .   :)  '; .._´`:⌒´__....... _ `ヽ_,,. - ‐‐::‐-'`ヽ'´:. :`ヽ. :.:.: ..:.: :..::
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|     ……王都の反乱から約1ヶ月。王軍は、堀と柵に囲まれた王館に      |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|             立て篭もり、暴徒の攻撃を防ぎ続けていた。             |l|
 `ー────────────────────────────────‐'

97 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/10/19(日) 22:45:37 ID:hGNGtjVo0

      ┌─────────────────────‐
      | ねぇねぇ、館に追い詰めたのに攻め込まないの?
      └───────v──────────────
                     ┌───────────────────‐
   ∧∧∧∧∧        | ヴァカ言うな、あんなバケモノに敵うわけねェ。
   ∨∨∨∨∨        └───────v────────────
   ≡≡≡≡≡
   ┃┃┃┃┃        ∧∧         ∧∧
 ┌=====┐     (*゚ -゚)    从   (゚д゚;)
 │┃┃┃┃┃│    /   |   从: :/  ( ∞ )
 │┃┃┃┃┃│  〜(,,_UU   (::( )::)  (つと,,)〜
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|    何せ、反乱を起こした暴徒は武芸の心得も何もない一般市民である。   .|l|
 |i|                                                    |i|
 |l|     怪力無双を誇るハナン王や、その王の下で幾多の戦場を駆け抜けた   |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|         王都精鋭軍相手に、命を賭けての攻勢に出る気は無い。      .|l|
 `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

      ┌──────────────────‐
      | じゃーもう帰ろうよ、畑とか心配だし……。
      └───────v───────────
                     ┌───────────────────‐
   ∧∧∧∧∧        | しっかし、せっかく追い詰めたんだしなァ……
   ∨∨∨∨∨        └───────v────────────
   ≡≡≡≡≡
   ┃┃┃┃┃        ∧∧         ∧∧
 ┌=====┐     (*゚ o゚)    从   (д-;)
 │┃┃┃┃┃│    / つつ   从: :/  ( ∞ )
 │┃┃┃┃┃│  〜(,,__)   (::( )::)  (つと,,)〜
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|    だが、かといって即座に王館の包囲を解く事は、反乱の熱気と言うか、  .|l|
 |i|                                                    |i|
 |l|             ぶっちゃけその場の空気が許さなかった。             |l|
 `ー────────────────────────────────‐'

98 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/10/19(日) 22:46:15 ID:hGNGtjVo0

                     ┌───────────────────‐
                     | それに、ここで引き下がったとして、あの
   ∧∧∧∧∧        | 残虐王が俺達を生かしておくかどうか……。
   ∨∨∨∨∨        └───────v────────────
   ≡≡≡≡≡
   ┃┃┃┃┃        ∧∧          ∧∧
 ┌=====┐     (;゚ -゚)    从   (゚д-;)
 │┃┃┃┃┃│    / UU   从: :/  ( ∞ )
 │┃┃┃┃┃│  〜(,,__)   (::( )::)  (つと,,)〜
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|   ……また、反乱に怒ったハナン王が暴れた民を全て殺すのではないか     .|l|
 |i|                                                    |i|
 |l|       という警戒感が反乱軍側の民にあったことも事実である。        .|l|
 |i|                                                    |i|
 |l|      ここらへん、ハナン王の徳望の無さが良く分かるというものだ。       .|l|
 `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



         −..ニ:'' ⌒:)`,
                                       -ー ''"  ̄..⌒゙ ヽ
                                    -=ニ´ -‐_,,.. -‐ = ニ ')


                           ___
                         /li∧il\
        r‐,,..,-.,-,,.,.___,.,.,.-、__,.-.,_i-i-i__|il,二n二,li|..i-i-i,____, ,.._.-.,.,,.,__,.-., ,.._.-.,.,,.,__,.-.,
        /:/':/:::::丿:::::丿:/::::::丿:: :ヾ::::::/   `、::: ハ:::ヾ:::`:::ヽ:::、_::/:::,ソ  >::ノ、::ハ:丿::`、
      /:/ :ノ:: :: :/: :/: . {: :: :.''゙ヾ:::::::\:: ^ノ  ノ::ヽ::::::::、ヽ、::: ....丿:::;ヾノヽ,_/:-/::ト;:、:::ヽ. :;}
   . ..::.:/:/::::::丿:: :ヾ::/: ::/: . {: ヾ:::::::\/::ト;(  (ヾ:::`:::ヽ:::ハ:丿::、::ハ:丿::、:::: :: : :{: : :: : ::ヽ:: :\:.::.:::.. ..
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|      そんなこんなで、反乱軍は攻めるに攻められず、守るに守れず       |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|            ひたすら王館の包囲を続けることになった。            |l|
 `ー────────────────────────────────‐'

                                        こーへんへつづく

99 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/10/21(火) 23:28:49 ID:cVtlvL+Q0

                  思い込み
    ∧∧              ↓
 ┌(゚- ゚*) ────────────────────────
 | ふー、びっくりした。でも、民の意見はきっと一点に集中する。
 | 私や精鋭軍は怖いから、講和する必要があるというものだ。
 └────v──────────────────────
              ∧∧
           ┌(゚ヮ ゚;)─────────
           | それ、ほんとなのかなあ?
           └──────v─────
        ∧∧
       (゚- ゚*)
   ミ""ミ ( ∞)           ∧∧
   ミ   ミ(,,  ヽ          (゚ヮ ゚;)`ヽ
  ミ,,_____ """ミJJ          (つと,,) ,,)〜
""l""""""""""""""""l         し'`J
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|      一方の、ハナン王は暢気なものである。時が経てば民も怒りを       .|l|
 |i|                                                    |i|
 |l|            収めて立ち去るだろうと事態を楽観視していた。           |l|
 `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                  現実逃避
    ∧∧              ↓
 ┌( *゚ー)──────────────────────────────
 | 窓から外をのぞいてみればいい。誰も攻め入って来ようとはしないだろう?
 | ……それにしても、我がアフォシリアの民も増えたものだ。数年前までただの
 |   原っぱだった我が王都に今はほら、あんなに大勢の民がいるぞ!
 └────v────────────────────────────
              ∧∧
           ┌(ili゚ ヮ゚)────────────
           | なんて時代になったんだろう……。
           └──────v─────────
        ∧∧                                   ガヤガヤ
       ( *゚ー)つ
   ミ""ミ ( つノ          ∧∧             反乱軍1000人くらい ―→
   ミ   ミ(,,  ヽ          (ili゚ ヮ゚)`ヽ
  ミ,,_____ """ミJJ          (つと,,) ,,)〜              ガヤガヤ
""l""""""""""""""""l         し'`J
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|       幸い、王館には山の様に食糧が備蓄してある。昨年の年貢の     |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|             余りがそのまま館の蔵の中にあったからだ。           |l|
 `ー────────────────────────────────‐'

100 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/10/21(火) 23:29:22 ID:cVtlvL+Q0

                  自己完結
    ∧∧              ↓
 ┌(*^ヮ゚)b────────────────────────‐
 | すごい時代になったでしょう。でもそれが、アフォシリアなんだよね。
 └────v───────────────────────
              ∧∧
           ┌(TヮTli)───────────────
           |( ダッテ様……早く帰って来て下さい。
           |  私にこの王のお守りは、無理です。 )
           └──────v───────────
        ∧∧
       (*^ヮ゚)b
   ミ""ミ (  b           ∧∧
   ミ   ミ(,,  ヽ           (TヮTli)`ヽ
  ミ,,_____ """ミJJ          (つと,,) ,,)〜
""l""""""""""""""""l         し'`J
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|         ついでに、雑兵の中から離反者が多く出たことも幸いした。       |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|      早い話がごく潰しが減る事で食料の消費を抑えられるのである。     |l|
 `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                  自己陶酔
    ∧∧              ↓
 ┌(*゚ー゚)────────────────────────―
 | 今回は私にも「少し」ばかり非があった「かも」知れぬから、暴動を
 | 起こした民への処分は軽いものにしてやろう。私は優しいな。
 └────v───────────────────────

     ×     シャキーン
        ∧∧
       (*゚ー゚)  *            モーヤダ コンナ セイカツ…
   ミ""ミ (  ∞)           ∧∧
   ミ   ミ(,,  ヽ +         (TヮTli)`ヽ
  ミ,,_____ """ミJJ          (つと,,) ,,)〜
""l""""""""""""""""l         し'`J
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |i|                                                    |i|
 |l|        こうして、ハナンは何の考えも無しに籠城を続けていた……。    |l|
 |i|                                                    |i|
 `ー────────────────────────────────‐'

101 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/10/21(火) 23:29:53 ID:cVtlvL+Q0

      ┌───────────────‐
      | ねぇねぇ、お腹空いたんだけど……
      └───────v────────
                     ┌────────────────────‐
   ∧∧∧∧∧        | 小麦もねぇ、粥もねぇ、薪もそれほど残ってねぇ。
   ∨∨∨∨∨        └───────v─────────────
   ≡≡≡≡≡
   ┃┃┃┃┃        ∧∧         ∧∧
 ┌=====┐     (>゚ -゚)    从   (゙д゙<)
 │┃┃┃┃┃│    /   |   从: :/  ( ∞ )
 │┃┃┃┃┃│  〜(,,_UU   (::( )::)  (つと,,)〜
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|       先に、破綻し始めたのは反乱軍である。老いも若きも餓え、        |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|                  みなやせ衰え始めていた。               |l|
 `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
      ┌────────────────────
      | おらこんな国嫌だ〜、おらこんな国嫌だ〜!
      └───────v────────────
                    ┌──────────‐
   ∧∧∧∧∧       | 東へ帰りたいだ〜……。
   ∨∨∨∨∨       └───────v───
   ≡≡≡≡≡
   ┃┃┃┃┃        ∧∧         ∧∧
 ┌=====┐     (>゙ 0゙)    从   (゙д゙<)
 │┃┃┃┃┃│    /   |   从: :/  ( ∞ )
 │┃┃┃┃┃│  〜(,,_UU   (::( )::)  (つと,,)〜
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |i|                                                    |i|
 |l|            原因は、国の食糧再配分システムがマヒした事にある。       |l|
 |i|                                                    |i|
 `ー────────────────────────────────‐'

102 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/10/21(火) 23:30:31 ID:cVtlvL+Q0


                    ∧民      ∧公
                   (;Tд)麦麦麦(ー^*)
                   ( つ 麦麦麦麦と  )
                  〜|,,.  |      |   ,,)〜
                    し'`J      し'`J


         麦麦麦
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|        以前も説明したが、アフォシリアでは民が食べていく必要        .|l|
 |i|                                                    |i|
 |l|             最低限の穀物までも年貢として徴収し、             |l|
 `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



________                            ∧公
;__;l;__;l;__;l;__;l_              ∧民          (゚O゚*)
__l;_;l;__;l;__;l;__;l_____      (゚д゚;) ___      と   U
;__;l;__;l;__;l;__;l;__;l;__;l;__;l____U  つ;__;l       |   ,,)〜
__l;_;l;__;l;__;l;__;l;__;l;__;l;__;l;__;l;__;l,,_,,)〜         し'`J



         麦麦                      麦麦麦麦麦麦麦麦
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|        労役を貸したり、晩のオカズを取って来させたりさせ、        |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|       それらの穀物を代金として民に支払う事で、民が食べるに         |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|          必要な穀物を与えるという仕組みになっている。            |l|
 `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

                           | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
                           |  仕事下さい |
                           |______|
________                      ∧民||
;__;l;__;l;__;l;__;l_                  (;Tд||
__l;_;l;__;l;__;l;__;l_____         (   つ
;__;l;__;l;__;l;__;l;__;l;__;l;__;l____   〜|,,.  |
__l;_;l;__;l;__;l;__;l;__;l;__;l;__;l;__;l;__;l   し'`J



         麦麦
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|             しかし、王が館に籠城してから1月。当然労役や、         |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|               オカズの買い入れなどは行われていない。        |l|
 `ー────────────────────────────────‐'

103 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/10/21(火) 23:31:08 ID:cVtlvL+Q0





________                | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
;__;l;__;l;__;l;__;l _                 |  仕事下さい |
__l;_;l;__;l;__;l;__;l_____     |______|      キガー
;__;l;__;l;__;l;__;l;__;l;__;l;__;l____     ||
__l;_;l;__;l;__;l;__;l;__;l;__;l;__;l;__;l;__;l   || _,-(((((-(0皿0)-



         麦麦
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|       それは即ち、本来民に還元されるべき穀物が王館に眠った       |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|      ままとなり、絶対に必要な穀物が市場に流れない、という事だ。       |l|
 `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ┌────────────────────────────
 | あのバカ王を見限って反乱側に逃げて来たはいいけど、
 | こうもお腹がすいちゃ戦にならないわ。なんとかならないかしら。
 └────────────v───────────────
      ┌──────────────────────────
      | そういや、俺達脱走兵と違って民は田畑を持ってるはずだ。
      |   ……って事はだ、春に播く為の麦があるはずだぞ。
      └─────────────v────────────
        ┌────────────────────────
        | 幸い、あいつら戦いは知らないわ……殺っちゃいましょ。
        └───────────────v────────‐

                     ∧∧  ∧∧   ∧∧
                    ( * -)  (,   ,)  (- * )
                   /   つ  /  ヽ  ( ∞ ヽ
                 〜(,,__)  (,,__〜,,) と_と,,)〜

 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|        オカズやなんやらは我慢すればどうとでもなるが、主食である      |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|      穀物はそうはいかない。餓えた反乱兵の中には、穀物を持つ       |l|
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 |l|      物から力でそれを奪い取ろうとする者が現れ始めていた……。      |l|
 `ー────────────────────────────────‐'
                                こんどこそこーへんへつづく

104 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/10/22(水) 21:10:14 ID:cPvnGxg00


  ||二二二二||       ||二二二二||       ||二二二二||       ||二二二二||
  ||  ∧∧  || ボ ー     ||        ||       ||        ||       ||        ||
  || (*゚ -゚). ||       ||        ||       ||        ||       ||        ||
  || O,,  ,,O ||       ||        ||       ||        ||       ||        ||
  ||二二二二||       ||二二二二||       ||二二二二||       ||二二二二||


 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|       そんな、ある日。王の館の窓から、ハナン王はボーっと街の        |l|
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 |l|        方を眺めていた。籠城があまりに退屈だったのであろう。       |l|
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     !

  ||二二二从           ||二二二二||       ||二二二二||       ||二二二二||
  ||  ∧∧  て       ||        ||       ||        ||       ||        ||
  || (*゚ o゚)W|       ||        ||       ||        ||       ||        ||
  || O,,  ,,O ||       ||        ||       ||        ||       ||        ||
  ||二二二二||       ||二二二二||       ||二二二二||       ||二二二二||


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 |l|      特に何を考えるでもなくボーっと辺りを見回していたハナンだが、     |l|
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 |l|         ……突如、何かを見つけ急いで階下に駆け降りて、        |l|
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                      ∧∧
                     (#゚ぺ)
                 ━━i:i:i つハハ━━━ミ,,゚`<ニ二>
                   〜ノ,,,ノミ ゚_')
                  彡(`U" ノ
                 ε= > ̄>^>
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙
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 |l|         鎧装束を身にまとい、館から単身飛び出したのである。       |l|
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 `ー────────────────────────────────‐'

105 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/10/22(水) 21:11:01 ID:cPvnGxg00

     ┌────────────────────────────
     | こ、これだけはダメ!この麦を買って帰らないと、ヒギャクードの
     | 町では、麦を作る事が出来なくなってしまう……おねがい!
     └────────────v───────────────‐
 ┌─────────────────────‐
 | 渡すか死ぬか、二つに一つ。例外は無い。選べ。
 └──────v───────────────

          ∧∧                   フー!!
         (,,゚ -゚)                       ∧∧
         ( つiニフ       ∧∧ヽ~ノ         (゚皿゚#)`ヽ
       〜(,,   |        (゚OTili)=)  <>)))━━O━と)━,,)〜
         し'`J      @(,,_つ_X_)           し'`J
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|         ハナン王が見たのは、以前知り合った親孝行な少女が      |l|
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 |l|          暴漢に囲まれ、荷物を抱えて震えあがっている姿であった。     |l|
 `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


     ┌─────────────────────
     | マジかYO!ここで死なれるとすっごく困るYO!
     └─────────v───────────

                 /つ ∧
   ミ""ミ           ヽ(il゚ ヮ゚)           ∧∧
   ミ   ミ            >  と)           (゚O゚ili)
  ミ,,_____ """ミ       〜(,,  つ           ,ヘ とヽ
""l""""""""""""""""l    (,ノ             U (,,_つ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|            この王の行動に、王都精鋭軍も反乱軍も驚いた。          |l|
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 |l|           王都精鋭軍から見れば、王がいきなり単身で敵軍に        .|l|
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 |l|              向って突撃を仕掛けているように見えたし、             |l|
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106 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/10/22(水) 21:11:32 ID:cPvnGxg00
          ヽ人_从_人_从_人_从_人_从_人_从_人_从ノ
           >                       <
           >     はっ、ハナン王だーッ!
           >                       <
           ノY^W^Y^W^Y^W^Y^W^Y^W^Y^Wヽ
   ∧∧∧∧∧
   ∨∨∨∨∨      ニゲロー!!
   ≡≡≡≡≡   ∧∧                {{ ∧∧ }}
   ┃┃┃┃┃  (;゚ o゚)             {{ (;゚д゚) }}
 ┌=====┐と とヽ       从    {{ ( つ つ }}
 │┃┃┃┃┃│ >   ,,)〜    从: :/ {{ 〜|,,.  | }}
 │┃┃┃┃┃│ ヽ,)`ー'     (::( )::)  {{ し'`J }}
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙
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 |l|        反乱軍には、痺れを切らした王が反乱軍を皆殺しにせんと      |l|
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 |l|            鬼の形相で襲いかかってきているように見えた。       |l|
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   反乱軍

    ┣┣┣┣┣┣
    ┣┣┣┣┣┣
    ┣┣┣┣┣┣
    ┣┣┣┣┣┣
    ┣┣┣┣┣┣                         ┤┤┤┤┤┤┤┤┤
    ┣┣┣┣┣┣             王          ┤┤┤┤┤┤┤┤┤
    ┣┣┣┣┣┣                         ┤┤┤┤┤┤┤┤┤
    ┣┣┣┣┣┣
    ┣┣┣┣┣┣
    ┣┣┣┣┣┣
    ┣┣┣┣┣┣
    ┣┣┣┣┣┣

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 |l|       当然、精鋭軍は王を守るべく後を追って突撃を開始するし、        |l|
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 |l|        反乱軍は身を守る為に王軍に対して反撃行動を始める。         |l|
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          ┣┣┣┣┣┣
          ┣┣┣┣┣┣
          ┣┣┣┣┻┻
          ┣┣┣┻┻┻
          ┣┣┻┻┻┻
          ┣┻          ┤┤┤┤┤┤┤┤┤
          ┣┫   王     ┤┤┤┤┤┤┤┤┤
          ┣┫          ┤┤┤┤┤┤┤┤┤
          ┣┣┳┳┳┳
          ┣┣┣┳┳┳
          ┣┣┣┣┳┳
          ┣┣┣┣┣┣

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 |l|          自国の軍と、自国の民の正面衝突。決して起こしては       |l|
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 |l|           いけない事態の引き金を、ハナン王は何も考えずに        |l|
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 |l|                  引いてしまったのである。                 |l|
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107 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/10/22(水) 21:12:03 ID:cPvnGxg00


                             ∧∧
  。・゚・。∧∧。・゚・。     /l /l           (゚−゚#)
    (>_<ili)     <二il;゚'ili)>´゚,,ミ━━━━と_ハハと i:i:i━
    と と )      と  と )         ('_゚ ミヽ,,,ヽ〜     ___
     |  ,,)〜      ヽ   ,,)〜         ヽ "U´)ミ    ∧∧:;:;メ8   ,.),,
     し'`ー'        `ー'`ー'          <^< ̄<     (と:;:;:;:/ ∞∞):;:;:;つ
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙
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 |l|        勿論、本人はそんなことは考えていない。「商人の少女」一人を     |l|
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 |l|         救う為、立ちはだかる「邪魔なゴミ」数十人を切り殺し、 ひたすら     |l|
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 |l|              市場に向かって驀進を続けていた。                  |l|
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


            ∧∧ヽ~ノ
            (゚OTili)=)            ∧∧:;:;メ8   ,.),,
          @(,,_つ_X_)          (と:;:;:;:/ ∞∞):;:;:;つ
          l三三三三三l            l三三三三三l
             └──────┬──────┘

 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|        ……ハナン王が守ろうとする「商人の少女」も、手にかけた      |l|
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 |l|        幾多の民も同じ「たったひとつの命」である事に、ハナン王は      |l|
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 |l|        思い至れない。その辺が、今の器の限界とも言えるであろう。       |l|
 `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


              从
             て ∧,..,.         ∧∧
              W(゚o ゚*)     (゚ー゚*)       ∧∧       ∧∧
               __ハハと i:i:i    __ハハと i:i:i     (゚ー゚*)    (゚ー゚*)
             ('_゚ ミヽ,,,ヽ〜 ('_゚ ミヽ,,,ヽ〜   ( 人 ^ヽ   ( 人 ^ヽ
                ヽ "U´)ミ     ヽ "U´)ミ    , |  -|lニ)  , |  -|lニ)
                <^| ̄<      <^| ̄<    <,_し`ヽ,)_,,ヽ <,_し`ヽ,)_,,ヽ
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙

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 |l|      さらに、反乱軍に不幸が襲いかかる。アスターとリスクの到着だ。     .|l|
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108 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/10/22(水) 21:12:35 ID:cPvnGxg00
                    ┣┻┣┣┣┣
                    ┣┣┣┣┻┣
                    ┣┣┻┣┻┻
                    ┣┻┣┻┻┻
                    ┫┣┻┻┻┻
          ├├├       .┫┻    ┤┤┤┤┤┤┤┤┤
          ├├├├     .┫┫王  ┤┤┤┤┤┤┤┤┤
          ├├├       .┫┫    ┤┤┤┤┤┤┤┤┤
                    ┫┣┳┳┳┳
                    ┣┣┣┳┳┳
                    ┣┳┣┣┳┳
                    ┳┣┳┣┣┣

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 |l|     王が単身敵陣に切り込んでいるその姿を見て、彼らは震えあがった。   |l|
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 |l| 折角王を助けるため苦労して来たのに、ここで王が討たれては意味が無い。 |l|
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 |l|     アスターの大号令の下、彼らは反乱軍の背後へ猛然と強襲をかけた。   |l|
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 ┌───────────―
 | きさまら はんらんぐんだな!
 └─────v──────
        ∧∧                             ∧∧
        (#゚д゚)          ::∧∧:: ::∧∧::          (゚ぺ#)
       ( つO|l二ニ>     ::(゚o ゚ili) (ili>_<)::   <>)))━━O━と)━━
     〜(,,  つ           ::|   つと  |::          と   ,,)〜
       (,,/´           ::と と )( つ つ::            `ヽ,,)
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|    これを防ぐ力が餓えた反乱軍にある訳も無い。誰もかれもが必死で    |l|
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 |l|  逃走を図り、坂道で転んだ兵や民があちこちで転倒しては、踏み潰された。  |l|
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109 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/10/22(水) 21:13:05 ID:cPvnGxg00

         −..ニ:'' ⌒:)`,
                                       -ー ''"  ̄..⌒゙ ヽ
                                    -=ニ´ -‐_,,.. -‐ = ニ ')


                           ___
                         /li∧il\
        r‐,,..,-.,-,,.,.___,.,.,.-、__,.-.,_i-i-i__|il,二n二,li|..i-i-i,____, ,.._.-.,.,,.,__,.-., ,.._.-.,.,,.,__,.-.,
        /:/':/:::::丿:::::丿:/::::::丿:: :ヾ::::::/   `、::: ハ:::ヾ:::`:::ヽ:::、_::/:::,ソ  >::ノ、::ハ:丿::`、
      /:/ :ノ:: :: :/: :/: . {: :: :.''゙ヾ:::::::\:: ^ノ  ノ::ヽ::::::::、ヽ、::: ....丿:::;ヾノヽ,_/:-/::ト;:、:::ヽ. :;}
   . ..::.:/:/::::::丿:: :ヾ::/: ::/: . {: ヾ:::::::\/::ト;(  (ヾ:::`:::ヽ:::ハ:丿::、::ハ:丿::、:::: :: : :{: : :: : ::ヽ:: :\:.::.:::.. ..
、 :: :: :. :. .゙:. : ..`⌒::ー ‐ ‐- - -=ニ´ -‐_,,.. -‐ = ニ '':: ー- 、... __ ⌒‐_、_::- −..ニ ⌒゙''::ー =、::'' ⌒:)`::.::.::.:..
: `.:  :.‐=、 .....ニ..⌒ ‐.:  :.‐゙''::ー =、::'' ⌒:)`ヽ -ー) )''"  ̄..⌒゙ ヽ、_ _‐_,,.. -‐ = ニ '':: ー- 、... __ ::' .... )::.::.::.:..
: `::ー =ニ..⌒ ‐、_::- −..ニ ⌒゙'':`ヽγ  ,. ':  '`ヽ'´:. :`ヽ   :  ';  ̄..⌒゙ ヽ、_ __゙'':`ヽγ  ,. ': ヽ_,,. - ‐‐::‐-
::.::.::.:.. :: : ヽ ‐:、 )...,. -=、':⌒ー:、く(´ ::.  '  .... )::ニ ⌒ヽ_,,. - ‐‐::‐-.:''⌒丶、 ::_ ,,...、ー 、' .:  :.‐=、 .....`ヾ、..
.:''⌒丶、 ::_ ,,...、ー 、' .:  :.‐=、 .....`ヾ、.... .: .:`⌒((.:ー 、´      _ ..... __'`ヽ'´:. :`ヽ   : '`ヽ'´:. :`ヽ::.:.:..::.::.:.:
::.:.:.:. : : ',_ :.:. ` 、 `ヽ   ,. ':´ '`ヽ'´:. : `ヽ .   :)  '; .._´`:⌒´__....... _ `ヽ_,,. - ‐‐::‐-'`ヽ'´:. :`ヽ. :.:.: ..:.: :..::
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 |l|      かくして、王都の反乱は集結した。この反乱で殺された民の数は    |l|
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 |l|        300、反乱兵は400。合計700名がこの戦で命を落とした。       |l|
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 |l|        ……その日、王都の川は真っ赤に染まったと語られている。     |l|
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┠───┘20年2月:状況:屍(しかばね)山となり、血は河となる。

┃ ハナン王のミスから始まった反乱は、ハナン王のきまぐれによって凄惨な
┃ 結末を迎える事となった。当然、王都の民はハナン王を深く恨む。

┃ この事が、後にどのような結末をもたらすのかは……まだ、誰も知らない。
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┃Go to next episode l> Episode - 25「ヒギャクード峠の戦い」
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110 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/10/25(土) 14:14:05 ID:Ll0zZViO0


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 |l|         4月。王都の乱を鎮めたハナン王は、ナツコに王都を任せて     |l|
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 |l|      アスター、リスクを副将とし、反乱軍の副将、モロシーを討つべく    |l|
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 |l|             北の寒村、ヒギャクードに向けて軍を進めていた。          |l|
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 |l|      王都精鋭兵200人に、アスタリスク軍が300人。そこへ降伏したり、      |l|
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 |l|     新たに王都で徴兵した雑兵が500人加わり、王軍の人数は全体で      .|l|
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 |l|               1000人にもなるほどであった。                 |l|
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111 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/10/25(土) 14:14:37 ID:Ll0zZViO0

 ┌────────‐
 | リスク、感じるか?
 └──v──────
       ┌────────‐
       |   何を、だ?
       └────v────

    ∧,..,.          ∧∧
   (*゚ o゚)       (゚- ゚*)    ∧∧     ∧∧      ∧∧      ∧∧
  __ハハと i:i:i    __ハハと i:i:i   (゚- ゚*)   (゚- ゚*)     (゚- ゚*)    (゚- ゚*)
 ('_゚ ミヽ,,,ヽ〜 ('_゚ ミヽ,,,ヽ〜 ( 人 ^ヽ  ( 人 ^ヽ   ( 人 ^ヽ    ( 人 ^ヽ
   ヽ "U´)ミ     ヽ "U´)ミ  , |  -|lニ)  , |  -|lニ)  , |  -|lニ)  , |  -|lニ)
   <^|| ̄<      <^|| ̄<  <,_し`ヽ,)_,,ヽ<,_し`ヽ,)_,,ヽ<,_し`ヽ,)_,,ヽ<,_し`ヽ,)_,,ヽ
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 |l|                      だが……                     |l|
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ┌────────────‐
 | この空気の、重さをだ……。
 └──v──────────
       ┌────────‐
       |     ……。
       └────v────

    ∧,..,.          ∧∧
   (*゚ -゚)       (゚- ゚;)    ∧∧     ∧∧      ∧∧      ∧∧
  __ハハと i:i:i    __ハハと i:i:i   (゚- ゚*)   (゚- ゚*)     (゚- ゚*)    (゚- ゚*)
 ('_゚ ミヽ,,,ヽ〜 ('_゚ ミヽ,,,ヽ〜 ( 人 ^ヽ  ( 人 ^ヽ   ( 人 ^ヽ    ( 人 ^ヽ
   ヽ "U´)ミ     ヽ "U´)ミ  , |  -|lニ)  , |  -|lニ)  , |  -|lニ)  , |  -|lニ)
   <^|| ̄<      <^|| ̄<  <,_し`ヽ,)_,,ヽ<,_し`ヽ,)_,,ヽ<,_し`ヽ,)_,,ヽ<,_し`ヽ,)_,,ヽ
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 |l|       その中にあって、アスターとリスクは、何か言いようの無い不安を      |l|
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 |l|                感じていたのである……。                  |l|
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' ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`
                      〜 Afosyria Story 〜
        ,、   ト、ト、    'l`
      //l\≧,,゚ w>,m   |  アフォシリアの動乱編 Part.9
      ⌒^⌒/E⌒lー―――――――――――――――――
          (^l:::::::|     ヒギャクード峠の戦い(前編)
          ヽ`ー'ー―――――――――――――――――‐
            ̄ソ┌──┘    Episode - 25


      ―― 20年4月 アフォシリア高原 ・ ヒギャクード山脈麓

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112 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/10/25(土) 14:15:08 ID:Ll0zZViO0



                                   ∧∧
                                  (゚−゚;)
         ハハ__    ∧∧   <二ニ>´゚,,ミ━━Oハハと i:i:i━━━
       _ミ ゚_')   (; o )              ('_゚ ミヽ,,,ヽ〜
     彡(   " ノ    /つ ヘ                ヽ "U´)ミ
       || ̄||^||    と_,,) J                   <^|| ̄<
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 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|   全軍が、ヒギャクードへ向かう山道を登り始めた頃、ハナン王の許に    |l|
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 |l|         一騎の偵騎が駆け戻り、驚きの事実を伝えた。               |l|
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      −ν−ξ−ο−π−ρ−σ−τ−υ−φ−χ−ψ−ω−/
      ┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐−
      │〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│1
      │─┼─┏━━━━━━━━━━━━━┓─┼─┼─┤−
      │〜│〜┃山│山│山│村│山│山│山┃〜│〜│〜│2
      │─┏━┛─┌────砦──────┗━┓─┼─┤− 冷帯
      │〜┃山│山│  │  │↑│村│林│森|村┃〜│〜│3
      │─┃─┼─└───┐─┼─┼─┼─┌─┃─┼─┤−
      │〜┃山│山│山│山│  │  │  │林│山┃〜│〜│4
      │─┗━━━━━┓─│─┼─┌───┘─┗━┓─┤━━━
      │〜│〜│〜│〜┃山│; ; │村│山│山│山│山┃〜│5
      │─┏━━━┓─┃─└─┐─└─────┐─┃─┤−
      │〜┃  │  ┃〜┃火│山│; ; │  │林│林│山┃〜│6
      └─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|    曰く、ヒギャクードでは山道の狭窄部に木で砦を構えて待ち受けており、  .|l|
 |i|                                                    |i|
 |l|   兵200、民400が立て篭もっており、砦の建設、防衛にはヒギャクードの   |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|                 民が自発的に協力していると。                  |l|
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113 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/10/25(土) 14:15:38 ID:Ll0zZViO0


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 |l|         ……やがて、次の日の夜明け頃に王軍はその砦にたどり着く。     |l|
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 |l|   砦の作りは、非常に簡素なものであり、地面に打った木の杭を支えとして   |l|
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 |l|  丸太を何本も括り合わせ、即席の柵としたものに、空堀が付いていただけ。 .|l|
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114 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/10/25(土) 14:16:09 ID:Ll0zZViO0


                                         メシハ マダカノ?
                         サッキ タベタデショ!
      ∧∧           ∧∧                   λλ
      (;゚ぺ)/ヽ       (;゚ -゚)/ヽ       ∧∧      (゙'p゙'=)|ヽ
    (  つ≫―l>    (  つ≫―l>    (;゚ぺ)       / つ┓| )
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(X)三三三三三|  |三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三|  |三三三三三三(X)
(X)三三三三三|_|三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三|_|三三三三三三(X)

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 |l|     また、砦を守る者も、訓練を受けた兵と思われるものよりも、ただの     .|l|
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 |l|     一般市民であると思われるものの方が数が多く、あきらかに老人や     .|l|
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 |l|           子どもと思われるものも所々に混ざっていた。            .|l|
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                            フン
                        ∧∧
                       ( ー *)
           <二ニ>´゚,,ミ━━Oハハと i:i:i━━━
                     ('_゚ ミヽ,,,ヽ〜
                       ヽ "U´)ミ
                          <^|| ̄<
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙
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 |l|                   ハナン王は、鼻で嗤った。              |l|
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115 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/10/25(土) 14:16:40 ID:Ll0zZViO0

            /\
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              l    l
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            |:      |
           |     |
           |\    |     ヽ人_从_人_从_人_从_人_从_人_从_人_从ノ
           l.  > /.l      >                       <
           l o ヽ/ |      >  敵陣を粉砕せよ、全軍突撃ッ!  <
           ヽ    ,'       >                       <
           // l^|^ lヾ     ノY^W^Y^W^Y^W^Y^W^Y^W^Y^Wヽ
           l l ,'l::|::|'| l
                 |;::::|
                 |;;:::|
                |;;;,:|
                |;::::|
               |;;:::|
              |;;;,:|
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 |l|     ハナン王が竜牙槍を天高く掲げ、天下最強を謳われる王都精鋭軍と、   |l|
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 |l|      寡勢で他勢を破り、敵の主将を血祭りに挙げた頼もしき援軍に       |l|
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 |l|           一声「敵陣を粉砕せよ」と大号令をかけたならば、           |l|
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                               ∧∧
          ∧∧                  (゚- ゚;)
         (゚O゚#)                  (つO|l二ニ>
 <>)))━━O━と )━                 ヽと ,,)〜
         ヽと ,,)〜    ,-―∧∧        ヽ,)
          ヽ,)        ̄ (゚ー゚*)
                  ∠ニiとヽ ヽつ
                      (,/)__,,)

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 |l|     敵の砦は一瞬で打ち壊されて、敵兵は算を乱したように逃げ去って、     |l|
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116 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/10/25(土) 14:17:11 ID:Ll0zZViO0



                        ∧∧
                       (゚ー゚*)
           <二ニ>´゚,,ミ━━Oハハと i:i:i━━━
                     ('_゚ ミヽ,,,ヽ〜
                       ヽ "U´)ミ
                          <^|| ̄<
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 |l|     戦いは王軍の完全勝利で終わる……、ハナンは、そう信じていた。    |l|
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                      从
                     て  ∧∧
                      W(゚o ゚*)
           <二ニ>´゚,,ミ━━Oハハと i:i:i━━━
                     ('_゚ ミヽ,,,ヽ〜
                       ヽ "U´)ミ
                          <^|| ̄<
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 |l|          しかし、次の瞬間、ハナンの目に入って来たものは、         .|l|
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 |l|      天下最強を謳われた精鋭達が、僅かな反乱兵や民の抵抗にあい    .|l|
 |i|                                                    |i|
 |l|        木の砦を超える事なく次々と討ち死にしていく姿であった。        |l|
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117 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/10/25(土) 14:17:42 ID:Ll0zZViO0

                                     ∧∧
        ―=三 ≫―l>                  ('(iliTO゚)')
                                    ヽ  ノ
          ∀∀            ∧∧         〜(,, つ
     ∧∧ | | )        ≫―;:O<ili)           (,/
     (。;;。;#)つ:;;:メつ         ∩とl ^)
                      と/_)     ―=三 ≫―l>
                        ヽ,)
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|      反乱軍の軍事行動に、民が「自発的に」協力している時点で      |l|
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 |l|           ハナンは気が付くべきであった。……ヒギャクードの民が、       |l|
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 |l|          ハナン王のヒギャクード制圧を嫌っているという事を。        .|l|
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      ∧∧         ∧∧                        コ、コシガ…   ―=三 ≫―l>
      (#゚O゚)|ヽ       (#゚ -゚)/ヽ     @三三三三)    λλ‐-、
    ( つ | )    (  つ≫―l>    ∩(;゚ぺ)∩    (゙'p゙'ili)つ,,)〜
(X)三三三三三| ̄|三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三| ̄|三三三三三三(X)
(X)三三三三三|  |三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三|  |三三三三三三(X)
(X)三三三三三|  |三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三|  |三三三三三三(X)
(X)三三三三三|_|三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三|_|三三三三三三(X)

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 |l|          民とて、負けられぬ無い戦になら命を賭ける。老いも若きも       |l|
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 |l|     矢の降り注ぐ中、柵から身を乗り出して石や丸太を必死で投げた。    |l|
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118 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/10/25(土) 14:18:13 ID:Ll0zZViO0




                                   ∧∧
                ∧∧                (>_<;)
    。・゚・。___。・゚・。     (゚皿゚;)`ヽ      <>)))━━O━と )━   ∧∧
    <(* O )    <ニ二l|Oと ,,)〜             |  ,,)〜  (゚O゚#)
    @(,,0UUつ   ━━   し'`J     ━━━(((<> し'`ー' ∠ニiOと__,,)〜
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 |l|       また、精鋭王軍とて老人や年端もいかぬ幼子を相手に回して      |l|
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 |l|         戦って、士気など上がる訳も無い。同じ民族ならなおさらである。    .|l|
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 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|       さらに、地の利も反乱軍に味方した。ここが平原なら、それでも       .|l|
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 |l|                まだ王軍は反乱軍に勝利したであろう。            |l|
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 |l|       ……が、戦いの場は、狭い道に築かれた反乱軍の砦である。      .|l|
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119 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/10/25(土) 14:18:44 ID:Ll0zZViO0


                   総攻撃不能
                        \    ↓    /
                          |_____|
                山岳地帯  |    砦    |    山岳地帯
                          | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
                        /   ┴ ┴  \
                      /    ┴ ┴    \
                    /   ┴ ┴ ┴ ┴ ┴   \
                  /    ┴ ┴ ┴ ┴ ┴     \  迂回不能
                /      ┴ ┴ ┴ ┴ ┴      \
_______/                        \__×_____
                                       ↑
                 ┴ ┴ ┴ ┴ ┴ ┴ ┴ ┴ ┴ ┴ ┴ ┴  /
                 ┴ ┴ ┴ ┴ ┴ ┴ ┴ ┴ ┴ ┴ ┴ ┴
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|        規模は小さいと言っても、民が心血注いで作り上げた砦だ。        |l|
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 |l|      砦に至るまでの傾斜もあいまって、守るに易く、攻めるに難い。      |l|
 `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ┌────────────────────────────‐
 | 王軍小隊長、ナナシィア殿、ヘルシィア殿、オソロシィア殿、討死!
 | 一番隊、五番隊、六番隊、八番隊は全滅!その他の隊も潰走中!
 └─────────v───────────────────
       ┌────────────────────────‐
       | 馬鹿な、我が精鋭が寄せ集めの賊軍に押されてるのか?
       | ええぃ、右軍と左軍は、アスターとリスクは何をしている!
       └───────────────────v─────
 ┌────────────────────────────‐
 | アスター隊、リスク隊、共に王都精鋭軍の後ろに控えておりますが、
 | 砦への山道が狭すぎて道が詰まり、攻撃をかけられずにおります!
 └──────────v──────────────────
                                   ∧∧  クッ
                                  (゚o ゚;)
         ハハ__    ∧∧   <二ニ>´゚,,ミ━━Oハハと i:i:i━━━
       _ミ ゚_')   (; o )              ('_゚ ミヽ,,,ヽ〜
     彡(   " ノ    /つ ヘ                ヽ "U´)ミ
       || ̄||^||    と_,,) J                   <^|| ̄<
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙
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 |l|        これらの要因が絡み合い、結果から言えば、王軍は負けた。      .|l|
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120 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/10/25(土) 14:19:15 ID:Ll0zZViO0


  /ヽ    /ヽ
/   ヽー/   |                     、o, 、o, 、o/      ∧
 -= ゚ =  -= ゚ =ヽ                   n('o')n  /       ''         ∧∧
    、 ____  ,  |                  nハハn   /  ,、  ト、ト、         (゚皿゚*)
     )´  `(   l                  l(゚ワ゚*)l  / //l\<っ<il>)))━━━と __ハハoヽ
   /ーu--‐´   l                    nハハn   / ⌒^⌒ヽ /=/ ヽ ̄/    ('_゚ ミ ,,)〜
.,.,,..,,..,.,.,,,.,.,..,.,.,.,.,,..,ノ                 l(゚ワ゚*)l  /   <,^`),,(=ノ  /  ヽ      ヽ "U´)ミ
  | | |                  ∩∧∧∩ /     ヽm m   ヽ__/      ||^|| ̄||
  | | |                  ヽ(゚ワ゚*)ノ/―――――――――――――――――――
  | | |                 ∩∧∧∩/
  | | |    /ヽ        /ヽ    ヽ(゚ワ゚*)/
  | | |   /  ヽ    /  ヽ    |   /                        /
  | | |   /   `ー-‐´    l     |  /          ∧∧           / ::;;:,.:,. λλ
  | | |   | (O`   ´O )  | ̄ヽ し'/          (*゚−゚)        ×      ;;:;:;:;:o゚)つ[ニニフ
 [二二二二]   |          ヽlノ |   |  / <二ニ>´゚,,ミ━O|i゚i:i:i:iつ━━━ /       /ヽ,)[ニニフ
   /⌒ヽ    l  ー-‐-'    /lヽl  | /          〜ノ,,,ノヽヽ     /        /と ,,)〜
   |   |ー---ヽ  `-´      ノ  ノ /              し `ヽ,)             (,/
   ヽ_ノ                < /"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~
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    (>_<ili)     <二il;゚'ili)>´゚,,ミ━━━━と_ハハと i:i:i━
    と と )      と  と )         ('_゚ ミヽ,,,ヽ〜     ___
     |  ,,)〜      ヽ   ,,)〜         ヽ "U´)ミ    ∧∧:;:;メ8   ,.),,
     し'`ー'        `ー'`ー'          <^< ̄<     (と:;:;:;:/ ∞∞):;:;:;つ
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙
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 |l|         寒村の戦い、オテュテンサの戦い、アンヨークの戦いに、       .|l|
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 |l|          王都の乱……。戦えば、必ず勝って来たハナン王は……       |l|
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121 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/10/25(土) 14:19:46 ID:Ll0zZViO0




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つと   つと    つと    つと    つと    つと    つと    つと    つと    つ
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  し'`J   し'`J   し'`J   し'`J   し'`J   し'`J   し'`J   し'`J   し'`J


                            _ ,.,
                       <<ili )i:i:il,,ヽ〜
                           U U(,,_つ

             <二ニ>´゚,,ミ━━━━━━━━━━
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |i|                                                    |i|
 |l|           団結した民衆の力の前に、ついに敗北を喫した。          .|l|
 |i|                                                    |i|
 `ー────────────────────────────────‐'



 

122 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/10/25(土) 14:20:17 ID:Ll0zZViO0


                    ┌──────────────
                    | 負けられるかッ!私が出るッ!
                    └────────v──────
 ┌──────────────────────‐
 | もはやこの戦、負けでございます!お逃げ下さいッ!
 └───────────────v───────


                  <二ニ>´゚,,ミ━━━∩∧∧∩━━━
         ハハ__           ∧∧     ヽ(゚皿゚#)ノ(>0<;)   __ハハ
       _ミ ゚_')          (; O )       i:i:i:i:i゚i´ と と )  ('_゚ ミ
     彡(   " ノ           / つ つ     ノノヽ,,,ヽ〜  ,,)〜  ヽ " ̄´)ミ
       || ̄||^||           と_,,) J       し'`J (,/´(,/     ||^|| ̄||
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|         ハナン王は自ら槍を取り、砦に攻めかかろうとしたが、        |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|           左右の者がこれを必死で取り押さえ、馬に乗せ退却。       |l|
 `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
               ┌──────────────────
               | 見ろッ!王が逃げて行くぞ!勝ったんだ!
               └────────v──────────
                     ┌──────────────────────
                     | いや、あの暴虐王を討ち取らぬ限り勝利では無い!
                     | 砦から出て追撃を仕掛けるぞッ!
                     └──────────v────────────

      ∧∧           ∧∧           ∧∧       ∧∧
      (;゚ワ゚)/ヽ       (;゚ー゚)/ヽ       (;゚O゚)つ      (゚Д゚#)G
    (  つ≫―l>    (  つ≫―l>    (  つノ     (  つ|l二ニ>
(X)三三三三三| ̄|三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三| ̄|三三三三三三(X)
(X)三三三三三|  |三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三|  |三三三三三三(X)
(X)三三三三三|  |三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三|  |三三三三三三(X)
(X)三三三三三|_|三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三|_|三三三三三三(X)

"'"'"'"'"'"'"''""'"'"'"'"'"'"''""'"'"'"'"'"'"''""'"'"'"'"'"'"''""'"'"'"'"'"'"''""'"'"'"'"'"'"''""'"'"'"'"'"'
:;; ;::; :; :;:; ::; ;:; :;:; :; :; ::; ;:; :;:; :; :; ::; ;:; :;:; :; :; ::; ;:; :;:; :; :; ::; ;:; :;:; :; :; ::; ;:; :;:; :; :; :;:; ;:; :;:; :; :; :; :; :; :; :; :;
:; ;:; :;:; :; :; ::; ;:; :;:; :; :; ::; ;:; :;:; :; :; ::; ;:; :;:; :; :; ::; ;:; :;:; :; :; ::; ;:; :;:; :; :; ::; ;:; :;:; :; :; ::; ;:; :;:; :; :; ::; ;:; :;:; :; :
"'"'"'"'"'"'"''""'"'"'"'"'"'"''""'"'"'"'"'"'"''""'"'"'"'"'"'"''""'"'"'"'"'"'"''""'"'"'"'"'"'"''""'"'"'"'"'"'
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|          それを見て、勢いづいた反乱軍は砦から打って出て、       |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|         王軍に対して坂落としの大逆襲を仕掛けてきたのである。      |l|
 `ー────────────────────────────────‐'

                                    <こうへんへ〜つづく。>

123 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/10/26(日) 16:14:36 ID:c4VAXc720

              ┌─────────────────‐
              | 来るぞッ!弓隊は引きつけて一斉射撃!
              └────────v─────────
                 ┌───────────────────────‐
                 | 射撃が終わり次第槍隊を前面に出して敵を迎撃せよ!
                 └───────────────v────────

                             ∧,..,.          ∧∧
                           ('(゚O゚#)       と(;゚O゚)
                           __ハハと i:i:i    __ハハと i:i:i
                          ('_゚ ミヽ,,,ヽ〜 ('_゚ ミヽ,,,ヽ〜
                            ヽ "U´)ミ     ヽ "U´)ミ
                            <^|| ̄<      <^|| ̄<

      ∧∧     ∧∧     ∧∧     ∧∧           ∧∧   ∧∧   ∧∧
    /\(゚- ゚;)  /\(゚- ゚;)  /\(゚- ゚;)  /\(゚- ゚;)          (゚- ゚;)   (゚- ゚;)  (゚- ゚;)
  <l―≪と ) ∧∧‐≪と ∧∧‐≪と ∧∧‐≪と ∧∧ <>)))━<>)))━<>)))━<>)))━━
    ヽ/(,,/\(゚- ゚;) /\(゚- ゚;) /\(゚- ゚;) /\(゚- ゚;)         |   ,,)∧∧   ∧∧   ∧
      <l―≪と ) ∧∧‐≪と ∧∧‐≪と ∧∧‐≪と ∧∧     し'`J(゚- ゚;)   (゚- ゚;)  (゚
        ヽ/(,,/\(゚- ゚;) /\(゚- ゚;) /\(゚- ゚;) /\(゚- ゚;) <>)))━<>)))━<>)))━<>
          <l―≪と ) ∧∧‐≪と ∧∧‐≪と ∧∧‐≪と ∧∧     |   ,,)〜~  ∧∧
            ヽ/(,,/\(゚- ゚;) /\(゚- ゚;) /\(゚- ゚;) /\(゚- ゚;)      し'`J     (゚- ゚;)
              <l―≪と ) ∧∧‐≪と ∧∧‐≪と ∧∧‐≪と ∧∧ <>)))━<>)))━<
                ヽ/(,,/\(゚- ゚;) /\(゚- ゚;) /\(゚- ゚;) /\(゚- ゚;)        |   ,,)〜~
                  <l―≪と ) <l―≪と ) <l―≪と ) <l―≪と )           し'`J
                    ヽ/(,,_つ ヽ/(,,_つ ヽ/(,,_つ ヽ/(,,_つ

         ∧∧   ∧∧   ∧∧   ∧∧
        (゚- ゚;)   (゚- ゚;)  (゚- ゚;)  (゚- ゚;)
 <>)))━<>)))━<>)))━<>)))━━O━と )━
               ∧∧   ∧∧   ∧∧   ∧∧
              (゚- ゚;)   (゚- ゚;)  (゚- ゚;)  (゚- ゚;)
       <>)))━<>)))━<>)))━<>)))━━O━と )━
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|         これを迎え撃ったのはアスターとリスクの部隊であった。      |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|          王都精鋭軍が壊滅し、王が逃げた後には、彼らしか         |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|       秩序立って行動できる戦闘部隊が残っていなかったのである。    |l|
 `ー────────────────────────────────‐'

124 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/10/26(日) 16:15:07 ID:c4VAXc720


                 ∧∧
                (#゚O゚)      <l―≪ = ―
              ━( つ━O━━(((<>
              〜(,, つノ
                 (,/
      ∧∧             <l―≪ = ―
      (ili゚:;i―≪
     ( ∩∩      <l―≪ = ―           <l―≪ = ―
   〜(,,;::;:;i―≪         /つとヽ⌒ヽ〜
   ━(,/ `J━━━(((<>  ((゚0T;) )(,,_つ

               <ニ二l|=                <l―≪ = ―
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|       彼らは、一歩も引かず戦った。ここで逃げれば、敵は図に乗って     .|l|
 |i|                                                    |i|
 |l|        どこまでも追撃してくる恐れがある。せめて一撃を食らわせ、       |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|               敵に追撃を諦めさせなければならない。              |l|
 `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                        ,  = - 、
           ∠ニiと'"""(:;:;@:;)  //   ∧,..,.
              (ili   ) :;8;:;,. ///  (゚- ゚#)
               ∨∨:;:;,8.:;:;,.;:   i:i:iつO|l二ニ>
                 ,-―-、:;:;ミ 〜ノ,,,ノヽヽ 彡   (,.,.,..,,.,.,.    ,.,,.,.∧∧
      ∧∧       〜(,,   ノ :;:;:;;:,. し' `(,/     と:;:;:::;:(:;:;@:),.,.(:;::;;:つ:;p゚)
     (;゚ o゚)/ヽ      (,/ `J ,.:;:;;:,.:;:;,.            "';:;:;;:;:;:;:;:;;'"
     ( つ≫―l>                                 ∧∧
    〜(,,   \ノ                                     /|(゚O゚;)
     し'`J       <l―≪ = ―                    ( |   と )
                                        ∧∧ ヽ|ヽ  ,,)〜
     ∧∧                              /|(゚ぺ#)  し'`J
     (#゚皿゚)                  <l―≪ = ―    ( |   と )
    ( つiニフつiニフ  ∧∧                     ヽ|ヽ  ,,)〜
  〜(,, つ      (#゚O゚)                 ゚ 。 ゚    ∧∧`J
    (,/      ━( つ━O━━(((<>      <(ili゚ ^゚)   (゚- ゚*)
           〜(,,   つ           <>)))( つ━━O━とi:i:i━ = ―
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 |i|                                                    |i|
 |l|   アスターも、リスクも最前線で武器を振るい、戦って戦って戦い抜いて、    .|l|
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125 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/10/26(日) 16:15:57 ID:c4VAXc720
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 |l|    東にあった日が南中を越え、西に沈みゆく頃……反乱軍は去った。    |l|
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126 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/10/26(日) 16:16:27 ID:c4VAXc720

                       ・
                       ・
                       ・
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        ,;:::;;:;:、             ∧∧,.,.,.,.,)          ,.,.,.,.,
   ,,,.,.,.   ∧∧∩            (:;p:;::#):;:; :; :;つ      <<:;;:*;:)∞、,.,.,
  /:;: メ:;つ (。:;:;。:;):;'             ヽつ|と:;ノ""             @(:;,.:;:,つ
  し'´                      Α                    u'`u
      ∠ニi=
 ┌─────────────────‐
 | 酷い戦だった……何人生き残ったか?
 └──v───────────────
    ┌───────────────────────────‐
    | 重傷21、軽傷76です。生存の見込みの無い者は介錯しました。
    └────v───────────────────────
    ∧,..,.                     ∧,..,.              ,..,.∧
   , ,(ili゚ -゚)    ∧∧              (゚-;:゚*)            (゚- ゚*)/|
   i:iU;:とノi   (゚-;:゚;)         ∧∧  o:;o:;)               |   と )|
 〜ノ,,,ノヽヽ   ,ヘ;:とヽ        (゚o ゚;) (:;(:;_;:つ       ∧∧    |   ,, ヽ|
   し'`J    U (;:,.つ       U:;:;;;U          (゚- ゚;)     し'`J
                      |;:;: メ:;)〜 <>)))━━O━と )━
         ∧∧             し'`J           | :;メ;:)〜
         (゚p ゚;:.) ∀                ∀ l、    し'`J
       /^;,/i::;)つ|       /;:)/:;)      /'l/'l | /~
      (,.:;/:;;:;|、 ▽    〜;:;; /     (:; :; ゚;)つ;:-、
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|      アスターは、生きていた。痛む体を引きずり、生き残った部下を     .|l|
 |i|                                                    |i|
 |l|           連れて行くあても無く屍の野を彷徨い歩いていた。        |l|
 `ー────────────────────────────────‐'

127 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/10/26(日) 16:17:05 ID:c4VAXc720
.  ゜ ' γ´⌒ヾ,; . * . .  , . .゚  '/ !゙':、 :  .  ゚ ゚  + , . .: : ':.゜;゜゜゜・  ゚
,: ':.゜;  ! ;;.,   ,l  .   . ゜゜・  ゚., '! ,; i ':、:: . ' .   ' ':.゜    : : :.゜ ゜
゜・ . .: : ゚.ゝ ,,,__ノ... . .:::::::::::     ,、゙ ..;::....; .. 'i:、. . .: .  .  . : :  . ゜ '  ; ゜ ;
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 |l| 既に日は沈み、天には月が輝く時刻になっていた。辺りは暗く、道も見えない....|l|
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128 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/10/26(日) 16:17:36 ID:c4VAXc720

    ┌────────────────────────────────‐
    | 敵軍の拠点の目の前だというのに、兵は傷つき、退却する道もわからぬ。
    |     ……ハニャライト家の歴史も、我が命も、ここで終わりか……。
.,_,..,,. ,、└───────v─────────────────────────
                     ゙″"~ ~ ~ ゙ "" " ゙ ~~ ''';; :;,.,.,_,..,,. ,、,_..,,. ,_.,,.
                                             ゙″"~ ~ ~
           /ヽ            ∧∧,.,.,.,.,)          ,.,.,.,.,
           /  ヽ          (:;p:;::#):;:; :; :;つ      <<:;;:*;:)∞、,.,.,
            /   `ー-‐´"'"''ヾ   ヽつ|と:;ノ""             @(:;,.:;:,つ
          |         O  l      Α                    u'`u
           |     ヽl/       |
          l     ノlヽ  , -―l
           ,.ヽ             ノ
        / (三三≡≡X≡三三)、
        ノ /  ,[}__ :;: {}[][][i:i]lヽ
     /  (     ヽ;;:: {][][][i:i]| ヽ
    /'    `ー----´[]:.  [][][i:i]l  l
  /      <^~~~~~~~ノ ノ`ヽ~~~>ー-'
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|  屍と血の海がが月明かりに照らされて作り出す、何とも美しくグロテスクな  |l|
 |i|  アート                                               |i|
 |l| 芸術を眺めながら、アスターは弱気になっていた。……もう終りである。     |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|         兵を挙げたあの時、選ぶべき道を間違えたのだ……。         |l|
 `ー────────────────────────────────‐'

129 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/10/26(日) 16:18:07 ID:c4VAXc720

: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :

          「 何を、馬鹿な事を。まだだ、まだ終わってなどいない 」

: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :

 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|            ……そんな思いに囚われているアスターの耳に、         .|l|
 |i|                                                    |i|
 |l|               聞き覚えのある声が飛び込んできた。              |l|
 `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 「お前も、私も、生きている。生きている限り、何度でも立ち上がれるさ。

         こんなもの、鳥人間に捕まった時に比べれば、ピンチの内にも入らん。」


                      ∧∧
                     ( ー *)
                      (i:i:i:i:i゚iつ
                      ノノヽ,,,ヽ〜
                      し'`J


「我々は、自由だ。我らを縛る檻は、無い。……それだけマシって事さ。生きて帰るぞ。」

 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |i|                                                    |i|
 |l|           はっと、アスターは振り向くと、リスクが、そこにいた。      |l|
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130 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/10/26(日) 16:18:38 ID:c4VAXc720

     ┌─────────────‐
     | おお、リスク!怪我は無いか?
     └──v───────────
┌──────────────────────‐
| 何、どれも軽い。心配には及ばない。それよりもだ、
| 夜明け前にここを去らねばならん。敵はまた来るぞ。
└────v──────────────────
    ∧∧  ∧,..,.                          ∧,..,.
   (*゚ ー゚)  (゚ヮ ゚;)        ∧∧              (゚o;:゚*)
   (i゚i:i:i:i:i) とi:.:メ:i゚iつ      (゚ー;:゚;)         ∧∧  o:;o:;)
 〜ノ,,,ノヽヽ ノノヽ,,,ヽ〜     ,ヘ;:とヽ        (゚ー゚;) (:;(:;_;:つ       ∧∧
   し'`J   し'`J        U (;:,.つ       U:;:;;;U          (゚ヮ ゚;)
                               |;:;: メ:;)〜 <>)))━━O━と )━
                   ∧∧             し'`J           | :;メ;:)〜
    :;;/l:;:;           (゚p ゚;:.) ∀                ∀ l、    し'`J
   ,.:;:;゚:;,.:;゚;::;>      /^;,/i::;)つ|       /;:)/:;)      /'l/'l | /~
  ;:@;:;∴;8:        (,.:;/:;;:;|、 ▽    〜;:;; /     (:; :; ゚;)つ;:-、
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|     二人は、再開を喜びあい、即座に隊伍を整え、撤退の準備を終えると    |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|           王都へと帰る道を探す方法について議論を始めた。         |l|
 `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

                            北

                   反乱軍の砦。見つかれば死。

                              /|
                             / |
                            /  |
         西                 /  |             東
                          /    |
     無人の荒野。死あるのみ。   '──┼─→   王都へ。生き残るための道。
                            │
                            │
                            │

                            南

                  反乱軍の支配地。捕まれば死。
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|       間違って違う方向へと向かえば、命を落とすであろうその道。     |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|     この暗い中で方角を定め、来た道を戻るのは至難と思われたが……   .|l|
 `ー────────────────────────────────‐'

131 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/10/26(日) 16:19:09 ID:c4VAXc720
 ┌──────────────────────────────────‐
 | 私が以前おにぎり族から教わった事に、天の星で方角を知る方法がある。
 | それによれば、空に輝く7つの柄杓型の星、北斗七星を見つけ、そこから
 | 先端の星の間を5倍したあたりに天の座界の中心があり、星の王がいるという。
 |
 |         そこが北となるらしいから、東はあちら、となる筈だ。
 └────────────v──────────────────────
                                    *
  .  ゚ ゚  + , . .: :     + , . .: : ':.゜;゜       *  .゜ ゜゜

         :.゜ ゜゜ ゜゜ ゜ ゜                   *:  : : :.゜ ゜゜ ゜゜ ゜ ゜ ゜
                       :.゜ ゜゜ ゜゜     *

                    *              *  ゚ ゚  + , . .: : ':.゜;゜゜゜・
   + , . .: :     + , . .: : ':.゜;゜       *  .゜
                                    *
 .  . : :  . ゜ '   : : :.゜ ゜゜ ゜゜ ゜ ゜ ゜       : : :.゜ ゜゜ ゜゜ ゜ ゜ ゜
                                     *:  : : :.゜ ゜゜ ゜゜ ゜ ゜ ゜
゙″"~ ~ ~ ゙ "" " ゙ ~~ ''';; :;,.,.,_,..,,. ,、,_..,,. ,_.,,.
                        ゙″"~ ~ ~ ゙ "" " ゙ ~~ ''';; :;,.,.,_,..,,. ,、,_..,,. ,_.,,.
                   ∧∧                         ゙″"~ ~ ~
                   ( *゚ ー)
                  (i:i:i=i:i:iつ     →   東
                  〜i,...,,,ヽ
                     し'`J

     ∧,..,.      ∧∧      ∧∧     ∧,..,.      ∧∧     ,..,.∧
      (   ;゚)     (   ;゚)     (   ;゚)     (   ;゚)     (   ;゚)     (   ;゚)
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|            突如、リスクがとある方角を指差して、言った。             |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|            おにぎり族から習った、天文の知識である。            |l|
 `ー────────────────────────────────‐'

132 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/10/26(日) 16:19:40 ID:c4VAXc720


        ┌───────────────────────────‐
        | 「星の王」だの、「天の座界」だの、そんなワケのワカラン事で
        | 進む道を決めてしまって大丈夫なのか?間違えられぬのだぞ。
┌───┴──v─────────────────────────
| 今は、他に手があるまい。信じろ。
└──v┬────────────
     | むむむ、わかった……。
     └──v─────────
    ∧∧  ∧,..,.                          ∧,..,.
   (*゚ー゚)  (゚o ゚;)        ∧∧              (゚-;:゚;)
   (i゚i:i:i:i:iつ (i:.:メ:i゚iつ      (゚-;:゚;)         ∧∧  o:;o:;)
 〜ノ,,,ノヽヽ ノノヽ,,,ヽ〜     ,ヘ;:とヽ        (゚- ゚;) (:;(:;_;:つ       ∧∧
   し'`J   し'`J        U (;:,.つ       U:;:;;;U          (゚o ゚;)
                               |;:;: メ:;)〜 <>)))━━O━と )━
                   ∧∧             し'`J           | :;メ;:)〜
    :;;/l:;:;           (゚p ゚;:.) ∀                ∀ l、    し'`J
   ,.:;:;゚:;,.:;゚;::;>      /^;,/i::;)つ|       /;:)/:;)      /'l/'l | /~
  ;:@;:;∴;8:        (,.:;/:;;:;|、 ▽    〜;:;; /     (:; :; ゚;)つ;:-、
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|     アスターはおにぎりの知恵については半信半疑であったものの、      |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|       他に取るべき手段も無く、時間も無いので、親友の言葉に         |l|
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 |l|         アスターと生き残りの部下、100名の命を預けたのである。         |l|
 `ー────────────────────────────────‐'

133 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/10/26(日) 16:20:26 ID:c4VAXc720

         −..ニ:'' ⌒:)`,
                                       -ー ''"  ̄..⌒゙ ヽ
                                    -=ニ´ -‐_,,.. -‐ = ニ ')


                           ___
                         /li∧il\
        r‐,,..,-.,-,,.,.___,.,.,.-、__,.-.,_i-i-i__|il,二n二,li|..i-i-i,____, ,.._.-.,.,,.,__,.-., ,.._.-.,.,,.,__,.-.,
        /:/':/:::::丿:::::丿:/::::::丿:: :ヾ::::::/   `、::: ハ:::ヾ:::`:::ヽ:::、_::/:::,ソ  >::ノ、::ハ:丿::`、
      /:/ :ノ:: :: :/: :/: . {: :: :.''゙ヾ:::::::\:: ^ノ  ノ::ヽ::::::::、ヽ、::: ....丿:::;ヾノヽ,_/:-/::ト;:、:::ヽ. :;}
   . ..::.:/:/::::::丿:: :ヾ::/: ::/: . {: ヾ:::::::\/::ト;(  (ヾ:::`:::ヽ:::ハ:丿::、::ハ:丿::、:::: :: : :{: : :: : ::ヽ:: :\:.::.:::.. ..
、 :: :: :. :. .゙:. : ..`⌒::ー ‐ ‐- - -=ニ´ -‐_,,.. -‐ = ニ '':: ー- 、... __ ⌒‐_、_::- −..ニ ⌒゙''::ー =、::'' ⌒:)`::.::.::.:..
: `.:  :.‐=、 .....ニ..⌒ ‐.:  :.‐゙''::ー =、::'' ⌒:)`ヽ -ー) )''"  ̄..⌒゙ ヽ、_ _‐_,,.. -‐ = ニ '':: ー- 、... __ ::' .... )::.::.::.:..
: `::ー =ニ..⌒ ‐、_::- −..ニ ⌒゙'':`ヽγ  ,. ':  '`ヽ'´:. :`ヽ   :  ';  ̄..⌒゙ ヽ、_ __゙'':`ヽγ  ,. ': ヽ_,,. - ‐‐::‐-
::.::.::.:.. :: : ヽ ‐:、 )...,. -=、':⌒ー:、く(´ ::.  '  .... )::ニ ⌒ヽ_,,. - ‐‐::‐-.:''⌒丶、 ::_ ,,...、ー 、' .:  :.‐=、 .....`ヾ、..
.:''⌒丶、 ::_ ,,...、ー 、' .:  :.‐=、 .....`ヾ、.... .: .:`⌒((.:ー 、´      _ ..... __'`ヽ'´:. :`ヽ   : '`ヽ'´:. :`ヽ::.:.:..::.::.:.:
::.:.:.:. : : ',_ :.:. ` 、 `ヽ   ,. ':´ '`ヽ'´:. : `ヽ .   :)  '; .._´`:⌒´__....... _ `ヽ_,,. - ‐‐::‐-'`ヽ'´:. :`ヽ. :.:.: ..:.: :..::
     |i|ー────────────────────────────────'|i|
     |i|                                                    |i|
     |l|         ……やがて、彼らは王都への道を見つけ、命を繋いだ。       |l|
     |i|                                                    |i|
     `ー────────────────────────────────‐'
   ┏━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
   ┠───┘20年4月:状況:王の敗戦とおにぎりの知恵
   ┃
   ┃ 王軍がヒギャクードの砦を攻めたこの戦いは、王軍の全面敗走という結果で
   ┃ 幕を閉じた。これにより、その声望の殆どを武勇と常勝の戦果に支えられて
   ┃ 来たハナン王は、面目丸つぶれとなった形である。
   ┃
   ┃ また、敗戦は「力こそ全て、勝てば正義」といったハナン王の意識の根底にも
   ┃ 少なからぬ影響を与えているだろう。
   ┃
   ┃ 両親の死から16年。ハナン王の人生に、再び転換期が訪れる……。
   ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
   ┃Go to next episode l> Episode - 26「    『王』。   」
   ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

134 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/11/01(土) 23:17:58 ID:d2/aVg6Y0


            鬱です。

        ,,;;''"""""`∧∧
      ,,;;''      ;;(*゚−゚)
    l二二二二二二二二二二l
     |_|          |_|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|          ヒギャクード砦で手痛い敗北を喫してからずっと、             |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|               ハナン王は情緒不安定であった。                |l|
 `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
              ∧∧
           ┌(゚ヮ ゚;)─────────────────
           |  陛下、もうそろそろ昼食の時間になります。
           | どうかご起床なさり、政務をお取り下さい……。
           └────────v───────────

          だ が 断 る

        ,,;;''"""""`∧∧      ∧∧
      ,,;;''      ;;(*゚−゚)     (゚ヮ ゚;)`ヽ
    l二二二二二二二二二二l    (つと,,) ,,)〜
     |_|          |_|        し'`J
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |i|                                                    |i|
 |l|              朝になっても布団から出て来なかったり……        |l|
 |i|                                                    |i|
 `ー────────────────────────────────‐'

135 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/11/01(土) 23:18:30 ID:d2/aVg6Y0

              ∧∧
           ┌(#゚O゚)─────────────────
           | アスター、兵を集めよ!3000の兵をもって
           |   ヒギャクードの砦を踏みつぶすぞッ!
           └────────v───────────
                      ∧,..,.
                    ┌(゚―゚*) ──────────────
                    | 他になにかすることはないのですか?
                    └────────v────────‐

                        ∧∧
        ,,;;''"""""`;;,,        (#゚O゚)      ∧,..,.
      ,,;;''       '';;,,       (|  つ    (゚―゚*)
    l二二二二二二二二二二l  〜(,,   |     ,ヘ とヽ
     |_|          |_|       し'`J     U (,,_つ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |i|                                                    |i|
 |l|      出て来たら出て来たで、いきなり出兵すると言い始めたりして、     |l|
 |i|                                                    |i|
 `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
              ∧∧
           ┌(;゚ ヮ゚)──────────────────
           | 最近の陛下、どうしちゃったんでしょうかねェ?
           └─────v───────────────
                 ∧,..,.
               ┌(゚o ゚;)──────────────────
               | 大方、「反乱軍が王都に攻め込んでくる恐怖」と
               | 「攻め込んで再び負ける恐怖」の間で板挟みに
               | なって不安定なんだろう……。困った事だ。
               └─────────v───────────‐

                  ∧∧       ∧,..,.
                 (;゚ ヮ゚)      (゚o ゚;)
                (/ UU        ( ∞ )
                 と,,__)__)       (つと,,)〜

 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |i|                                                    |i|
 |l|              ナツコやアスターを不安がらせていた。               |l|
 |i|                                                    |i|
 `ー────────────────────────────────‐'

136 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/11/01(土) 23:19:01 ID:d2/aVg6Y0

              ∧∧
           ┌(ヮ ゚; )─────────────────────‐
           | ……そういえば、リスク様が「秘策がある」と仰られて
           | イストアルカードに向かわれてからそろそろ一月ですね。
           |
           | 何事も無ければ、6月頭にはお帰りになる筈ですが……
           └─────v───────────────────
                 ∧,..,.
               ┌(゚- ゚;)──────────────
               | うむ、今はリスクの帰りを待とう……。
               └─────────v───────

                  ∧∧       ∧,..,.
                 (ヮ ゚; )      (゚- ゚;)
                (/ UU        ( ∞ )
                 と,,__)__)       (つと,,)〜

' ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`
                      〜 Afosyria Story 〜
        ,、   ト、ト、    'l`
      //l\≧,,゚ w>,m   |  アフォシリアの動乱編 Part.10
      ⌒^⌒/E⌒lー―――――――――――――――――
          (^l:::::::|           『王』。   (前編)
          ヽ`ー'ー―――――――――――――――――‐
            ̄ソ┌──┘    Episode - 26


      ―― 20年5月 王都アフォシリア

、_________________________________,

137 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/11/01(土) 23:19:32 ID:d2/aVg6Y0

   ∧,..,.
 ┌(*゚ー゚)────────
 | いよいよ帰って来たか!
 └─────v─────

        ∧,..,.
        (*゚ー゚)
       ( つハハo
      〜(,, ミ ゚_')
    彡(`U" ノ
   ε= > ̄>^>
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|       6月。イストアルカードからリスクが帰還したとの知らせを受けて、    .|l|
 |i|                                                    |i|
 |l|            アスターは都の外までリスクを出迎えに行った。        |l|
 `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

   ∧,..,.
 ┌(;゚ワ゚)────────
 | 元気か、リス…………
 └─────v─────

        ∧,..,.                ∧∧
        (;゚ワ゚)')              (゚ー゚*)    /■\   /■\  /■\
       ( つハハ__             oハハと )    (´Д` )  (´Д` ) (´Д` )
      〜(,, ミ ゚_')           ('_゚ ミ ,,)〜 (     )  (     ) (     )
    彡(`U" ノ               ヽ "U´)ミ   Y  人    Y  人    Y  人
   ε= > ̄>^>                <^| ̄<     (__)__)  (__)__)  (__)__)
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|         そこで、アスターが見たものは、リスクの後ろに付き従う         |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|                 おにぎり族7名の姿である。                |l|
 `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

   ∧,..,.
 ┌(;゚ -゚)──────────────
 | ……まさか、その歩く炭水化物どもが
 | お前の言っていた「秘策とやらか?」
 └─────v───────────
               ∧∧
            ┌( *゚ -)───────────────
            | いや、こっちは「ついで」だ。それより、
            | 王に渡したいものがある。案内してくれ。
            └─────────v────────
        ∧,..,.                ∧∧  タンスイカブツ…
        (;゚ -゚)               ( *゚ -)    /■\   /■\  /■\
       ( つハハo             oハハと )    (´Д`; )  (´Д` ) (´Д` )
      〜(,, ミ ゚_')           ('_゚ ミ ,,)〜 (     )  (     ) (     )
    彡(`U" ノ               ヽ "U´)ミ   | | |  | | | | | |
      || ̄||^||                <^| ̄<    (_(__)  (_(__) (_(__)
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|         リスクは、おにぎり族を連れて来た理由の説明に付いては        |l|
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 |l|              省き、その足で直ちに王に謁見した。                |l|
 `ー────────────────────────────────‐'

138 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/11/01(土) 23:20:04 ID:d2/aVg6Y0


        ∧∧
       (*゚ -゚)
   ミ""ミ ( ∞)        ∧∧          ∧,..,.
   ミ   ミ(,,  ヽ       (゚- ゚*)`ヽ        (゚- ゚*)
  ミ,,_____ """ミJJ      l二lと,,) ,,)〜      UU ヽ)
""l""""""""""""""""l      し'`J        (__(__,,つ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |i|                                                    |i|
 |l|                   そして、その席において、                |l|
 |i|                                                    |i|
 `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

          从
        ∧∧ て
       (*゚ o゚)w
   ミ""ミ (つl二lO      ∧∧          ∧,..,.
   ミ   ミ(,,  ヽ       (゚- ゚*)        (゚- ゚*)
  ミ,,_____ """ミJJ        UU ヽ)        UU ヽ)
""l""""""""""""""""l    (__(__,,つ       (__(__,,つ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |i|                                                    |i|
 |l|          リスクは一通の書簡を取り出し、ハナン王に渡した。          |l|
 |i|                                                    |i|
 `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    ∧∧
 ┌(;゚ -゚)────
 | 血文か……
 └────v──
          ∧∧
       ┌(゚- ゚*)───────────────────────
       | はい、イストアルカードのダッテ様より預かって参りました。
       └────────v─────────────────
        ∧∧
       (;゚ -゚)
   ミ""ミ (つl二lO      ∧∧          ∧,..,.
   ミ   ミ(,,  ヽ       (゚- ゚*)        (゚- ゚*)
  ミ,,_____ """ミJJ        UU ヽ)        UU ヽ)
""l""""""""""""""""l    (__(__,,つ       (__(__,,つ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|         それは……ハナンの親友、いや、半身と言っても良い、        |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|               ダッテからの、諌めの血書であった。            |l|
 `ー────────────────────────────────‐'

139 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/11/01(土) 23:20:35 ID:d2/aVg6Y0





       / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /
       /                  王へ。                         /
      /                                              /
      /    先の戦いにて、民が賊軍に付き、王軍に叛いた事を、          /
     /    私は国家滅亡の兆しであると考え、憂いております。          /
     /                                              /
    /    そもそも、反乱というものは下の者が上の者に逆らうという     /
    /    事でありますが、なぜそのような事が起こるのでしょう?       /
   /                                              /
   /  それは、はっきりいって上の者が不徳であるからだと思われます。 /
  /                                              /
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



                ∧∧、.,、,.
               (*゚ー゚)ハ,,ハヽ〜
               (つと(゚ー゚*),,)~

     ――例をあげましょう。昔から、子は親に従うものであります。

    親は、子を守り、育て、導き教えるので、子は親を敬い慕います。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

                   l      l
                 ヽ   /  ヽ   /

                  ∧∧    ∧∧
                  (*゚ワ゚)  (゚ワ゚*)
                 / つ つ  と とヽ    ハ,,ハ
               〜(,,つ つ   と と,,)〜 (゚oT<),,)~

   しかし、もしも親が子を守らず、虐(しいた)げ、導こうともしないならば、

          はたして子は親を敬い慕うでしょうか?


140 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/11/01(土) 23:21:04 ID:d2/aVg6Y0



               ナニヨ コノ クソガキ!!

                 ナマイキネ!!

                  ∧∧    プイ
                 (#゚ぺ)
                 /   |    ハ,,ハ
               〜(,,_UU   (#Tペ),,)~

    こうなれば、親と子は相争うようになり、家は治まらぬでしょう。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

               アタマヨーイ

                ∧∧
               (*゚д゚)
               (|  つ         )         )
              〜|,,   |    ∧∧⌒ヽ     ∧∧⌒ヽ
                し'`J    (。 。 *)U(,,_つ  (。 。 *)U(,,_つ

      村長は、村の争い事を公平に裁き、外敵から村を護り、

     諸事に対して深い知識を蓄えているので、村人は村長の

            指示に従い、村長を敬うのです。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

               アタマワルーイ

              /つ∧∧
              ヽ (*゚ p。)    ∧∧     ∧∧
               /  とノ    (゚- ゚ili)   (゚- ゚ili)
             〜(,, つ       |  ヽ/    |  ヽ/
               (,/        (__,,)    (__,,)

        もし、村長の裁きに私情が混じり、外敵から村も守らず、

         知識も浅いとなれば、村人は村長を敬うでしょうか?


141 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/11/01(土) 23:21:36 ID:d2/aVg6Y0


              キョウモ ゲンキニ
             死ィ死ィ死ィ〜♪

                ∧∧     | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
                (*゚ p。)     | ← 燃えるゴミ |
                ミ三彡    |_______|
              〜(,,つ つ         ||

          こうなれば、村長は村人に追放されてしまうでしょう。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

                 ∧∧  )
                (*゚ ヮ゚)---、
                ∩ U (,,__つ       上、だらける


        ∧∧    ∧∧    ∧∧    ∧∧
        (   #゚)   (   #゚)   (   #゚)   (   #゚)   下、怒る。


            このように、上の者が自らの責務を果たさず、

             下の者を慈しまねば、乱がおこるのです。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

                             /
      ∧∧                     /   ∧民      ∧公
    (゚- ゚;)、,,  。・゚・。∧∧。・゚・。         /    (;Tд)麦麦麦(ー^*)
     ∩ ̄)(;;,;)     (;>_<)(゚oT*)       /    ( つ 麦麦麦麦と  )
      |  ,,)〜   /  つと  ヽ       /    〜|,,.  |      |   ,,)〜
     (,/`ヽ,)   〜(,,__) (__,,)〜    /      し'`J      し'`J
"~"゙"゙"゙~"゙"""゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙"""゙"~""/""~"゙"゙"゙~"゙"""゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙"""゙"゙"~"゙

        今、王は民と争っておられます。民が与力する賊軍を討つ為に、

    民を残らず王軍に組み入れ、その兵糧は民の蓄えを取り立てて賄っています。


142 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/11/01(土) 23:22:07 ID:d2/aVg6Y0


                 ∧王     ∧民
                ( #゚皿)    (皿゚# )


         血を分けた親子ですら、相争えば良い終りが無いというのに、

        王と民が争って、王に良い終りがあるとはとても考えられません。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


                 ∧王              ∧民  ∧反
                (#゚ -゚)            (皿゚# )  (゚ー゚*)


         今は、耐える時です。王軍と民の心が離れ、賊軍と民の心が

         近づいているこの時に戦っても、王軍にとって利はありません。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

                            ∧民
                           (皿゚# )

                           ∧民
                          (皿゚# )

                 ∧王     ∧民           ∧反
                ( ;゚皿)    (皿゚# )          (゚ワ゚*)

                           ∧民
                          (皿゚# )

                            ∧民
                           (皿゚# )

            民に恩徳を施し、離れている王軍と民の心を一つにせねば、

        いかに大兵を擁して敵を攻めたとしても、良い結果にはならないでしょう。


143 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/11/01(土) 23:22:58 ID:d2/aVg6Y0
                           領有都市
              王  軍                       反乱軍

             アフォシリア全域                  ヒギャクード
        人口:7900人 収穫:小麦6700石        人口:200人 収穫:小麦100石

            イストアルカード北西                 カクメートン
        人口:5900人 収穫:小麦6800石        人口:800人 収穫:小麦900石

                                       イストアルカード南東
                                    人口:1600人 収穫:小麦4500石
                              (注、ヒギャクード&カクメートンとは補給線が切れている)


     総人口:13800人  総収穫:小麦13500石   総人口:2600人  総収穫:小麦5500石

                            (モロシー指揮下、総人口:1000人  総収穫:小麦1000石)


 ※参考資料 19年10月のアフォシリアデータ



        幸い、王都は攻めるに難く、守るに易い地にあり、王軍の治める土地は

           豊かで、賊軍の支配する土地は痩せていて貧しいものです。

                時の流れは、我が方に味方するでしょう。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

                          ∧王
                         (゚−゚*)
                      ━━(i:i:i:i:i゚iつ━━━ミ,,゚`<ニ二>
                         ノノヽ,,,ヽ〜
                          し'`J

           ∧民      ∧民      ∧民      ∧民      ∧民
           (゚- ゚*)       (゚- ゚*)       (゚- ゚*)       (゚- ゚*)       (゚- ゚*)

        王は、天下万民の上に立たれるお方です。ならば、その下に立つ者は

          この天下に生きとし生ける全ての民であるという事になります。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

                          ∧王    ↑
                         (゚ー゚*)   8徳
                         (i:i:i:i:i゚iつ
                         ノノヽ,,,ヽ〜
                          し'`J

                 じんとく が 8ポイント あがった!

           ∧民      ∧民      ∧民      ∧民      ∧民
           (゚ー゚*)     (゚ー゚*)     (゚ー゚*)      (゚ー゚*)     (゚ー゚*)

            ですから、王はどうか天下万民を慈しみ、持って天下万民が

            王を敬い慕うように行いを正し、徳を積み、民をお導き下さい。

144 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/11/01(土) 23:23:32 ID:d2/aVg6Y0

         −..ニ:'' ⌒:)`,
                                       -ー ''"  ̄..⌒゙ ヽ
                                    -=ニ´ -‐_,,.. -‐ = ニ ')


                           ___
                         /li∧il\
        r‐,,..,-.,-,,.,.___,.,.,.-、__,.-.,_i-i-i__|il,二n二,li|..i-i-i,____, ,.._.-.,.,,.,__,.-., ,.._.-.,.,,.,__,.-.,
        /:/':/:::::丿:::::丿:/::::::丿:: :ヾ::::::/   `、::: ハ:::ヾ:::`:::ヽ:::、_::/:::,ソ  >::ノ、::ハ:丿::`、
      /:/ :ノ:: :: :/: :/: . {: :: :.''゙ヾ:::::::\:: ^ノ  ノ::ヽ::::::::、ヽ、::: ....丿:::;ヾノヽ,_/:-/::ト;:、:::ヽ. :;}
   . ..::.:/:/::::::丿:: :ヾ::/: ::/: . {: ヾ:::::::\/::ト;(  (ヾ:::`:::ヽ:::ハ:丿::、::ハ:丿::、:::: :: : :{: : :: : ::ヽ:: :\:.::.:::.. ..
、 :: :: :. :. .゙:. : ..`⌒::ー ‐ ‐- - -=ニ´ -‐_,,.. -‐ = ニ '':: ー- 、... __ ⌒‐_、_::- −..ニ ⌒゙''::ー =、::'' ⌒:)`::.::.::.:..
: `.:  :.‐=、 .....ニ..⌒ ‐.:  :.‐゙''::ー =、::'' ⌒:)`ヽ -ー) )''"  ̄..⌒゙ ヽ、_ _‐_,,.. -‐ = ニ '':: ー- 、... __ ::' .... )::.::.::.:..
: `::ー =ニ..⌒ ‐、_::- −..ニ ⌒゙'':`ヽγ  ,. ':  '`ヽ'´:. :`ヽ   :  ';  ̄..⌒゙ ヽ、_ __゙'':`ヽγ  ,. ': ヽ_,,. - ‐‐::‐-
::.::.::.:.. :: : ヽ ‐:、 )...,. -=、':⌒ー:、く(´ ::.  '  .... )::ニ ⌒ヽ_,,. - ‐‐::‐-.:''⌒丶、 ::_ ,,...、ー 、' .:  :.‐=、 .....`ヾ、..
.:''⌒丶、 ::_ ,,...、ー 、' .:  :.‐=、 .....`ヾ、.... .: .:`⌒((.:ー 、´      _ ..... __'`ヽ'´:. :`ヽ   : '`ヽ'´:. :`ヽ::.:.:..::.::.:.:
::.:.:.:. : : ',_ :.:. ` 、 `ヽ   ,. ':´ '`ヽ'´:. : `ヽ .   :)  '; .._´`:⌒´__....... _ `ヽ_,,. - ‐‐::‐-'`ヽ'´:. :`ヽ. :.:.: ..:.: :..::


            ――そうすれば、かならずや天運は我らに味方するでしょう。



145 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/11/01(土) 23:24:04 ID:d2/aVg6Y0


        ∧∧
       (* _ )・。                从
   ミ""ミ (つl二lO      ∧∧       て  ∧,..,.
   ミ   ミ(,,  ヽ       (゚- ゚*)        W(゚- ゚;)
  ミ,,_____ """ミJJ        UU ヽ)        UU ヽ)
""l""""""""""""""""l    (__(__,,つ       (__(__,,つ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|        幼き頃からの友の、いつになく強い、しかし優しい手紙を、        |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|         ハナン王はただ黙って読んでいただけであったが……       |l|
 `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

                 ∧,..,.
               ┌(゚- ゚;)───────────────────
               | (まさか、泣く子も黙るあの暴虐王が涙するとは。
               |
               |  これが、「鬼の目にも涙」というやつか……。)
               └─────────O───────────
        ∧∧                    o
       (* _ )                   。
   ミ""ミ (つl二lO      ∧∧          ∧,..,.
   ミ   ミ(,,  ヽ       (゚- ゚*)         (゚- ゚;)
  ミ,,_____ """ミJJ        UU ヽ)        UU ヽ)
""l""""""""""""""""l    (__(__,,つ       (__(__,,つ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|        ……アスターは、王の目からなにかが滴り落ちている事に        |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|                  気が付き、密かに驚いていた……。              |l|
 `ー────────────────────────────────‐'

                                       こうへんえつづく

146 :BLACK ◆LOa51m/X6I :2008/11/03(月) 00:48:55 ID:5CCq0iMV0
                _
            │  |  | ̄ ̄  |\   |    / ̄\
            │  |  |──  │ \  |    └──┐ ┼┌┐ |/ \/
        \_/   .|  ::|__  │   \|    \_/   │└┘ |   /
                 ̄  
              ┌──────┬───────────
              |  FILE No.12  .| 南都反逆編 Part.3 1/2
              └─┬────┴────────┬──
                  │          選択肢          │
                  └─────────────┘
                ── 21年12月 ジェルティス神殿

147 :BLACK ◆LOa51m/X6I :2008/11/03(月) 00:49:36 ID:5CCq0iMV0
        ┌─────────────────────
        │むむむ…反乱軍め…。なかなか粘っておるな…。
        └───────v─────────────‐
┌──────────────────────────────────
│反乱の首謀者が分かっておらず、皇都の貴族達は疑心暗鬼になっている様子。
│負けでもしたら、猊下をよく思わない連中が一挙に打って出るでしょう。
│キルヴァス殿は大丈夫でしょうが、…一応援軍を送られてはいかがでしょうか。
└──────────v───────────────────────‐
                        ___
                    < ★  /
__|__|__|_.        ♀(・∀・ ;)                    __|__|__|__|__
_|__|__|_.    /    |と ̄ ̄ ̄\         ./|       |__|__|__|__|_
__|__|__/  /       .| (____>    //    /|__|__|__|__|__
       /  /                    //    //
      /    | ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄|/    //
     /                             .//
    | ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄/☆\ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄|/
               (   ; ・)
            / ̄ ̄ ̄)
          <____)

  |i|`ー─────────────────────────────´|i|
  |i|   キルヴァスが出撃した頃、皇都には不穏な風が吹いていた。        :|i|
  |i|   戦いは既に、ジェルティス政府だけの問題では無くなっていた。     :|i|
  |i|  政策に不満を持つ貴族や農民が、動こうとしていたのだ。          |i|
    `──────────────────────────────´

148 :BLACK ◆LOa51m/X6I :2008/11/03(月) 00:50:28 ID:5CCq0iMV0
                            ___
                        < ★  /        ___
        ┌──────┬───(・∀・ ,,)──┐    | ж  /
        │            │      ( ̄ ̄ ̄\  .└──.(゚∀゚  ,,)
        │         /╋\     (____>      ( ̄ ̄ ̄\
        │        (`∀´ ,,)    ..│  └─┐     (____>
  ┌──┴──┐  .| ̄ ̄ ̄\  ┌┴──┐└───┬┘
  │          │  .|____>..│七騎士│    ┌─┴──┐
  │  聖職者  │      .│      └─┬─┘    │  貴族  │
  │          │      .└────┬┘        └─┬┬─┘
  └──┬──┘          .┌──┴──┐        l . |
         l                 │    軍    │        l..└───┐
         l                 └──┬──┘        l   ..┌─┴─┐
         l                       l             l    | .私兵. |
      .└ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ┐   ..l       .┌ ─ ─ ┘    └───┘
                        ×   ×     ×
                        ↓   ↓     ↓
                 ┌─────────┐
                 │                  │
                 │                  │
                 │        民        │
                 │                  │
                 │                  │
                 └─────────┘

  |i|`ー─────────────────────────────´|i|
  |i|  聖職者は教皇直轄の者達なので大丈夫。                      |i|
  |i|  軍は教皇に忠誠を誓った七騎士によって統括されているので安心。   :|i|
  |i|  ライが工作を計っても、貴族の私兵ぐらいで負ける訳がない。      |i|
  |i|                                             |i|
  |i|   しかし…民は違う。一般市民は誰にも動かされない、…自由である。  |i|
    `──────────────────────────────´

149 :BLACK ◆LOa51m/X6I :2008/11/03(月) 00:51:15 ID:5CCq0iMV0


        [ジェルティス]                [ライトキース]
        ___
       ヽ  ★ >    /民\              /兵\      ./民\
      (* ・∀・)    (・へ・;;)             (;;・皿・)    (・∀・ ,,)


               [アトランジェス]             [ネオアトラン]
                                               ___
             /兵\    /☆\      /╋\     /民\  》::反::::《
              (;@皿@)  .(・Д・ *)       (; `∀´)     (・∀・ ,,) (゚∀゚ *)

  |i|`ー─────────────────────────────´|i|
  |i|  その民が、もし反乱を起こせば大変な事になる。                 |i|
  |i|  特に、人口が多くキルヴァスが遠征中で不在のアトランジェスは       |i|
  |i|  大混戦が起こる事だろう。                               |i|
    `──────────────────────────────´

150 :BLACK ◆LOa51m/X6I :2008/11/03(月) 00:52:12 ID:5CCq0iMV0
     ┌─────────────────────
     │…分かった。300の神殿護衛隊を援軍に送ろう。
     └─────────v───────────‐
           ┌───────
           │了解しました。
           └───v───‐
                        ___
                    < ★  /
__|__|__|_.        ♀(・∀・ ,,)                  __|__|__|__|__
_|__|__|_.    /    |と ̄ ̄ ̄\         ./|       |__|__|__|__|_
__|__|__/  /       .| (____>    //    /|__|__|__|__|__
       /  /                    //    //
      /    | ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄|/    //
     /                             .//
    | ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄/☆\ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄|/
              (   ,, ・)
            / ̄ ̄ ̄)
          <____)

  |i|`ー─────────────────────────────´|i|
  |i|  それは何としても避けたいジェラエルは、神殿に七騎士と古くから    .|i|
  |i|  ジェラエルの部下だった親衛隊だけを残し、援軍として送った。      .|i|
    `──────────────────────────────´

151 :BLACK ◆LOa51m/X6I :2008/11/03(月) 00:52:52 ID:5CCq0iMV0
                              , ────――‐ 、
                           / / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ ヽ
                              //|        //|
                           | |  |           | |  |
                           | |  | ___    | |  |
                           | |  | | ж /   .| |  |
                       __ | |  |(゚Д゚###)   | |  | _____
     チョwヘイカwwカオガwww    / // / |~|†|~~~|  // |      ./|
         /*\       /   | |/  ノ::::::::::::::::ヽ | |  /     //
          (  ;;^)      /    |    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   |/    .//
        / ̄ ̄ ̄)    | ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄|/
      <____)

  |i|`ー─────────────────────────────´|i|
  |i|  これに対し、もちろんライの怒りは爆発寸前だった。              |i|
  |i|   しかし手は出せず、ただバーンネル勝利の吉報を待つばかりであった。|i|
    `──────────────────────────────´

152 :BLACK ◆LOa51m/X6I :2008/11/03(月) 00:53:37 ID:5CCq0iMV0
                         ・
                         ・
                         ・
  |i|`ー─────────────────────────────´|i|
  |i|  それはさて置き、問題の援軍の将であるが……、                 |i|
  |i|  この者も後に大きく物語に関わってくる人物となる。              :|i|
    `──────────────────────────────´

      ___     コルベーユ カッカ マンセー  
      |-☆- 〈           /☆\       /☆\         /┼\
     (・−・ ,,)         (・∀・ ,,)      (・∀・ ,,)        (・∀・ ,,)
     ( ̄ ̄ ̄\      ( ̄ ̄ ̄\     ( ̄ ̄ ̄\     ( ̄ ̄ ̄\
     (____>    (____>   (____>   (____>

  |i|`ー─────────────────────────────´|i|
  |i|  コルベーユ・ヴェルデューゴ。氷魔法では右に出る者はいない。      |i|
  |i|  貴族でもあり、「統一戦争」「クェシアル内戦」などで             |i|
  |i|  死の商人として儲けた。兵はただの駒と考える非常な策略家である。  |i|
  |i|  故に、彼に心酔する忠臣と猛反発する者で、支持は大きく分かれる。 ::|i|
    `──────────────────────────────´

153 :BLACK ◆LOa51m/X6I :2008/11/03(月) 00:54:07 ID:5CCq0iMV0
                .____________
                |               /
                |========☆=========.<
                |               \
               / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
               |   ●         ●     |
               |                     |
               |                     |
               |     ────        |
               ヽ                 /
                    ヽ                    /

  |i|`ー─────────────────────────────´|i|
  |i|  彼の行動が、この戦争の行方を握っているといっておかしくない。    :|i|
  |i|  それが吉か凶かは別として、彼は南都反逆の乱においての         :|i|
  |i|  最重要人物…「キーマン」の1人となる。                   |i|
    `──────────────────────────────´

154 :BLACK ◆LOa51m/X6I :2008/11/03(月) 00:54:40 ID:5CCq0iMV0
                          ・
                          ・
                          ・
          ┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐
          │  │  │││山│山│山│山│山│林│林│
          ├─┼─┼││─┌─────┐─│─┼─┤
          │  │  │││山│〜│湖│〜│山│林│林│
          ├─┼─┼││─│─│─│─│─│─┼─┤
          │林│  │↓│山│〜│〜│〜│山│  │  │
          ├─┼─┼★│─└─┐─┌─┘─│─┼─┤
          │林│林│砦│山│山│〜│山│山│  │  │
          ├─┼─┼─└───│─└─┐─┘─┼─┤
          │林│林│村│畑│  │〜│〜│  │  │  │
          ├─┼─┼─┼─┼─└─┐─│─┼─┼─┤
          │林│林│畑│  │  │畑│〜│  │  │  │
          ├─┼─┼─┼─┼─┼─│─│─┼─┼─┤
          │林│  │  │  │畑│村│〜│  │  │  │
          ├─┼─┼─┼─┌───┘─│─┼─┼─┤
          │  │  │  │  │〜│〜│〜│  │  │  │
          ├─┼─┏───┘─┼─┼─└─┓─┼─┤
          │  │  ┃〜│〜│〜│〜│〜│〜┃  │  │
          ┝━━━┛─┼─┼─┼─┼─┼─┗━━━┥
          │〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│
          └─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘

  |i|`ー─────────────────────────────´|i|
  |i|  そんな数多くの問題をかかえるキルヴァス一行だったが、          |i|
  |i|  既にネオアトランの砦付近まで駒を進めていた。                |i|
    `──────────────────────────────´

155 :BLACK ◆LOa51m/X6I :2008/11/03(月) 00:55:24 ID:5CCq0iMV0
                       ┌──────────────────────
                       │キルヴァス様。前方の部隊が…砦を確認しました。
                       │…砦前方以外に平野はありません……。
                       └─────────v────────────‐
           ┌──────────────────────────
           │最悪のシナリオだな。…軍を統べる者は中々の知恵者か。
           └────────────v─────────────‐

   /┼\       /☆\            /╋\         /┼\
   (,, ・∀・)    .(,, ・∀・)          (; `∀´)         (・∀・ ;)
  / ̄ ̄ ̄)   / ̄ ̄ ̄)         / ̄ ̄ ̄|       ( ̄ ̄ ̄\
<____) <____)       <____|       (____>

  |i|`ー─────────────────────────────´|i|
  |i|  ここでキルヴァスは焦りを見せた。                         |i|
  |i|  砦周辺の土地は側面に山と林があり、馬で一気に突撃できない。   ::|i|
  |i|   かといって真正面から行けば魔法と弓の総攻撃を食らう事になる。    |i|
    `──────────────────────────────´

156 :BLACK ◆LOa51m/X6I :2008/11/03(月) 00:56:37 ID:5CCq0iMV0
              ______
             /      ╋  \   
           /             \
           / ̄ ̄ ̄\ ̄ ̄ ̄/ ̄ヽ
            |   ・              l
            |   ,    ー──     |
            ヽ                /
          /~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~|
            /                 |
        /                     |
       ノ                   |

  |i|`ー─────────────────────────────´|i|
  |i|  残る選択肢はただ1つ。…後方から村を越えての奇襲攻撃。        |i|
  |i|  村へ行けば敵が待ち構えている可能性は十分ある。               |i|
  |i|   しかし、騎馬隊無しで砦に勝てるとは到底思えない。                |i|
    `──────────────────────────────´

157 :BLACK ◆LOa51m/X6I :2008/11/03(月) 00:57:10 ID:5CCq0iMV0
     ┌─────────────────────────────────
     │これより、南方からの奇襲作戦を開始する!いざ、ネオアトランへ!!
     └────────────────v────────────────‐
           オーーーーーー!!!!!                     ラジャー!
      /┼\      ./☆\       /╋\          /┼\
      (,, ・∀・)ノ   .(,, ・∀・)ノ      (# `∀´)ノ     く(・∀・ ,,)
     / ̄ ̄ ̄)   / ̄ ̄ ̄)      / ̄ ̄ ̄|       ( ̄ ̄ ̄\
   <____) <____)    <____|       (____>

  |i|`ー─────────────────────────────´|i|
  |i|                                             |i|
  |i|    教国の明日を大きく変える一戦が、始まろうとしていた……。     |i|
  |i|                                             |i|
    `──────────────────────────────´
                                             1/2 end.....

158 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/11/07(金) 23:33:00 ID:cMX2qzEg0
 .  . : :  . ゜ '   : : :.゜ ゜゜ ゜゜ ゜ ゜ ゜       : : :.゜ ゜゜ ゜
          *                                     :.゜ ゜゜ ゜
  .  ゚ ゚  + , . .: :     + , . .: : ':.゜;゜         .゜ ゜゜
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                                    *
 .  . : :  . ゜ '   : : :.゜ *゜゜ ゜゜ ゜ ゜ ゜       : : :.゜ ゜゜ ゜゜ ゜ ゜ ゜
         *                            :  : : :.゜ ゜゜ ゜゜ ゜ ゜ ゜
                       :.゜ ゜゜ ゜゜     *
゙″"~ ~ ~ ゙ "" " ゙ ~~ ''';; :;,.,.,_,..,,. ,、,_..,,. ,_.,,.
                        ゙″"~ ~ ~ ゙ "" " ゙ ~~ ''';; :;,.,.,_,..,,. ,、,_..,,. ,_.,,.
                                    ∧∧         ゙″"~ ~ ~
                                   (゚*  )
                                    U   |
                                   |  ,,〜
                                   し'`ヽ,) ))



 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|        その日の夜、ハナンは考え事をしながら夜の王都を一人で        |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|     散歩していた。考えていたのは「王とは一体何か」についてである。   |l|
 `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 .  . : :  . ゜ '   : : :.゜ ゜゜ ゜゜ ゜ ゜ ゜       : : :.゜ ゜゜ ゜
          *                                     :.゜ ゜゜ ゜
  .  ゚ ゚  + , . .: :     + , . .: : ':.゜;゜         .゜ ゜゜
         :.゜ ゜゜ ゜゜ ゜ ゜                   *:  : : :.゜ ゜゜ ゜゜ *゜ ゜ ゜
                                    *
 .  . : :  . ゜ '   : : :.゜ *゜゜ ゜゜ ゜ ゜ ゜       : : :.゜ ゜゜ ゜゜ ゜ ゜ ゜
         *                            :  : : :.゜ ゜゜ ゜゜ ゜ ゜ ゜
                       :.゜ ゜゜ ゜゜     *
゙″"~ ~ ~ ゙ "" " ゙ ~~ ''';; :;,.,.,_,..,,. ,、,_..,,. ,_.,,.
                        ゙″"~ ~ ~ 从" " ゙ ~~ ''';; :;,.,.,_,..,,. ,、,_..,,. ,_.,,.
                            て  ∧∧              ゙″"~ ~ ~
                              W(- ゚* )
            ∧∧ ナモナモ            U   |
     || ̄|    (-o-<)                  |  ,,〜
     ||  |    ∩∩ヽ      ナモナモ      し'`ヽ,) ))
  ,.,.:;:;'"""":;,.    (,,_,,)〜 ハ,,ハ
  """'''''''''''''""         (o-*),,)~

 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|     夜道をあても無くふらふら歩き、ずっと押し黙っていたハナンであるが、   .|l|
 |i|                                                    |i|
 |l|      夜遅く、墓参りをしている民を見つけて、その足が止まった。      |l|
 `ー────────────────────────────────‐'

159 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/11/07(金) 23:33:31 ID:cMX2qzEg0
 .  . : :  . ゜  '┌─────────────────────────────‐
           *.  | もし、そこのご婦人。こんな夜更けに幼子を連れていかがなされた?
  .   ┌───┴────────────v────────────────―
      | ああ、これはこれは……。今日がこの子の3才の誕生日でして、
      | 今は亡き夫に、この子の成長を見せたくて墓までやって参りました。
 .   . : :└────v────────────────────────
         *                            :  : : :.゜ ゜゜ ゜゜ ゜ ゜ ゜
                       :.゜ ゜゜ ゜゜     *
゙″"~ ~ ~ ゙ "" " ゙ ~~ ''';; :;,.,.,_,..,,. ,、,_..,,. ,_.,,.
                        ゙″"~ ~ ~ ゙ "" " ゙ ~~ ''';; :;,.,.,_,..,,. ,、,_..,,. ,_.,,.
                                ∧∧               ゙″"~ ~ ~
                               (゚- ゚*)
            ∧∧                 ( ∞ )
     || ̄|    (>゚ o゚)                |  ,,)〜
     ||  |    ∩∩ヽ              し'`J
  ,.,.:;:;'"""":;,.    (,,_,,)〜 ハ,,ハ
  """'''''''''''''""         (*゚-゚),,)~
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|      ハナンが問うと、それはどうやら王都の戦いで死んだ反乱兵の     |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|      墓であり、墓参りをしている民は、その反乱兵の家族であるようだ。     |l|
 `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 .  . : :  . ゜  '┌───────────────────────‐
           *.  | その若さで未亡人とは……さぞ難儀であろうのう……。
  .   ┌───┴────────────v──────────―
      | ええ。……あの日、あの人が国王様に殺されてから、
      |    食うや食わずの日々が続いています……。
 .   . : :└────v──────────────────
         *                            :  : : :.゜ ゜゜ ゜゜ ゜ ゜ ゜
                       :.゜ ゜゜ ゜゜     *
゙″"~ ~ ~ ゙ "" " ゙ ~~ ''';; :;,.,.,_,..,,. ,、,_..,,. ,_.,,.
                        ゙″"~ ~ ~ ゙ "" " ゙ ~~ ''';; :;,.,.,_,..,,. ,、,_..,,. ,_.,,.
                                ∧∧               ゙″"~ ~ ~
                               (゚o ゚*)
            ∧∧                 ( ∞ )
     || ̄|    (゚- ゚<)                |  ,,)〜
     ||  |    ∩∩ヽ              し'`J
  ,.,.:;:;'"""":;,.    (,,_,,)〜 ハ,,ハ
  """'''''''''''''""         (゚-゚*),,)~
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|    その反乱兵は、相手が夫の仇であるハナン王であるとは気が付いて    |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|       いない様子で、生前の夫について、ハナンに色々と語った。       |l|
 `ー────────────────────────────────‐'

160 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/11/07(金) 23:34:02 ID:cMX2qzEg0
 .  . : :  . ゜  '┌───────────────────────‐
           *.  | なッ、お、王に……あの、ハナン王に討たれたのか?
  .   ┌───┴────────────v────────────―
      | ええ、2年前の増税のお触れ以来、我が家の暮らし向きは悪くなる
      | 一方。あの人は、生まれたばかりのこの子だけにはひもじい思いを
      | させたくないと食うや食わずで1日中働いていましたが、それでも
      | 一向に暮らしは楽になりませんでした……。
 .   . : :└────v─────────────────────────
         *                            :  : : :.゜ ゜゜ ゜゜ ゜ ゜ ゜
                       :.゜ ゜゜ ゜゜     *
゙″"~ ~ ~ ゙ "" " ゙ ~~ ''';; :;,.,.,_,..,,. ,、,_..,,. ,_.,,.
                        ゙″"~ ~ ~ ゙ "" " ゙ ~~ ''';; :;,.,.,_,..,,. ,、,_..,,. ,_.,,.
                                ∧∧               ゙″"~ ~ ~
                               (゚o ゚;)
            ∧∧                 ( つ U
     || ̄|    (゚- ゚<)                |  ,,)〜
     ||  |    ∩∩ヽ              し'`J
  ,.,.:;:;'"""":;,.    (,,_,,)〜 ハ,,ハ
  """'''''''''''''""         (゚-゚*),,)~
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|       重税に喘ぎながらも子供にだけはひもじい思いをさせまいと        |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|        僅かな食事で昼夜を問わず働いていた事、反乱が起きて、      .|l|
 |i|                                                    |i|
 |l|      子供の未来の為に決死の覚悟で武器を取って立ち上がった事、     |l|
 `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 .  . : :  . ゜  '┌───────────────────────‐
           *.  | …………………………………………………………。
  .   ┌───┴────────────v───────────―
      | ……そして、今年の初め、この王都で戦が起こった時に、
      | あの人は「この子の未来の為に、民を虐げる王を討つ」と、
      | 弓を抱えて革命軍(反乱軍)に加わったのですが……
 .   . : :└────v────────────────────────
         *                            :  : : :.゜ ゜゜ ゜゜ ゜ ゜ ゜
                       :.゜ ゜゜ ゜゜     *
゙″"~ ~ ~ ゙ "" " ゙ ~~ ''';; :;,.,.,_,..,,. ,、,_..,,. ,_.,,.
                        ゙″"~ ~ ~ ゙ "" " ゙ ~~ ''';; :;,.,.,_,..,,. ,、,_..,,. ,_.,,.
                                ∧∧               ゙″"~ ~ ~
                               (゚- ゚;)
            ∧∧                 ( つ U
     || ̄|    (゚-T<)                |  ,,)〜
     ||  |    ∩∩ヽ              し'`J
  ,.,.:;:;'"""":;,.    (,,_,,)〜 ハ,,ハ
  """'''''''''''''""         (゚-゚*),,)~
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|       そして……、王が館から討って出て来た時に、振り回した         |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|           竜牙槍の切っ先が「たまたま」首筋に当たり、           |l|
 `ー────────────────────────────────‐'

161 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/11/07(金) 23:34:33 ID:cMX2qzEg0
        :;:
        :;: ┌────────────────────────‐
        :;: | すまない……、君と、その子の将来を、あの暴虐王から
        :;: | 守ることができなかったよ……。全く敵わなかった……。
        :;: | き、きみは、ど、どう…か……生…き…びて……くれ……。
        :;: └─────────v───────────────
        :;:
        :;:,.,.,_,..,,. ,、,_..∧∧,、,、 ,、,_..,,. ,_,.,_,..,,. ,、,_..,,. ,_,.,_,..,,. ,、,_..,,. ,_,.,_,..,,. ,、,_..,,. ,_
      ,,::"      (ilTO(o゙,,)    ::∧∧::
    ,,::"        /  つ_,0   ::('д゙'il):;,.,.,..
  ,,::"        〜(,,_,,)    ,,:''""""",:'',;:∴;,
,,::"                  ,:''    ,:'':;:;:,;''"
    ∧∧
 ┌(゚-T<)──────────────────────────────
 |   王軍と革命軍が戦った時、乱戦の中で国王の振り回した竜牙の槍に
 |     首の動脈を裂かれ、血まみれになって帰って参りました……。
 |         そして、その日の夕方にそのまま息を……
 └────────────────────────────────
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |i|                                                    |i|
 |l|         最後まで妻子の将来を案じながら息を引き取った事。         |l|
 |i|                                                    |i|
 `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 .  . : :  . ゜  '┌───────────────────────‐
           *.  | そ…………そうだったのか……………………………。
  .   ┌───┴────────────v───────────―
      | ……私が見たところ、あなた様は体格もよろしく、身のこなしも
      | 常人とは思われません。おそらく、王軍の、それもかなり身分の
      | 高いお武家様であるとお見受けしました。
 .   . : :└──────v──────────────────────
         *                            :  : : :.゜ ゜゜ ゜゜ ゜ ゜ ゜
                       :.゜ ゜゜ ゜゜     *
゙″"~ ~ ~ ゙ "" " ゙ ~~ ''';; :;,.,.,_,..,,. ,、,_..,,. ,_.,,.
                        ゙″"~ ~ ~ ゙ "" " ゙ ~~ ''';; :;,.,.,_,..,,. ,、,_..,,. ,_.,,.
                                ∧∧               ゙″"~ ~ ~
                               (゚o ゚;)
                               ( つ U
     || ̄|        ∧∧             |  ,,)〜
     ||  |      r'´(>T -゚)              し'`J
  ,.,.:;:;'"""":;,.  〜(,,_U^U ハ,,ハ
  """'''''''''''''""         (*T-゚),,)~
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
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 |l|            それらの事を、涙ながらにハナンに話したのである。          |l|
 |i|                                                    |i|
 `ー────────────────────────────────‐'

162 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/11/07(金) 23:35:04 ID:cMX2qzEg0
 .  . : :  . ゜ '   : : :.゜ ゜゜ ゜゜ ゜ ゜ ゜       : : :.゜ ゜゜ ゜
          *                                     :.゜ ゜゜ ゜
  .   ┌───────────────────────────‐
      | もし、国王に謁見なされる機会があるならば、どうか私たちの
      | 苦しみを王に訴えて下さい。私たちでは番兵に追い払われ、
      | お目通りすら叶いませんので……。
 .   . : :└──────v─────────────────────
         *                            :  : : :.゜ ゜゜ ゜゜ ゜ ゜ ゜
                       :.゜ ゜゜ ゜゜     *
゙″"~ ~ ~ ゙ "" " ゙ ~~ ''';; :;,.,.,_,..,,. ,、,_..,,. ,_.,,.
                        ゙″"~ ~ ~ ゙ "" " ゙ ~~ ''';; :;,.,.,_,..,,. ,、,_..,,. ,_.,,.
                                ∧∧               ゙″"~ ~ ~
                               (゚- ゚;)
                               ( つ U
     || ̄|        ∧∧             |  ,,)〜
     ||  |      r'´(>T o゚)              し'`J
  ,.,.:;:;'"""":;,.  〜(,,_U^U ハ,,ハ
  """'''''''''''''""         (*T-゚),,)~
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|       その話は、ハナン王に強い衝撃を与えた。今まで百人以上を      |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|        その手にかけて来たハナンだが、殺された相手の事情を        |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|              考えたことは一度も無かったのである。           |l|
 `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                 \
                  \          「王」だから偉い?
                         \
  「反乱兵」だから殺しても良い?\      「王」だから絶対正義?
                           \
     「反乱兵」だから絶対悪?    \          ∧∧
                              \        (゚−゚#)
          ::∧∧::                \━━━と_ハハと i:i:i━
         ::('д゙'il):;,.,.,..             \   ('_゚ ミヽ,,,ヽ〜
        ,,:''""""",:'',;:∴;,              \   ヽ "U´)ミ
       ,:''    ,:'':;:;:,;''"                \ <^< ̄<
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                「 王 」 と は 何 だ ?
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|   王都の戦いの時も、ただ単に、「王は偉いから、逆らう奴は悪い」という   .|l|
 |i|                                                    |i|
 |l|     考えの下、「王」の称号だけを振り回して戦っていたにすぎない。      .|l|
 |i|                                                    |i|
 |l|     自分でも、一体何か良く分かっていない「王」とかというものを……。    .|l|
 `ー────────────────────────────────‐'

163 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/11/07(金) 23:35:35 ID:cMX2qzEg0
―― 16年9月のこと

     ∧∧
  ┌(*゚ー゚)────────────────────────────────
  | さぁ、これより私は王を名乗る。……大村長じゃあ、この唯一至尊の響きは出ん。
  |
  |    ついでに我が種族の各村々を全て纏めて「アフォシリア」を称しよう。
  └────v─∧∧───────────────────────────
          ┌(゙- ゙;)──────────────────
          | (……ハナン様は、見栄っ張りだからなぁ……)
          └─────v───────────────
        ∧∧
       ('(*゚ー゚)')     ∧∧
   ミ""ミ  >   /     (゙- ゙;)
   ミ   ミ(,, つノ        |   U
  ミ,,_____ """ミ'J       |  ,,)〜
  ミ"""""""""""""""ミ    し'`J
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|     そもそも、アフォシリアにおける「王」とは、アフォしぃ族の統一を     |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|     初めて成し遂げたハナンが、それまでの最高位である「村長」より      |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|    偉そうでカッコいい称号が欲しい!という事でデッチあげたものである。  |l|
 `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                      ∧王
                     (゚ー゚*)    .なんとなくカッコいい!
                     (|  |)   .村長より偉い!
                      |   ,,)〜  この世にハナンただ一人!
                      し'`J

                     国  王


                       ∧村
                      (゚- ゚*)    なんだか響きが泥臭くて野暮ったい。
                      |  U   あんまし偉くない!そんな気がする!
                      |   ,,)〜  村の数だけいるから、珍しくも無い。
                      し'`J

                     村  長
                                    ハナン脳内−今まで
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|        で、あるからハナンの頭の中では、今まで「王」とは単純に        |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|         「村長より偉い存在」程度の意味しか持っていなかった。       |l|
 `ー────────────────────────────────‐'

164 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/11/07(金) 23:36:06 ID:cMX2qzEg0

                      ∧王
                     (゚ー゚*)    .種族の一部では無く、全てを率いており、
                     (|  |)   .その過ちは、1村に留まらず種族全体に
                      |   ,,)〜  波及してしまう恐れがある。
                      し'`J

                     国  王


                       ∧村
                      (゚- ゚*)    沢山ある村の中の1村を治めているだけで、
                      |  U   たとえアフォな事をやろうと、種族全体に
                      |   ,,)〜  影響が及ぶ可能性は王よりもかなり低い。
                      し'`J

                     村  長
                                    ハナン脳内−閃き
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|       しかし、ダッテに言われて気がついた。「王」の本質とは、       |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|     「村長より偉い」事などでは無く、「種族全体を束ねている」事であると。   |l|
 `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    我輩ハ 34人目ノ 妾ガ欲シイ!!

    村ノ若イ乙女ヲ 数十人ホド

       連レテ参レ!!

    /\/\  ハァハァ
   (* )゚ 3゚()           …マタデスカ。
   /  つ  つ       ∧∧
 〜(,,  ,っ ,,,)       (゚д゚;) ヽ〜
   (__)_)        U U(,,_つ
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙
    ↑
    └ アフォシリア史上、最も多くの民に逃げられた村長の図。
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|    かつて、統一前のアフォシリアでは、村を治める村長に不満があれば   |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|           至極簡単に他の村に逃げ出す事が出来た。            |l|
 `ー────────────────────────────────‐'

165 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/11/07(金) 23:36:36 ID:cMX2qzEg0


   ┌────‐┐
   |   ↑   . |
   |   年貢  .|
   └──v──┘

        ∧∧
       (#゚O゚)
   ミ""ミ (   つ       ∧∧
   ミ   ミ(,,  ヽ       (゚- ゚;)`ヽ
  ミ,,_____ """ミJJ       (つと,,) ,,)〜
""l""""""""""""""""l      し'`J
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        ↑
        └ その最悪村長より、さらに人望の無い国王の図。
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|    しかし今は、王に不満があるからと言って、逃げ出す事は出来ない。   |l|
 |i|                                                    |i|
 |l| 「アフォシリアから逃げる「という事は、即ち「アフォしぃ族の共同体から逃げる」 |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|             という事を意味しているからである。                .|l|
 `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                                       ノト     |
                                      彳ミ    ノiミ
                       __,,.. .-‐ '''""~~""''' ‐-彡彡ミ .彡ミ..,,____
                  _,..-'''"              彡彡ミミ 彡;;;ミミ    ̄ ~
         __,,.. .-‐ '''""~                  彡彡ミミミミ彡彡ミミミ ____,,..
__,,.. .-‐ '''""~""''' ‐- ...,,____,,.. .-‐ '''""~''''''''''''''''''''''''~""''' ‐-、_ii|__,,.. .-‐''""~
  .,.:,..:..   .,. :,..:.. ,.:,..:..  .... :.:.:...:::. ....  .,.:,..:..   .,.:,..:..  .,.:,..:..  .,.:,. .,.:,..:..  .,.:,..:..   .,.:
 .,.:,..:..  .,.:,..:..  .,.:,..:.. ... ウウウ、ハタケモ ナイ、    .,.:,.   .:..   .,.:,..:..   .,.: .,.:,..:..  .,.
    .,.:   ,..:.. λλ   タベモノモ、ミンカモ ナイ…  ...   ,.:,.   .:..    .,.:,..:..    .,.:,.
.,.:,    ..    (゙'p゙'ili)    .,.   :,..:..     ,..   ,.:,..:..      .,.:,..:..    .,.:,..:..
   .,.:,.      と:;と:;)  .:.,... ,..         ;;,.. ,..        .,.:,      ..:..
    ... ,...    |:;:;メ:;)〜          ... ,..   .     .,.:,..:..          .,.
  ...        し'`ヽ;)      .,.:,..:..                  .,.:,
           ↑
           └ 仲間も無しに流浪するNot狩猟民族の末路の図。
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|    「他種族との交流」だの「亡命」だのの存在しないこの時代において、    |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|       農耕民族が共同体から逃げる事は、即、死を意味していた。      .|l|
 `ー────────────────────────────────‐'

166 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/11/07(金) 23:37:07 ID:cMX2qzEg0



      ∧∧         ∧∧                        コ、コシガ…   ―=三 ≫―l>
      (#゚O゚)|ヽ       (#゚ -゚)/ヽ     @三三三三)    λλ‐-、
    ( つ | )    (  つ≫―l>    ∩(;゚ぺ)∩    (゙'p゙'ili)つ,,)〜
(X)三三三三三| ̄|三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三| ̄|三三三三三三(X)
(X)三三三三三|  |三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三|  |三三三三三三(X)
(X)三三三三三|  |三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三|  |三三三三三三(X)
(X)三三三三三|_|三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三|_|三三三三三三(X)

"'"'"'"'"'"'"''""'"'"'"'"'"'"''""'"'"'"'"'"'"''""'"'"'"'"'"'"''""'"'"'"'"'"'"''""'"'"'"'"'"'"''""'"'"'"'"'"'
:;; ;::; :; :;:; ::; ;:; :;:; :; :; ::; ;:; :;:; :; :; ::; ;:; :;:; :; :; ::; ;:; :;:; :; :; ::; ;:; :;:; :; :; ::; ;:; :;:; :; :; :;:; ;:; :;:; :; :; :; :; :; :; :; :;
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                 ↑
                 └ そして、立ち上がる民衆の図。
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|       で、あるから、民はどんなに苦しくても逃げ出す事などできず、     |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|     いよいよ追い詰められたとなれば死を覚悟で立ち上がるしかない。    |l|
 `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                        王

                        ∧∧
                       (゚−゚*)
                    ━━(i:i:i:i:i゚iつ━━━ミ,,゚`<ニ二>
                       ノノヽ,,,ヽ〜
                        し'`J

                        │
                        │ 影響
                        ↓

      ∧∧      ∧∧      ∧∧      ∧∧      ∧∧      ∧∧
      (゚- ゚*)       (゚- ゚*)       (゚- ゚*)       (゚- ゚*)       (゚- ゚*)       (゚- ゚*)
    ∧∧      ∧∧      ∧∧      ∧∧      ∧∧      ∧∧
    (゚- ゚*)       (゚- ゚*)       (゚- ゚*)       (゚- ゚*)       (゚- ゚*)       (゚- ゚*)

                     天 下 万 民

 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|      ……「王」は、その行動が種族に与える影響が「村長」などとは      .|l|
 |i|                                                    |i|
 |l|       比べ物にならないほど大きい。決して「村長に毛が生えた」      |l|
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 |l|                程度のものでは無いのである。                |l|
 `ー────────────────────────────────‐'

167 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/11/07(金) 23:37:54 ID:cMX2qzEg0
 .  . : :  . ゜ '   : : :.゜ ゜゜ ゜゜ ゜ ゜ ゜       : : :.゜ ゜゜ ゜
          *                                     :.゜ ゜゜ ゜
  .  ゚ ゚  + , . .: :     + , . .: : ':.゜;゜         .゜ ゜゜
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                                    *
 .  . : :  . ゜ '   : : :.゜ *゜゜ ゜゜ ゜ ゜ ゜       : : :.゜ ゜゜ ゜゜ ゜ ゜ ゜
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                       :.゜ ゜゜ ゜゜     *
゙″"~ ~ ~ ゙ "" " ゙ ~~ ''';; :;,.,.,_,..,,. ,、,_..,,. ,_.,,.
                        ゙″"~ ~ ~ ゙ "" " ゙ ~~ ''';; :;,.,.,_,..,,. ,、,_..,,. ,_.,,.
                               ∧∧                ゙″"~ ~ ~
                              (゚- ゚;)
                 ウッウッウ…      U  U
     || ̄|        ,.,..,.,..             |  ,,)〜
     ||  |      r'´(ili>>            し'`J
  ,.,.:;:;'"""":;,.  〜(,,_U^U ハ,,ハ
  """'''''''''''''""         (*T-゚),,)~
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 |l|          その事に、やっとハナンは気がついたのであった……。        |l|
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168 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/11/07(金) 23:38:25 ID:cMX2qzEg0

                            ・

                            ・

                            ・

                    ∧∧
                  ┌(゚ヮ ゚;)─────────────────────
                  | へいか〜、朝ですよ〜、起きて下さ……って、あるぇ?
          ∧∧    └──────────────────v─────
        ┌(*゚| ̄|────────────────────────
        | おおナツコ、良い所に来た。経理の書類を今読み終わった
        | ところだ。……大半を、私と王軍で使ってしまっているな……。
        └────────v──────────────────

                   ∧∧
                   (*゚| ̄|                      ∧∧
        ,,;;''"""""`;;,,   (つ|_|o   三三               (゚ヮ ゚;)')
      ,,;;''       '';;,,〜(,,   ヽ  三三三               と   ノ
    l二二二二二二二二二二lJ`J  | ̄ ̄ ̄|               |   ,,)〜
     |_|          |_|         |      |               し'`ヽ,) ))
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|         翌日の朝、ナツコは驚いた。夜が明けたのでいつもどおりに        |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|         王を起こそうと部屋に向かっていたら、何と王が一人で       .|l|
 |i|                                                    |i|
 |l|          起きて、内政に関する書類を読んでいたからである。         |l|
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169 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/11/07(金) 23:38:56 ID:cMX2qzEg0

          ∧∧
        ┌( *゚ -)────────────────────────
        | これでは、民の暮らしがきつかろう。私は、これより10年間は
        | 贅沢を止め、租税を収穫の三割に改め、民力の回復を図ろう。
        | 王軍も、新兵の補填を中止し、現存の兵500人でかまわん。
        └────────v──────────────────

                   ∧∧               エーット…
                   ( *゚ -)                     ∧∧
        ,,;;''"""""`;;,,   (  つー― 三三              (゚ヮ ゚;)')
      ,,;;''       '';;,,〜(,,   ヽ  三三三              と   ノ
    l二二二二二二二二二二lJ`J  | ̄ ̄ ̄|              |   ,,)〜
     |_|          |_|         |      |              し'`ヽ,)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|          その上、その口からは「10年の間、贅沢は慎む」だの、         |l|
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 |l|       「10年の間、税を三公七民とする」だの、今までの王からは        |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|             考え付かないような発言が連発された。               |l|
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                    ∧∧
                  ┌(゚ヮ ゚;)─────────────────────
                  | へへへ、陛下!何か熱っぽいとか頭がくらくらするとか、
                  |  頭痛、鼻水が止まらないとか、ありませんかッ!?
          ∧∧    └───────────v────────────
        ┌( # -)───────────────
        | 私はいたって元気だ。早くこいつを帰せ。
        └────────v─────────

                   ∧∧     オミャクヲ ハイケン…
                   ( # -)  ◎∧          ∧∧
        ,,;;''"""""`;;,,   (  つと(゚д゚;)         (゚ヮ ゚;)
      ,,;;''       '';;,,〜(,,   ヽ と   )        [l薬lと  )
    l二二二二二二二二二二lJ`J  |   ,,)〜        |   ,,)〜
     |_|          |_|        し'`J          し'`ヽ,)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|            ナツコは、即座に医者を呼んで診察させたが、別に        |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|            熱があったり体調が悪いという訳でもなさそうである。         |l|
 `ー────────────────────────────────‐'

170 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/11/07(金) 23:39:27 ID:cMX2qzEg0


  ワケ     ワカ       ラン
                             ニヤニヤ
   ∧∧    ∧∧   ∧∧       ∧,..,.      ∧∧
   (*゚ ヮ゚)   (*゚ ヮ゚)  (*゚ ヮ゚)      (゚ー゚*)    (゚ー゚*)
  と と )   U  つ  と  つ      ( ∞ )       |  U
   < < <〜  〜) ) )  〜,ヘ  |        |   ,,)〜   |   ,,)〜
   しし'    `JJ    ー' `J         し'`J     し'`J
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|        ……といった表情で、王の部屋から退出してきたナツコを、         |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|          アスターとリスクはニヤニヤしながら出迎えた。           |l|
 `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
       ∧∧
    ┌(;Tヮ゚)────────────‐
    | 王が……ついにおかしくなられた。
    └────────v──∧,..,.───
                   ┌(゚ー゚*)───────────────────────
                   | いや何、ちょっと昨日処方した薬が効き過ぎただけの話さ。
                   └────v─────────────────────

                           ∧,..,.        ∧∧
                 ∧∧       (゚ー゚*)        (゚ー゚*)
                 (;Tヮ゚)      ( ∞ )       |  U
              (,./  |         |   ,,)〜       |   ,,)〜
              と,,)UU        し'`J         し'`J
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
       ∧∧
    ┌( ;゚ ヮ)───────────────────‐
    | ……さては、先日の謁見の際に何かありましたな?
    └────────v──∧,..,.──────────
                   ┌(゚ー゚*)───────────────────────
                   | ふふふ、気にするな気にするな。これから忙しくなるぞ。
                   └────v─────────────────────

                           ∧,..,.        ∧∧
                 ∧∧       (ー^* )       (゚ー゚*)
                 ( ;゚ ヮ)      ( ∞ )         |  U
               (,./   つ       |   ,,)〜       |   ,,)〜
              と,,)U'´        し'`J         し'`J
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

171 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/11/07(金) 23:39:58 ID:cMX2qzEg0


         ∧王
        (゚−゚*)       ∧∧     ∧∧    ∧∧    ∧∧    ∧∧
       oハハと )    ==O(゚ー゚*)=ヽO(゚ー゚*)=ヽO(゚ー゚*)=ヽO(゚ー゚*)=ヽO(゚ー゚*)=ヽ
"゙"~""""~ ('_゚ ミ ,,)〜"""~ヽ  U_| ヽ  U_| ヽ   U_| ヽ   U_| ヽ   U_|"~
        ヽ "U´)ミ     |   ,,)〜  |   ,,)〜   |   ,,)〜   |   ,,)〜   |   ,,)〜
         <^|| ̄<     し'`ヽ,)   し'`ヽ,)   し'`ヽ,)   し'`ヽ,)   し'`ヽ,)


"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |i|                                                    |i|
 |l|               その日から、ハナン王は変わった。              |l|
 |i|                                                    |i|
 `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


     ∧王     ∧∧
    (*゚O゚)    /)゚O゚;)
    ( つ-―-   ヽ  U
  〜(,,   |     |   ,,)〜
    し'`J     し'`J
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~"''∧∧"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙
                             (;゚ -゚)l
゙"~""""~"゙"゙"゙∧∧゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙";:    / つ日ー―――----------------
         (゚- ゚;)`ヽ   ,..,,,. .,,     ;: 〜(,,_,,) l
     l^ヽ===Oと  ,,)〜        ;:
    ._、、|_| ,,..,,. し'`J .. ,,..、.. ,    ;:
                       ;:
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |i|                                                    |i|
 |l|          自ら兵や民を率いて辺境へ赴き、新たな畑の開墾を行い、      |l|
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172 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/11/07(金) 23:40:31 ID:cMX2qzEg0


                                   ∧,..,.      ∧∧
                      パリポリ         ( ;゚ -)    (゚- ゚;)
              ∧∧              ∧∧    |   U    ( ∞ )
     l^ヽ======と(゚д゚;)     種種    (゚0 ゚<)     |   ,,)〜    |   ,,)〜
    ._、、|_| ,,..,,.. ,,..と,,_,,)@ 種種種    0種と,,)@   し'`J      し'`J

 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|     親を亡くした子供や、身寄りの無い老人に蔵を開いて食料を与え、     .|l|
 |i|                                                    |i|
 |l|      王館の片隅で養い、農地の耕し方や、種まきの方法などを教え、     .|l|
 `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


        ∧∧     r――――--、
       (*゚ -゚)   |  議  題  |
   ミ""ミ ( ∞)    |今日の夕飯|  ∧,..,.     ∧∧     ∧∧
   ミ   ミ(,,  ヽ   | 肉 or 魚 . |  (゚д゚;)    (゚- ゚;)     (゚ヮ ゚;)
  ミ,,_____ """ミJJ   `ー―┬―---'   UU ヽ)   UU ヽ)    UU ヽ)
""l""""""""""""""""l    |       (__(__,,つ   (__(__,,つ   (__(__,,つ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|         問題が起これば臣下とよく相談して解決方法を決め、        |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|              決して自らの独断で物事を決済せず、                |l|
 `ー────────────────────────────────‐'

173 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/11/07(金) 23:41:02 ID:cMX2qzEg0

       、       、
     r―'―――----'-、
     | 贅沢は敵だ! |
     `ー――――----'

        ∧∧
        (;T o)        ∧∧
   ミ""ミ ( UU      (゚- ゚*)
   ミ   ミ(,,  ヽ     菜と  )    野菜
  ミ,,_____ """ミJJ      |   ,,)〜 | ̄ ̄ ̄|
""l""""""""""""""""l   し'`J    |      |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |i|                                                    |i|
 |l|         天下の民が平和に暮らせるように行いを正し続けた。         |l|
 |i|                                                    |i|
 `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
      ┌────────────────────‐
      | ねぇねぇ、最近王様まともになったと思わない?
      └───────v─────────────
                     ┌────────────────────‐
                     |  ヴァカ言うな、あんなの人気取りでしかねェ。
                     | 人気取りして、兵集めて、戦争しようって腹だべ。
                     └───────v─────────────

                   ∧∧         ∧∧
                  (*゚ -゚)    从   (゚д゚;)
                 /   |   从: :/  ( ∞ )
               〜(,,_UU   (::( )::)  (つと,,)〜
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|       それでも、最初の1年は民の中に王を信じる者はいなかった。      |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|         モロシーに敗れたので、兵を集めるべく人気取りの為に         |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|        改心したフリをしているだけ、というのが世論の流れであった。      |l|
 `ー────────────────────────────────‐'

174 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/11/07(金) 23:41:33 ID:cMX2qzEg0


      ┌─────────────────────‐
      | ねぇねぇ、このごろ王様まともになったと思わない?
      └───────v──────────────
                     ┌─────────────────────‐
                     | うーん、そう言われればそんな気がしないでも……
                     └───────v──────────────

                   ∧∧         ∧∧
                  (*゚ -゚)    从   (゚д゚;)
                 /   |   从: :/  ( ∞ )
               〜(,,_UU   (::( )::)  (つと,,)〜
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 |l| しかし、内政開始から2年目に入り、民の暮らしに余裕が出来始めて来ると、 |l|
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 |l|           世論の流れも変わり始める。徐々にではあるが、        |l|
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 |l|               王に 輿望が戻り始めて来た。               |l|
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
      ┌────────────────────────‐
      | ねぇねぇ、あの王様だけど、ここ暫くヴァカ言ってないよね。
      └───────v─────────────────
                     ┌─────────────────────‐
                     | まぁ、確かに少し村に活気が戻って来た気も……
                     └───────v──────────────

                   ∧∧         ∧∧          λλ ヨボボ…
                  (*゚ -゚)    从   (;゚д゚)     ハ,,ハ  (゙'p゙'=)、
                 /   |   从: :/  ( ∞ )    (*゚ヮ゚)っ OO、 ヽ〜
               〜(,,_UU   (::( )::)  (つと,,)〜  ~(,,0u,,っ  ┃ し`J
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 |l|       3年目になると、王都で餓える者はいなくなり、路頭に           .|l|
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 |l|     迷っていた者も全て定住して安定した暮らしを送るようになり、        |l|
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 |l|         民も王が本当に改心したのだと、認め始めてきた。          |l|
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175 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/11/07(金) 23:42:06 ID:cMX2qzEg0


,.,.,.,.,.,.,.,..,.,, ,   _|~    _|~    _|~     _|~    _|~    _|~  ,,.,.,.,.,.,.,,.,.,.,.,.,.,..,.,
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;: ;;: ;: :;:; :;:; :; : :;:)                            ノ;: ;;: ;: :;:; :;:; :; ;: ;;: ;:
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 |l|         一方、この数年間でモロシーはすっかり民に嫌われていた。        |l|
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
           ┌───────────────────────―
           | モロシー様、誠に申し上げ難いのでございますが、
           | 今年も兵糧が100石ほど不足しそうでございます……。
           └────────────v───────────
                  マタカ…
             ∧∧
            (ili゚ -゚)             ∧∧
            / UU             (゚o ゚;)
          〜(,,   |              ,ヘ とヽ
            し'`J              U (,,_つ

 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|         と、いうのも食糧と人口に乏しい村しか治めていないのに、     |l|
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 |l|             王軍に対抗できるだけの兵を常備しようとしたので        |l|
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 |l|               すっかり兵糧不足に陥ってしまい、               |l|
 `ー────────────────────────────────‐'

176 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/11/07(金) 23:42:37 ID:cMX2qzEg0


                          ∧王  シャキーン
                         (゚−゚*)
                      ━━(i:i:i:i:i゚iつ━━━ミ,,゚`<ニ二>
                         ノノヽ,,,ヽ〜
                          し'`J

         シャキーン

       ∧∧       ∧∧       ∧∧       ∧∧       ∧∧       ∧∧
     (゚ー゚*)    (゚ー゚*)    (゚ー゚*)    (゚ー゚*)    (゚ー゚*)    (゚ー゚*)
      ∧∧       ∧∧       ∧∧       ∧∧       ∧∧       ∧∧
    (゚ー゚*)    (゚ー゚*)    (゚ー゚*)    (゚ー゚*)    (゚ー゚*)    (゚ー゚*)
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|     「王都を陥としたら返す」という約束で民から食糧を借り入れたのだが、   .|l|
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 |l|    今にも再び反乱が起きそうだと思われた王都はいつのまにか持ち直し、   |l|
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 |l|   ハナン王の輿望も回復し始め、攻めるに攻められぬ状況となってしまい、  .|l|
 `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
       ┌──────────────────────────────‐
       | 毎度申し訳ありませんが、村の皆様に食糧の援助をお願いします。
       | 王軍を、ハナン王を倒した暁には耳をそろえてお返ししますので……
       └───────────v───────────────────
         マタカヨ
     ∧商
    (;゚д゚)                ∧∧
     (o  o                (゚o ゚ili)`ヽ
  〜(,,つと)                (つと,,) ,,)〜
   ミ"""""""""ミ                し'`J
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 |l|      口では「王都を陥としたら返す」と言いながら、一向に王都に兵を      |l|
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 |l|           差し向け攻撃する気配が見えない年が続いたので、         |l|
 `ー────────────────────────────────‐'

177 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/11/07(金) 23:43:08 ID:cMX2qzEg0

      ┌───────────────────────‐
      | ねぇねぇ、モロシーって口だけの詐欺師なんだってね。
      └───────v────────────────
                     ┌──────────────────────‐
                     | らしいな、なんでも借金借りたまま返さないんだとさ。
                     └───────v───────────────

        〜♪       ∧∧         ∧∧          λλ ヨボボ…
     ∧∧           (*゚ -゚)    从   (゚д゚*)     ハ,,ハ  (゙'p゙'=)、
    (*゚ o゚) ハ,,ハ      /   |   从: :/  ( ∞ )    (*゚ヮ゚)っ OO、 ヽ〜
  @(,,_,,) (゙ー゙*),,)~ 〜(,,_UU   (::( )::)  (つと,,)〜  ~(,,0u,,っ  ┃ し`J
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|       民はこの「攻める攻める詐欺」にすっかり愛想を尽かし、          |l|
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 |l|        その悪評は4年目には王都へと届くまでになっていた。           |l|
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

             ∧∧           ∧,..,.        ∧∧
            (゚−゚*)          (゚- ゚*)     (゚- ゚*)     ∧∧     ∧∧
<二ニ>´゚,,ミ━━Oハハと i:i:i━━━   __ハハと i:i:i    __ハハと i:i:i   (゚- ゚*)   (゚- ゚*)
           ('_゚ ミヽ,,,ヽ〜   ('_゚ ミヽ,,,ヽ〜 ('_゚ ミヽ,,,ヽ〜 ( 人 ^ヽ  ( 人 ^ヽ
            ヽ "U´)ミ      ヽ "U´)ミ     ヽ "U´)ミ  , |  -|lニ) , |  -|lニ)
             <^|| ̄<        <^|| ̄<      <^|| ̄<   <,_し`ヽ,)_,,ヽ<,_し`ヽ,)_,,ヽ
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|     モロシーの悪評を聞き、反乱軍とヒギャクードの民の心が完全に     |l|
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 |l|        離れたと知ったハナン王は、アスターとリスクを副将とし、        |l|
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 |l|           再びヒギャクードの村を攻める軍を起こした。          |l|
 `ー────────────────────────────────‐'

178 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/11/07(金) 23:44:18 ID:cMX2qzEg0

         −..ニ:'' ⌒:)`,
                                       -ー ''"  ̄..⌒゙ ヽ
                                    -=ニ´ -‐_,,.. -‐ = ニ ')


                           ___
                         /li∧il\
        r‐,,..,-.,-,,.,.___,.,.,.-、__,.-.,_i-i-i__|il,二n二,li|..i-i-i,____, ,.._.-.,.,,.,__,.-., ,.._.-.,.,,.,__,.-.,
        /:/':/:::::丿:::::丿:/::::::丿:: :ヾ::::::/   `、::: ハ:::ヾ:::`:::ヽ:::、_::/:::,ソ  >::ノ、::ハ:丿::`、
      /:/ :ノ:: :: :/: :/: . {: :: :.''゙ヾ:::::::\:: ^ノ  ノ::ヽ::::::::、ヽ、::: ....丿:::;ヾノヽ,_/:-/::ト;:、:::ヽ. :;}
   . ..::.:/:/::::::丿:: :ヾ::/: ::/: . {: ヾ:::::::\/::ト;(  (ヾ:::`:::ヽ:::ハ:丿::、::ハ:丿::、:::: :: : :{: : :: : ::ヽ:: :\:.::.:::.. ..
、 :: :: :. :. .゙:. : ..`⌒::ー ‐ ‐- - -=ニ´ -‐_,,.. -‐ = ニ '':: ー- 、... __ ⌒‐_、_::- −..ニ ⌒゙''::ー =、::'' ⌒:)`::.::.::.:..
: `.:  :.‐=、 .....ニ..⌒ ‐.:  :.‐゙''::ー =、::'' ⌒:)`ヽ -ー) )''"  ̄..⌒゙ ヽ、_ _‐_,,.. -‐ = ニ '':: ー- 、... __ ::' .... )::.::.::.:..
: `::ー =ニ..⌒ ‐、_::- −..ニ ⌒゙'':`ヽγ  ,. ':  '`ヽ'´:. :`ヽ   :  ';  ̄..⌒゙ ヽ、_ __゙'':`ヽγ  ,. ': ヽ_,,. - ‐‐::‐-
::.::.::.:.. :: : ヽ ‐:、 )...,. -=、':⌒ー:、く(´ ::.  '  .... )::ニ ⌒ヽ_,,. - ‐‐::‐-.:''⌒丶、 ::_ ,,...、ー 、' .:  :.‐=、 .....`ヾ、..
.:''⌒丶、 ::_ ,,...、ー 、' .:  :.‐=、 .....`ヾ、.... .: .:`⌒((.:ー 、´      _ ..... __'`ヽ'´:. :`ヽ   : '`ヽ'´:. :`ヽ::.:.:..::.::.:.:
::.:.:.:. : : ',_ :.:. ` 、 `ヽ   ,. ':´ '`ヽ'´:. : `ヽ .   :)  '; .._´`:⌒´__....... _ `ヽ_,,. - ‐‐::‐-'`ヽ'´:. :`ヽ. :.:.: ..:.: :..::
    |i|ー────────────────────────────────'|i|
    |l|         ヒギャクードへと進撃を開始した王軍には、4年前のような       |l|
    |i|                                                    |i|
    |l|           不穏な空気は、もはや微塵も感じられなかったという。          |l|
    `ー────────────────────────────────‐'

179 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/11/07(金) 23:44:56 ID:cMX2qzEg0
┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━┓
┃呆┃アフォシリア王国                      ┃☆★★★★★★┃同盟:−    仇敵:−
┣━┻━┳━━━┳━━━┳━━━┳━━━┳━━━╋━━━━┳━━┻━━━━━━━━━━━┫
┃能  力┃身 04 ┃統 07 ┃知 03 ┃政 05 ┃繁 09 ┃合計 28 ┃建国王ハナン 支持率: 71%
┣━━━┻━━━┻━━━┻━━━┻━━━┻━━━┻━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総人口:23000人 総兵力:3200人
┣━━━━━━━─国土─┓4コマ12村 総収穫:小麦20400石/年
┣━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┣━━┯━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━┫総人口:11200人
┃林野│ τ−3  │山頂の王都 アフォシリア           ┃総兵力:600人
┣━━┷━━━━┷━┳━━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┣━─街─┓ η−7  ┃アフォシリア:建国王ハナン|人口:6700 兵力:600 収穫:小麦3800石/年
┣━━━━┻━━━━╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┣━─村─┓ δ−3  ┃ネコムシア|人口:1500 収穫:小麦1800石/年
┣━━━━┻━━━━╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┣━─村─┓ β−8  ┃エクスタシア|1400 収穫:小麦1700石/年
┣━━━━┻━━━━╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┣━─村─┓ ι−10 ┃スカティロシア|人口:1600 収穫:小麦2000石/年
┣━━━━┻━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃風踊る飛竜の高原:風属性を強化、炎、水、地属性を弱化。進軍にかなりの時間がかかる。
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総生産:小麦9300石/年 青銅50kg/月 銀20kg/月 金10kg/月
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┣━━┯━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━┫総人口:10000人
┃森林│ χ−3  │東の都 イストアルカード           ┃総兵力:2200人
┣━━┷━━━━┷━┳━━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┣━─街─┓ ζ−3  ┃イストアルカード:大臣ダッテ|人口:5800 兵力:1000 収穫:小麦3800石/年
┣━━━━┻━━━━╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┣━─村─┓ ε−8  ┃東の村 ミミモギード|人口:1200 兵力:1200 収穫:小麦2700石/年
┣━━━━┻━━━━╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┣━─村─┓ β−5  ┃西の村 オテュテンサ|人口:1100 収穫:小麦1600石/年
┣━━━━┻━━━━╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┣━─村─┓ ι−8  ┃南の村 アンヨーク|人口:1000 収穫:小麦1200石/年
┣━━━━┻━━━━╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┣━─村─┓ ι−2  ┃北の村 ポンポート|人口:900 収穫:小麦800石/年
┣━━━━┻━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃水の都:造船、貿易、商業が発達しやすい。同緯度の地域より比較的温暖。
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総生産:小麦10100石/年 魚200食/日 青銅20kg/月 銀10kg/月 金5kg/月
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

180 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2008/11/07(金) 23:45:29 ID:cMX2qzEg0
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┣━━┯━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━┫総人口:900人
┃荒地│ τ−5  │荒野の町 カクメートン          ┃総兵力: −
┣━━┷━━━━┷━┳━━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┣━─村─┓ ε−2  ┃カクメートン|人口:800 収穫:小麦700石/年
┣━━━━┻━━━━╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┣━─村─┓ γ−7  ┃シータイン|人口:100 収穫:小麦200石/年
┣━━━━┻━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃不毛の荒野:農業が発展しにくい。進軍に時間がかかる。
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総生産:小麦900石/年
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┣━━┯━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━┫総人口:200人
┃山岳│ σ−2  │寒村 ヒギャクード                ┃総兵力:400人
┣━━┷━━━━┷━┳━━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┣━─村─┓ δ−3  ┃ヒギャクード|人口:200 兵力:400 収穫:小麦100石/年
┣━━━━┻━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃フィヨルド地帯:農業が発展しにくい。進軍に時間がかかる。山岳地帯に船で上陸できない。
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総生産:小麦100石/年 魚100食/日
┣━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┠───┘24年05月:状況:王軍、出撃

┃なんやかんやで改心したハナン王は、4年の間民をいたわり国力を蓄える事に専念した。
┃その為、最近ではハナン王に対して少しずつ輿望が戻り始めている。

┃一方、4年の間兵糧攻めにされたも同然のモロシー軍は、もうボロボロ。民にも嫌われ、
┃そこを王軍に付かれる形となっってしまった。
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃Go to next episode l> Episode - 27「モロシーの最後」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┌─┬──────────────────────┐
|呆|アフォしぃ                               |
├─┴─┬────────────────────┘
│国  王|アフォシリア家  建国王ハナン     23才
├───┴───┐統:95 武:100+7 知:73 政:71 魅:77
├───┬───┴────────────────
│家  臣|ダッテ                     22才
├───┴───┐統:56 武:42 知:71 政:79 魅:76
├───┬───┴────────────────
│当  主|ハニャライト家  アスター ・ ハニャライト 20才
├───┴───┐統:78 武:97 知:32 政:15 魅:82
├───┬───┴────────────────
│当  主|ダッコレフト家  リスク ・ ダッコレフト 20才
├───┴───┐統:91 武:79 知:70 政:75 魅:65
├───┬───┴────────────────
│工人長|ベビーシア家  ナツコ ・ ベビーシア  23才
├───┴───┐統:25 武:27 知:76 政:51 魅:49
┝━━━┯━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━
│一  代|モロシー                    25才
├───┴───┐統:75 武:12 知:67 政:62 魅:64
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181 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/11/08(土) 23:17:48 ID:uFFtSr/2P
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            ||| 不思議な音が鳴るようになってから四日目の朝。    |
            |」_______________________|

182 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/11/08(土) 23:18:43 ID:uFFtSr/2P

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'川 /|ノル' ノルバl 彡ハ///vw彡|i!|,,;.、,:'゙、,:' ,:;゙ヽ,;., (=(, ゚∀゚);i;;'、  . .. .゛゙ . .. !,i丿'、...
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             ||| 暗闇の森から、「奇矯なる音人」が帰って来た。::::|
             |」_____________________|

183 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/11/08(土) 23:19:55 ID:uFFtSr/2P
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               / ̄\_______________________/ ̄\
               |     |ROGUSTO /STORY/OF/               |     |
               \_/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\_/
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         |     |20:奇矯なる音人・第三話                       :|     |
         \_/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\_/
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               |     |21年1月                           |     |
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184 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/11/08(土) 23:21:08 ID:uFFtSr/2P
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             \_WWWWWWWWWWWWWW/
             ≫                 ≪
             ≫ 俺様、帰ってきました! ≪
             ≫                ≪
             /MMMMMMMMMM.MMMM \
    _‐''          ''‐、,,,,、‐''''~        \
_,,、‐''~               ~''、          ''‐、_  __ _ _   _  _ __   _ _
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185 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/11/08(土) 23:22:19 ID:uFFtSr/2P

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レ'r'"´ `ヾヽ       、;.,_', ,'|l! r'ゞ,'     `ヾ  l_  _________  .__l
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l!/ (⌒;.,;.         ;、.,;ll! l|.ヽ|i!l| lv/;.,、__,.:;;. ノ  `|  |             |  |
|、wv从/l'|、wv从/l'|、wv从/l';.,'|l! l|. |i!l| |i!|.'|i!|' 、.,;'゙:、.,;.::゙.|  |             |  |
川 /|ノル'川 /|ノル' ノルバl 彡ハ///vw彡|i!|,,;.、,:'゙、,:' ,:;: |  |         /□\  |
VjjNw/〃lVjjNw/〃レ'ヘ  lル'/vwjj/从jj/彡彡,..|i!|,,,,,,_ |  |        (=(, ゚∀゚) |
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                                 │つーわけでー…
                                  '─────────

186 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/11/08(土) 23:23:25 ID:uFFtSr/2P





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!|,,;.、,:'゙、,:' ,::::|  |         /□\  |  ______√ ̄ ̄ ̄ ̄
彡,..|i!|,,,,,_ |  |        (=(, ゚∀゚) |
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      _|_|_      |'''''''''||''''| :::|_
      |:::::::::::::::::|      (_(_:):::::::::::::|

187 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/11/08(土) 23:24:33 ID:uFFtSr/2P

 ,――――───────
│新しい魔術師様だ…
 '─v─────────
 ,――――────────────────
│リリ・ススみたいな奴じゃなきゃいいんだが…
 '──────────v─────────
              ,――――────────
             │戦争起こされても困るし。
              '──────v─────
 ,――――────────────────────
│ケーリュケイオン様一人でやり続けるのも大変だし…
 '──────v─────────────────




  /■\  /■\  /■\   /■\
 (´Д` ) (・Д・`,) (´Д` )  (・Д・ )
 (    ) (    ) .(    )  (    )
 | | |  .| | |  .| | |  | | |
 (_(_)  (_(_) .(_(_)  .(_(_)

188 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/11/08(土) 23:25:42 ID:uFFtSr/2P




 ̄ ̄ ̄Z__
        `───わりぃ!大師んとこに顔出したいから、案内してくんね?





  /■\て /■\て /■\て /■\て
 (´Д` ) (・Д・`,) (´Д` )そ(・Д・ )そ
 (    ) (    ) .(    )  (    )
 | | |  .| | |  .| | |  | | |
 (_(_)  (_(_) .(_(_)  .(_(_)

「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 遠目に彼を見ていた野次馬に奇妙な声が届く。   |
|」______________________|

189 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/11/08(土) 23:27:01 ID:uFFtSr/2P




   \  話しかけられたワッショイ  /
              \  ヤバイよワッショイ  /

   +   /■\  /■\  /■\   /■\ +
      ( ;´∀`∩(・∀・∩) (,,;・∀・) (;;´∀`)
 +  (( (つ   ノ(つ  丿 (つ  つ (  つ つ  +
       ヽ  ( ノ ( ヽノ   ) ) )   人 ヽノ
       (_)し'  し(_)  (_)_)  (__(__)




 ̄ ̄ ̄Z__
        `───えーと…聞こえてる?

 ,――――────────────────────
│モチのロンです閣下。案内いたします閣下。
 '─v────v────v────v─────────
 シャキーン   シャキーン   シャキーン  シャキーン
  /■\て /■\て /■\て /■\て
 (´Д` ) (・Д・`,) (´Д` )そ(・Д・ )そ
 (    ) (    ) .(    )  (    )
 | | |  .| | |  .| | |  | | |
 (_(_)  (_(_) .(_(_)  .(_(_)

190 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/11/08(土) 23:28:08 ID:uFFtSr/2P
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 周りの連中が不審な目を向けてくる中、彼らは男をケーリュケイオンの館まで案内した。   |
||| 不思議なことには、男が幾ら喋っても四人以外の人間には聞こえていない様子であった。 ::::|
|」_______________________________________|

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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄       ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

                      へぇー随分発展したんだなぁー
           ______√ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    /□\  √
   (=(, ゚∀゚)         /■\  /■\  /■\   /■\
   /''''''''||'''|          ( ´Д`) (,´・Д・) ( ´Д`)  ( ・Д・)
   |'''''''''||''''|          (    ) (    ) .(    )  (    )
   |'''''''''||''''|          人 γヽ  人 γヽ  人 γヽ  人 γヽ
   (_(_:)          (__人__ノ  (__人__ノ  (__人__ノ  (__人__ノ



   ヒソヒソ                    ヒソヒソ
  /■\  /■\ /■\      /■\ /■\ /■ヽ
 (  ´Д) (Д・  )(Д゚  )     (,,,  'Д)(  ’д)(д゚ )
 (    ) (    )(    )     (     ) (    )(   )

191 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/11/08(土) 23:29:30 ID:uFFtSr/2P

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                ,――――────────────
               │ここがケーリュケイオン様の館です。
                '──────v─────────

                                いやぁ!すまねぇな!助かった!
                     ______√ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
              /□\  √
             (=(, ゚∀゚)     /■\  /■\  /■\   /■\
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             |'''''''''||''''|     | | |  .| | |  .| | |  | | |
             (_(_:)     (_(_)  (_(_) .(_(_)  .(_(_)

192 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/11/08(土) 23:30:41 ID:uFFtSr/2P

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l,,;;;;;;l,,;;;;;;l,,;;;;;;l| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|l,,;;;;;;l,,;;;;;;l,,;;;;;;l,,
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                ,――――────────────────
               │魔術師様、一つお聞きしてよろしいですか。
                '──────v────────────

                        なんだ?何でも答えるぜ!?
                         √ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                      ..√  ,――――──────────────────────
                      /  │一体ケーリュケイオン様に何の御用があっておいでですか。
                     ./    '────v─────────────────────
              /□\  √
             (=(, ゚∀゚)     /■\  /■\  /■\   /■\
             /''''''''||'''|     (´Д` ) (・Д・`,) (´Д` )  (・Д・ )
             |'''''''''||''''|     (    ) (    ) .(    )  (    )
             |'''''''''||''''|     | | |  .| | |  .| | |  | | |
             (_(_:)     (_(_)  (_(_) .(_(_)  .(_(_)

193 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/11/08(土) 23:31:54 ID:uFFtSr/2P



                      用ねぇ……
                    √ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


                 /| ̄ ̄ ̄|\
                /  |     |  \
              /    |___|    ヽ
             /  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~`、
             |___|    ○     ○   |
             |___|             :::::|
             |   |     \__/ :::::::|
             \  \      \/  ::::::/
              /'''''''''''''''''''||||||'''''''''''''''''''''''''`、
              /      ||||||        、
             /       ||||||         l
             |'''''''''''''''''''''''''||||||'''''''''''''''''''''''''''''''|
             |       llllll         |
             |       llllll         |
             |''''''''''''''''''''''''''llllll'''''''''''''''''''''''''''''''''|


「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 無表情な笑みを浮かべる仮面の奥では、彼は何も言わなかった。  |
|」_____________________________|

194 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/11/08(土) 23:33:02 ID:uFFtSr/2P




デュラデュラデュラデュラデュラデュラデュラデュラデュラデュラデュラデュラデュラ

                                       ,,
                  /| ̄ ̄ ̄|\           ,,::::'
                 /  |     |  \      ...,,::;;;;;;:''
               /    |___|    ヽ ;;;;;,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:''
              /  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~`、 ;;;;;;;;;;;;;''  ..
              |___| l|  |   l|  i!i!    | ;;;;;;;;'' ..,::;;''
              |___|    i!   l|  l   :::::| ;;:::''::;;;;;;''
              |   | l|  l   l   i!  l :::::::|;;;;;;;::''
              \  \   |      l   ::::::/
               /'''''''''''''''''''||||||'''''''''''''''''''''''''`、
               /      ||||||        、
              /       ||||||         l
              |'''''''''''''''''''''''''||||||'''''''''''''''''''''''''''''''|
              |       llllll         |
              |       llllll         |
              |''''''''''''''''''''''''''llllll'''''''''''''''''''''''''''''''''|

              「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
              ||| そして唐突に───── ::::::|
              |」_____________|

195 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/11/08(土) 23:34:15 ID:uFFtSr/2P

            ,――――────────────
           │彼の夢を、広げてやるためさ…
            '─────v─────────


                             ,√
                 /| ̄ ̄ ̄|\   /
                /  |     |  \  _人/    バチッ!
              /    |___|    ヽ `⌒ヽて
             /  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~`、    ノ'
             |___|   -─     ―-  |
             |___|             :::::|
             |   |     ───'  :::::::|
             \  \          ::::::/
              /'''''''''''''''''''||||||'''''''''''''''''''''''''`、
              /      ||||||        、
             /       ||||||         l
             |'''''''''''''''''''''''''||||||'''''''''''''''''''''''''''''''|
             |       llllll         |
             |       llllll         |
             |''''''''''''''''''''''''''llllll'''''''''''''''''''''''''''''''''|

     「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
     ||| ───ひどく穏やかな表情で、ひどく穏やかに言った。  ::::|
     |」_________________________|

196 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/11/08(土) 23:35:21 ID:uFFtSr/2P

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l,,;;;;;;l,,;;;;;;l,,;;;;;;l| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|l,,;;;;;;l,,;;;;;;l,,;;;;;;l,,
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
            /  ドンドンドン  大師ーいますかぁー!  \
      /  おれおれ、おれですよー!  \
                    /  仕官させてくれぇーー!  \

      「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
      ||| 彼は館の扉を叩いた。手も触れずに叩いた音と声が聞こえた。:|
      ||| 全く穏やかとは言えない訪いの入れ方であった。          |
      |」___________________________|

              /□\
             (=(´ー`)     /■\  /■\  /■\   /■\
             /''''''''||'''|     (´Д` ) (・Д・`,) (´Д` )  (・Д・ )
             |'''''''''||''''|     (    ) (    ) .(    )  (    )
             |'''''''''||''''|     | | |  .| | |  .| | |  | | |
             (_(_:)     (_(_)  (_(_) .(_(_)  .(_(_)

197 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/11/08(土) 23:36:46 ID:uFFtSr/2P

     「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
     ||| 全く奇矯な魔術師だった。   :|
     |」_____________|


                   ●


                   ●


                   ●


                   ●


                   ●


                   ●

198 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/11/08(土) 23:38:00 ID:uFFtSr/2P


 ,――――――───────
│大師!ただ今帰りました!
 '――v――――――────
 ,――――――――――─────────
│我が名は『奇矯なる音人─ユラル・クェア』
│…どう!?カッコいいですよね!?
 '――v―――──―───―――――──
 ,――――――──────
│仕官させてくださいっ!
 '――v――――――───

                            ./□\
  /□\                      (´Д` )
 (=(, ゚∀゚)                    /~~~~~~\
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199 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/11/08(土) 23:39:07 ID:uFFtSr/2P

                      ,――――――──────
                     │・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
                      '―――――v―――───

                            ./□\
  /□\                      (´Д` )
 (=(, ゚∀゚)                    /~~~~~~\
 /''''''''||'''|                     | | ╂ | |
 |'''''''''||''''|             .       . ~~|    |~~
 |'''''''''||''''|                      〈二〈二=〉
 (_(_:) __________|二二二二二二二二二二二
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   「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
   ||| ケーリュケイオンは呆れて物も言えなかった。 ::::|
   |」_____________________|

200 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/11/08(土) 23:40:16 ID:uFFtSr/2P

「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| かといって、何も言わないわけにもいかないので、聞いた。 ::|
|」__________________________|


         ,――――――───────────────────────
        │近頃低い唸りのような音が聞こえていたが、あれは卿の所業か。
         '――――――――──────v──────────────

                            ./□\
  /□\                      (´Д` )
 (=(, ゚∀゚)                    /~~~~~~\
 /''''''''||'''|                     | | ╂ | |
 |'''''''''||''''|             .       . ~~|    |~~
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 (_(_:) __________|二二二二二二二二二二二
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: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :

201 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/11/08(土) 23:41:27 ID:uFFtSr/2P

 ,――――――─────────────────────
│ええ!そのとおりです!なかなか良い音だと思いませんか!
 '―v―――――――──────────────────

┏━━━━┓■■                                  ┏━┓┏┓
┗━━━┓┃                                      ┗━┛┃┃
│      ┃┃                        ┏━━━━━┓      ┃┃
│      ┃┃┏┻┓┏┻┓┏┻┓┏┻┓┗━━━━━┛┏━━┛┃
│      ┗┛    ┃    ┃    ┃    ┃              ┗━━━┛
│                /
                /
                            ./□\
  /□\                      (´Д` )
 (=(, ゚∀゚)                    /~~~~~~\
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 (_(_:) __________|二二二二二二二二二二二
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: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :

「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 言うなり突然彼から音が聞こえ出した。                    |
||| どうやらこの奇怪な男は、本当に魔術師であるらしかった。    :::|
|」____________________________|

202 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/11/08(土) 23:42:42 ID:uFFtSr/2P

         ,――――――─────────────────────────
        │わかった。卿を我が魔法官として招聘しよう。もっと良い音を鳴らせよ。
         '――――――――──────v────────────────
 ,――――――──────────────
│『モチのロンです閣下』…うおっしゃあああ!
 '―v―――――――───────────

                            ./□\
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 (_(_:) __________|二二二二二二二二二二二
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┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━┓
┃飯┃三都連合                      ┃☆☆☆☆★★★★★★┃同盟:−    仇敵:−
┣━┻━┳━━━┳━━━┳━━━┳━━━┳┻━━┳━━━━┳━━┻━━━━━━━━━━━┫
┃能  力┃身 04 ┃統 08 ┃知 05 ┃政 07 ┃繁 05 ┃合計 29 ┃ラデル他二名 支持率:86%
┣━━━┻━━━┻━━━┻━━━┻━━━┻━━━┻━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総人口:18940人 総兵力:930人
┣━━━━━━━─国土─┓4コマ3村 総収穫:小麦16800石/年 米11600石/年
┣━━━┯━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┠───┘21年1月:状況:奇矯なる音人の登場

┃戦争によって二人の魔法官を失った南方村に、新たな魔術師が現れ、仕官した。
┃「奇矯なる音人」ことユラル・クェアの登場である。

┃後にこの魔術師が、三都連合の一角たる巨大な魔法国家の歴史を作り上げることになろうとは、
┃この時、誰が予想し得ただろうか。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

203 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/11/08(土) 23:43:53 ID:uFFtSr/2P
┌─┬──────────────────────┐
|飯|おにぎり                            |
├─┴─┬────────────────────┘
│統治者|開拓王ラデル
├───┴───┐統:75 武:61 知:21 政:15 魅:88
├───┬───┴────────────────
│政務官|ラフハーン
├───┴───┐統:22 武:16  知:57 政:75 魅:38
┝━━━┯━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━
│執政官|ラーラロ
├───┴───┐統:12 武:5  知:67 政:92 魅:72
├───┬───┴────────────────
│都  督|バウェツ
├───┴───┐統:75 武:96 知:21 政:15 魅:29
┝━━━┯━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━
│大  師|賢者ケーリュケイオン
├───┴───┐統:21 武:12 知:93 政:64 魅:59
├───┬───┴────────────────
│魔法官|ユラル・クェア
├───┴───┐統:32 武:10 知:96 政:89 魅:48
└───────┴────────────────

204 :白茶  ◆1gz0SP9xx2 :2008/11/08(土) 23:45:07 ID:uFFtSr/2P




___________________________ _ _  _   _  _   _
                    \
                      \    To Be Continued ─────
                        \______________ _ _  _   _  _   _
                            /      /
                          /      /\
                        /      /    \
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                                  \      \
                / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄  ̄   ̄    ̄   ̄    ̄
              /  「 奇 矯 な る 音 人 」 終 了   ! i ! i ! !  i   !   !
            /
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄  ̄   ̄    ̄   ̄    ̄



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