【5:530】『読みました』報告・海外編Part.4 - 1 名前:名無しのオプ 2008/09/23(火) 01:16:41 ID:DxjtKqnN
- 落ちたみたいなんで新スレ。
「感想」の書き方は自由です。 前スレ:『読みました』報告・海外編Part.3 http://love6.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1141910665/l50
- 521 名前:名無しのオプ :2009/11/02(月) 12:20:34 ID:fwS44dON
- 個人メールでやれやクソが。
- 522 名前:名無しのオプ :2009/11/02(月) 12:24:50 ID:svmOk5Rj
- 書斎って全然「悠々と」してないんだなあw
- 523 名前:名無しのオプ :2009/11/03(火) 03:35:41 ID:sfzM1/c0
- 書斎さ〜ん。
>>521 さんが「>>520 さんにメアドを教えてやれ!」ってさ。
- 524 名前:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2009/11/03(火) 08:12:01 ID:kdgB1ql1
- 実は俺もかねてから「六番目の男」を読みたいと思うているのだが、
いまだ入手出来ず、そこで久々にフランク・グルーバーの「コルト拳銃の謎」を読んでみた。 西部の無法者ジェッシー・ジェームズが愛用したコルト拳銃をめぐる事件 を描いたいわゆる軽ハードボイルド・ミステリである。 ハードボイルドとユーモア・ミステリと聞くと、水と油的に思うていたが、 本作を読むと、書き方によっては見事にマッチングするのがわかる。 しかも、ハメット風の会話主体の物語進行で描写を徹底して刈り込んだ スタイル、主人公(ジョニーとサムのセールスマンコンビっていうか、 日本風に言えば香具師風な営業)も、 報酬目当てに見ず知らずの女からこれも見ず知らずの男を殴ることを 引き受けたり(これが冒頭)、曰く因縁付きの拳銃を横流しして金をせしめたり等々、陽性のキャラゆえにビビッドに感じさせないものの、 結構、悪な面もあり、これは後のネオハードボイルド的なんである。 正義の士ぺリイ・メイスン・シリーズで知られるガードナーをハードボイルド 系統の作家に入れることもあるが、文体、キャラ設定、そしてストーリー展開等、どれを見ても、グルーバーの方がはるかにハードボイルド作家と言い得るかと思う。 主人公のひとり、ジョニー・フレッチャーは正に営業マンの鏡的存在、 本作のラストも、ハードボイルドの主人公らしいと共に (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 525 名前:名無しのオプ :2009/11/03(火) 13:44:49 ID:Pm1rgAw8
- さすが論考の切れ味は鋭いなあ。某三流ライターは百回熟読すること。
- 526 名前:名無しのオプ :2009/11/03(火) 13:48:49 ID:v6rS59Zz
- どこが鋭いのかは絶対に指摘しないw
- 527 名前:読後感 ◆VkkhTVc0Ug :2009/11/05(木) 20:23:47 ID:mcws9aoF
- 「ミスター・ディアボロ」アントニー・レジューン(扶桑社)
夜のキャンパスで夕食を取っていたとある学会の面々。 話が現地に伝わる怪談に及んでいた時、中庭に謎の人影が。 シルクハットを被りマントをなびかせるその人物こそかつて “悪魔の小道”で姿を消したという怪人ミスター・ディアボロであった。 怪人を追う面々を嘲笑うかのようにミスター・ディアボロは またしても“悪魔の小道”で姿を消してしまう。そして同じ夜、 目撃者の一人が密室で殺された。現場に居合わせた外務官僚アリステアは かつての上司アーサーに助力を乞い事件に立ち向かう。 最初ロースンかと思ったら、冒険ものスパイものの書き手が 一作だけものした本格ミステリだそうで、 「そういうものは必ずいいんです」(by乱歩)。 個々のトリックを分析してしまえば前例に突き当たるけれども、 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 528 名前:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2009/11/07(土) 11:17:39 ID:IFZQfZz3
- カーター・ディクスン「赤後家の殺人」を読了。
「部屋」が「人」を殺すのか? 謎の設定だけは魅力的ながら「つまらない」という感は変わらずといった ところか。 本作を評価するレスもあるが、評価基準不明な誤った言と言い得る。 怪奇性が濃いと評されることが多い作だが、それは第一の殺人が発生する 100頁弱程度(第4章)までのことであり、(宇野氏(以下「うの」と略す) の名調子による訳文もあって、ここまでは怪奇なムードでサスペンスフルに 読ませる)、作中で怪談話ではない旨が繰り返し述べられているとおり、 以後は合理的な解決を目指した推理が展開される。 だが、展開から見て声の成り代わりは予想出来る範囲であり、 ジョンらしい破天荒ぶりも無い密室殺人のトリックにはがっくりさせられる。 これならマスターズの糸を使用した名探偵コナン風な糸を使用した外れ推理の 方がまだ面白さがあるし、後年の魔女藁や墓場貸のようなトンデモの方が、 あざとい魅力があると言えるかも。 そして、後出し(ガイシャの歯医者通い等)の手がかりが多いのは (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 529 名前:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2009/11/08(日) 10:55:29 ID:Q/SNNJpo
- フランク・グルーバー「ゴースト・タウンの謎」を読んだ。
西部小説得意な作家がOK牧場の決闘でおなじみトゥームストン近郊の ゴーストタウンの鉱山をメーンな舞台とした作であり、 「コルト拳銃の謎」(これはグルーバーのミステリ作品中の 最高傑作との話もある)が意外に楽しめ、 何年か前に読んだ「フランス鍵の謎」(ジョニー&サム・シリーズ第1作) も悪くはなかった記憶があるので、期待して手にしたのだが・・・ 会話主体の短い作にもかかわらず、人物がごちゃごちゃし過ぎだし、 折角、西部史の名舞台を背景にしながら、「コルト拳銃・・・」のように史実が 濃密に事件に絡んで来ず、銀鉱巡る争闘に終始するのも残念だ。 広大な北米大陸でご都合な主義な出会いの展開が多いのが目立ち過ぎ、 ミステリとして興を甚だしく殺ぐものあり、 むしろ読ませどころは、後半の鉱山に閉じ込められたジョニー&サムコンビの 脱出劇、これに続く西部劇まがいのガンファイト等の冒険アクションで あろうか。
- 530 名前:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2009/11/08(日) 10:56:18 ID:Q/SNNJpo
- クレイグ・ライス「大はずれ殺人事件」を読んだ。
前に紹介した日本でわりと人気があるノンキャラ作品 「スイートホーム殺人事件」よりも、謎解きミステリとしてはマローン弁護士とジェイク&ヘレン夫妻を主人公にしたシリーズものの代表作である本作の方が高い評価もあり。 なるへそ、「スイート・・・」がホームドラマ的に女流ミステリ作家一家の 軽快な日常風景描写からスタートするのに対して、 大人ばかりの世界である本作は序盤から群衆の中の殺人、 これに関連した殺人宣言とコテコテのミステリ展開である。 舞台はウィンディ・シティのシカゴ (奇しくも最近読んだ作ではフランク・グルーバーの「コルト拳銃の謎」も 同じ舞台、繰り返しその寒さが強調されるシーンがあったけ。 他にも、フレドリック・ブラウンの傑作人情噺風ミステリ「シカゴ・ブルース」 も忘れ難い)。 登場人物の考えオチの洒落た掛け合い、 終盤はカーアクションとガンファイト(?)ありと、 いかにもアメリカン・ミステリという感もあるが、 実は「スイートホーム・・・」と同様に連続殺人の真相はダークでヘビーな (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
|